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マジで?「クロスカントリー」「スキージャンプ」の違い!ノルディックスキーを解説

健康・スポーツ

冬季オリンピックでノルディックスキーを見ていると、「クロスカントリーとスキージャンプって何が違うの?」と混乱したことはありませんか?

私も以前、テレビで冬季五輪を観戦していたとき、どちらもスキーを履いている映像を見て、「これってどっちの競技?」と家族に聞かれて答えられず恥ずかしい思いをしました。両方ともノルディックスキーという種目に分類されますが、実は競技内容が全く異なるんです。

この記事では以下がわかります。

・ クロスカントリー・スキージャンプの明確な定義

・ それぞれの競技の特徴と見分け方

・ 実際の使用例と体験談

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「クロスカントリー」とは

クロスカントリーとは、雪原に設営されたコースでスキーとポール(ストック)を使い、平地や登り、下りを含む長距離を滑走してタイムを競う冬季オリンピックの競技です。 正式には「クロスカントリースキー」と呼ばれ、ノルディックスキーに分類されます。

クロスカントリーの最大の特徴は、平地や登り坂も滑ることです。 アルペンスキーのように斜面を下るだけでなく、スキーヤーが自ら推進力を生み出して前に進みます。そのため、スキー板のかかとは固定されておらず、つま先だけがビンディング(金具)で固定される構造になっています。

競技距離は短いもので1.5キロメートル、長いものでは50キロメートルにも及びます。ポールも推進力を生む重要な道具で、肩の高さ近くまである長いものを使います。 クロスカントリー選手は脚だけでなく、腕も使ってスピードを出すのです。

クロスカントリーが使用されるシーンには以下のようなものがあります。

・ 冬季オリンピックのクロスカントリー競技(男子・女子)

・ ワールドカップや世界選手権

・ スキーアスロン(クラシカル走法とフリー走法の複合)

・ スプリント(短距離レース)

・ リレー種目

・ ノルディック複合の後半種目

・ バイアスロンの滑走部分

私の友人がクロスカントリーの愛好家で、「マラソンよりきつい」と言っていました。平地で時速20キロメートル以上のスピードを維持しながら、登り坂では全身の筋肉を使って前に進む必要があるそうです。彼が参加した市民大会では、10キロメートルのコースを約40分で走破しましたが、翌日は全身筋肉痛で動けなかったとか。特に腕の筋肉が異常に疲れるらしく、ポールで雪面を押す力がいかに重要かを実感したそうです。

クロスカントリーには「クラシカル走法」と「フリー走法(スケーティング)」の2つの技術があります。クラシカル走法は、雪上につけられた2本の溝の中をスキーを交互に滑らせる伝統的な走法です。フリー走法は走法に制限がなく、アイススケートのように足を開いて滑るスケーティング技術を使います。フリー走法の方がスピードが出るため、現在の国際大会ではフリー走法が主流です。

クロスカントリーは約4,500年前から北欧で雪上移動の手段として使われていた歴史があり、すべてのスキー競技の原点とも言える種目です。1924年の第1回冬季オリンピック(シャモニー)から正式種目として実施されています。

「スキージャンプ」とは

スキージャンプとは、雪上に設置されたジャンプ台から助走して空中に飛び出し、飛距離と飛行中・着地時の美しさを競う冬季オリンピックの競技です。 ノルディックスキーに分類され、「バッケン」とも呼ばれます(ノルウェー語でジャンプ台の意味)。

スキージャンプの最大の特徴は、高いジャンプ台から飛び出して空中を飛ぶことです。 ジャンプ台はノーマルヒル(K点90メートル)、ラージヒル(K点120メートル)、フライングヒル(K点185メートル以上)などに分かれており、選手は最大で200メートル以上も飛ぶことがあります。

採点は「飛距離点」と「飛型点」の合計で決まります。飛距離点はK点(建築基準点)を基準に計算され、K点に到達すると60点が与えられます。飛型点は5人の審判が20点満点から減点方式で採点し、最高点と最低点を除いた3人の合計(60点満点)が加算されます。 飛行中の姿勢、着地の美しさ、着地後の滑走姿勢などが評価対象です。

スキージャンプが使用されるシーンには以下のようなものがあります。

・ 冬季オリンピックのスキージャンプ競技(男子・女子・混合団体)

・ ワールドカップや世界選手権

・ 個人ノーマルヒル、個人ラージヒル

・ 団体戦(4人チーム)

・ ノルディック複合の前半種目

・ スキージャンプ週間(ヨーロッパの伝統的大会)

私の夫がスポーツ映像のディレクターをしていて、スキージャンプの撮影について話を聞きました。選手がジャンプ台から飛び出す瞬間は時速90キロメートル以上に達し、空中では時速100キロメートルを超えるそうです。カメラマンは選手の動きを追いかけるため、着地地点まで複数のカメラを配置しなければならず、特に風が強い日は選手の軌道が予測しにくく撮影が非常に難しいとか。また、選手が転倒すると大怪我につながるため、緊張感のある撮影現場だと言っていました。

スキージャンプで使用するスキー板は、幅が広くて長く、軽いのが特徴です。 これにより空気抵抗を利用して落下を遅らせ、より遠くへ飛べるようになっています。また、クロスカントリーと同じく、かかとは固定されずつま先のみが固定される構造です。ただし、スキージャンプではポール(ストック)は使用しません。

スキージャンプの起源は1840年頃のノルウェー・テレマーク地方で、スキーで遊んでいる際に自然発生的に競技となったと伝わっています。最も美しい着地姿勢を「テレマーク姿勢」と呼ぶのは、この地名に由来しています。

選手の体重管理も重要な要素で、スキー板の長さは選手のBMI(体格指数)に応じて決められています。 これは過度な減量による健康被害を防ぐためのルールで、体重が軽すぎる選手は短い板しか使えません。

2つの違いを比較

クロスカントリーとスキージャンプの最も大きな違いは、競技の内容そのものです。

クロスカントリーは雪原を長距離滑走してタイムを競う持久力系の競技で、スキージャンプはジャンプ台から飛んで飛距離と美しさを競う瞬発力系の競技です。 この根本的な違いにより、求められる能力、使用する道具、競技時間など、あらゆる面で異なります。

求められる身体能力も全く異なります。 クロスカントリーは長距離を走る持久力、平地や登りで推進力を生む筋力、そして長時間スピードを維持する心肺機能が必要です。一方スキージャンプは、ジャンプ台を高速で滑り降りる勇気、空中でバランスを保つ技術、そして恐怖に打ち勝つ精神力が求められます。

私の友人がウィンタースポーツのコーチをしていて、**「クロスカントリーはマラソンランナー、スキージャンプは体操選手に近い」**と言っていました。クロスカントリー選手は細身で持久力に優れた体型、スキージャンプ選手は軽量で空中感覚に優れた体型が理想だそうです。実際、クロスカントリーの選手は10キロメートルを約30分で走破する持久力を持ち、スキージャンプの選手は数秒間の空中で完璧なフォームを維持する集中力を持っているとか。

使用する道具も大きく異なります。 クロスカントリーでは細くて軽いスキー板と、肩の高さ近くまで届く長いポールを使います。ポールは推進力を生む重要な道具です。スキージャンプでは幅が広くて長いスキー板を使い、ポールは使用しません。空中での空気抵抗を利用するため、板の形状が全く異なるのです。

競技時間も大きな違いがあります。 クロスカントリーは短い種目で約3分、長い種目では2時間以上かかります。選手は長時間にわたって全身の筋肉を酷使します。対してスキージャンプは、助走開始から着地まで約10秒程度です。一瞬の集中力と技術がすべてを決める競技です。

コースの構造も全く異なります。 クロスカントリーは平地、登り、下りを含む数キロメートルから数十キロメートルのコースを使います。自然の地形を活かした起伏のあるコースが特徴です。スキージャンプは人工的に作られたジャンプ台を使い、助走路、踏切台、着地斜面から構成されます。

採点方法の違いも重要です。クロスカントリーは純粋にゴールまでのタイムで順位が決まります。最も速くゴールした選手が優勝です。スキージャンプは飛距離点と飛型点の合計点で順位が決まり、さらに風の影響(ウインドファクター)やスタート位置(ゲートファクター)も考慮されます。

オリンピックでの実施状況は、両方とも1924年の第1回冬季オリンピックから男子種目が実施されています。女子種目は、クロスカントリーが1952年から、スキージャンプが2014年から実施され、クロスカントリーの方が早く女子種目が採用されました。

ノルディック複合での役割も異なります。 ノルディック複合は、スキージャンプとクロスカントリーを組み合わせた競技です。前半にスキージャンプで得点を稼ぎ、その得点差をクロスカントリーのタイム差に換算して、後半のクロスカントリーで勝負が決まります。つまり、スキージャンプは「得点を稼ぐ種目」、クロスカントリーは「最終順位を決める種目」という異なる役割を持っています。

覚え方・区別のコツ

クロスカントリーとスキージャンプを見分けるコツは、「ジャンプ台があるかどうか」を見ることです。

テレビで見たとき、大きなジャンプ台が映っていたらスキージャンプ、平坦なコースや森の中を滑っていたらクロスカントリーと判断できます。 この見分け方なら一瞬で区別がつきます。スキージャンプは高さ数十メートルのジャンプ台が印象的で、クロスカントリーは自然の中を長距離滑る姿が特徴的です。

もう1つの覚え方として、**「クロスカントリー=走る」「スキージャンプ=飛ぶ」**と覚えるのも効果的です。クロスカントリーは英語で「Cross-Country」、つまり「野や丘を横切る」という意味で、長距離を走ることを表しています。スキージャンプは文字通り「ジャンプ」なので、空中に飛ぶ競技です。

ポールの有無で覚える方法もあります。 クロスカントリーは長いポールを使いますが、スキージャンプはポールを使いません。選手を見たとき、ポールを持っていたらクロスカントリー、持っていなかったらスキージャンプです。

私がスキー場でノルディックスキーのエリアを見学に行ったとき、クロスカントリーのコースは森の中を続く細い道で、ハイキングコースのような雰囲気でした。一方、スキージャンプ台は遠くからでも見える巨大な構造物で、圧倒的な存在感がありました。実際に見ると、両者の違いが一目瞭然です。

競技時間で覚えるのも一つの方法です。 クロスカントリーは数分から2時間以上かかる長時間の競技、スキージャンプは約10秒で終わる短時間の競技です。テレビ中継で、長時間選手を追いかけている映像ならクロスカントリー、一瞬で終わる映像ならスキージャンプです。

また、日本人選手の活躍度で覚えることもできます。 スキージャンプは日本のお家芸で、オリンピックで多くのメダルを獲得しています。葛西紀明選手、高梨沙羅選手、小林陵侑選手など有名選手が多数います。一方クロスカントリーは、日本ではまだメダル獲得には至っておらず、ヨーロッパ勢が圧倒的に強い競技です。

間違えやすいポイント

クロスカントリーとスキージャンプで最も間違えやすいのが、「どちらもノルディックスキーだから似ている」と思い込むことです。

確かに両方ともノルディックスキーに分類され、スキー板のかかとが固定されていないという共通点があります。 しかし、競技内容は全く異なります。クロスカントリーは持久力の競技、スキージャンプは瞬発力と技術の競技で、まったく別のスポーツと考えた方が良いほどです。

もう1つよくある間違いが、「スキージャンプもコースを滑る」と思い込むケースです。 スキージャンプでは、ジャンプ台の助走路を滑り降り、踏切台から飛び出して着地斜面に降りるだけです。クロスカントリーのように長距離のコースを滑ることはありません。ジャンプ台とその周辺だけで競技が完結します。

私の友人が冬季オリンピックを見ながら、「クロスカントリーの選手もジャンプするの?」と聞いてきました。これもよくある誤解で、クロスカントリーにはジャンプは一切ありません。 平地や登り、下りを含むコースを滑走するだけで、ジャンプ台から飛ぶことはありません。

また、「ノルディック複合は2つの競技を合わせただけ」という誤解もあります。確かにスキージャンプとクロスカントリーを組み合わせていますが、単純に合計するのではありません。ジャンプの得点をクロスカントリーのタイム差に換算し、時間差スタートで行うという複雑なルールがあります。ジャンプで上位の選手が先にスタートし、クロスカントリーでゴールした順位が最終順位になるのです。

「どちらが難しいか」という質問もよく受けますが、これは比較できません。 クロスカントリーは長時間の持久力と全身の筋力が必要で、マラソンのような過酷さがあります。スキージャンプは高所から飛び出す恐怖に打ち勝つ精神力と、空中でのバランス感覚が必要です。求められる能力が全く異なるため、どちらが難しいとは言えないのです。

用具についても誤解があります。「スキー板は同じでしょ?」と思われがちですが、全く異なります。 クロスカントリーのスキー板は細くて軽く、平地や登りで推進力を得やすい構造です。スキージャンプのスキー板は幅が広くて長く、空気抵抗を利用して遠くへ飛べる構造です。形状も目的も全く違うのです。

採点方法の違いも重要です。クロスカントリーは純粋なタイムレースで、最も速い選手が優勝します。スキージャンプは飛距離だけでなく、飛行中の姿勢や着地の美しさも採点され、さらに風の影響やスタート位置の調整も加わります。 この複雑な採点システムを理解していないと、「なぜ飛距離が長い選手が負けたの?」と疑問に思うことがあります。

オリンピックでの歴史についても混同しやすいポイントです。両方とも1924年の第1回冬季オリンピックから男子種目が実施されていますが、女子種目の採用時期は大きく異なります。クロスカントリーは1952年から女子種目がありますが、スキージャンプは2014年からと、60年以上の差があります。

よくある質問

Q1:クロスカントリーとスキージャンプはどちらが先にオリンピック種目になったの?

両方とも1924年の第1回冬季オリンピック(シャモニー)から正式種目として実施されています。 どちらもノルディックスキーの伝統的な種目で、冬季オリンピック最古参の競技です。女子種目の採用はクロスカントリーが1952年、スキージャンプが2014年と大きな差があります。

Q2:日本人選手はどちらの競技で活躍しているの?

日本はスキージャンプで多くのメダルを獲得しています。 1998年の長野オリンピックでは団体金メダル、個人でも複数のメダルを獲得しました。葛西紀明選手、高梨沙羅選手、小林陵侑選手などが有名です。クロスカントリーでは、オリンピックでのメダル獲得はまだありませんが、着実に競技力を向上させています。

Q3:ノルディック複合ってどういう競技?

ノルディック複合は、スキージャンプとクロスカントリーを組み合わせた複合競技です。 前半にスキージャンプを行い、その得点差をクロスカントリーのタイム差に換算します。ジャンプで上位の選手から順に時間差スタートし、クロスカントリーでゴールした順位が最終順位になります。「King of Ski(キング・オブ・スキー)」と呼ばれる高度な競技です。

Q4:画面で見分けるポイントは?

ジャンプ台が映っていたらスキージャンプ、平坦なコースや森の中を滑っていたらクロスカントリーです。 また、選手がポールを持っていたらクロスカントリー、持っていなかったらスキージャンプです。競技時間も大きく異なり、数秒で終わるのがスキージャンプ、数分以上続くのがクロスカントリーです。

Q5:なぜどちらも「ノルディック」と呼ばれるの?

北欧(ノルディック)地方で発祥・発展したスキー競技だからです。 ノルディックスキーには、クロスカントリー、スキージャンプ、ノルディック複合が含まれます。これらはすべて、かかとが固定されていないスキー板を使用するという共通点があります。対して、アルペンスキーはかかとが固定される構造で、斜面を高速で滑降する競技です。

Q6:クロスカントリーのクラシカル走法とフリー走法って何?

クラシカル走法は雪上の2本の溝の中をスキーを交互に滑らせる伝統的な走法で、フリー走法は走法に制限がなくスケーティング技術を使う走法です。 クラシカル走法では滑り止めワックスを塗りますが、フリー走法では塗りません。現在の国際大会ではスピードの出るフリー走法が主流ですが、クラシカル走法の種目も残されています。

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まとめ

クロスカントリーは雪原に設営されたコースを長距離滑走してタイムを競う持久力系の競技で、平地や登りも含む数キロメートルから数十キロメートルを走ります。 細くて軽いスキー板と長いポールを使い、脚だけでなく腕も使って推進力を生み出します。競技時間は数分から2時間以上で、マラソンのような過酷さがあります。

スキージャンプはジャンプ台から飛び出して飛距離と美しさを競う瞬発力系の競技で、助走開始から着地まで約10秒程度です。 幅が広くて長いスキー板を使い、ポールは使用しません。飛距離点と飛型点の合計で順位が決まり、風の影響やスタート位置も考慮されます。日本のお家芸として知られ、多くのメダルを獲得しています。

両方ともノルディックスキーに分類され、かかとが固定されていないという共通点がありますが、競技内容は全く異なります。 次の冬季オリンピックでは、「ジャンプ台があるかどうか」「ポールを持っているかどうか」を見て、それぞれの競技の魅力を楽しんでください!