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「伯母」「叔母」「小母」の違いと正しい使い分け方

生活・文化

「おば」と呼ぶ人って、実は漢字で書くと3種類もあるって知っていましたか?私も子どもの頃は全く意識していなかったのですが、年賀状を書くときや結婚式の招待状を作るときになって、初めて「あれ?どっちの漢字を使うんだっけ?」と悩んでしまいました。

「伯母」「叔母」「小母」、どれも同じ「おば」と読むのに、実は意味が全然違うんです。特に親戚関係を表す場面では、間違った漢字を使ってしまうと失礼にあたることもあります。

この記事では、30代の主婦である私が実際に調べて理解した、これら3つの「おば」の違いや使い分け方について、わかりやすく解説していきます。小学生のお子さんでも理解できるように、簡単な言葉で説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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「伯母」とは

伯母とは、あなたのお父さんやお母さんの「お姉さん」にあたる人のことを指します。つまり、親よりも年上の姉妹のことですね。

例えば、お父さんに2人の姉がいたとします。その2人のお姉さんはあなたにとって伯母にあたります。同じように、お母さんにお姉さんがいれば、その人も伯母です。

伯母という漢字の「伯」という字には、「年上」「長男・長女」という意味が含まれています。昔の中国では、兄弟姉妹を年齢順に「伯、仲、叔、季」と呼んでいたそうで、その文化が日本にも伝わってきたんです。

私の場合、お父さんにお姉さんが1人いるので、その人は私にとって伯母になります。子どもの頃は何も考えずに「おばちゃん」と呼んでいましたが、大人になってから年賀状を書くときに、初めて「伯母」という漢字を使うべきだと知りました。

ちなみに、お父さんやお母さんの兄のお嫁さんも、同じように伯母と呼びます。血縁関係だけでなく、結婚によって家族になった人も含まれるんですね。

「叔母」とは

叔母とは、あなたのお父さんやお母さんの「妹」にあたる人のことです。伯母とは逆で、親よりも年下の姉妹を指します。

例えば、お母さんに妹がいる場合、その妹さんはあなたにとって叔母になります。お父さんに妹がいても同じです。

叔母の「叔」という字には、「年下」「末っ子に近い」という意味があります。伯母の「伯」が年上を表すのに対して、叔母の「叔」は年下を表しているんです。

私の実家では、お母さんに妹が1人いるので、その人が私の叔母にあたります。年齢が近いこともあって、昔からとても仲良くしてもらっていました。結婚式の招待状を作るときに、席次表に「叔母」と書くべきか「伯母」と書くべきか迷って、母に確認したことを覚えています。

お父さんやお母さんの弟のお嫁さんも、叔母と呼びます。この点も伯母と同じで、血縁関係がなくても結婚によって家族になった人は叔母です。

覚え方としては、「叔母の『叔』には『少』という字が入っている」と考えると、年少=年下というイメージで覚えやすいかもしれません。

「小母」とは

小母は、伯母や叔母とは全く違う意味で使われる言葉です。小母とは、血縁関係のない、よその年配の女性を親しみを込めて呼ぶときに使います。

例えば、近所に住んでいる知り合いのおばさんや、お店で働いているおばさんなど、親戚ではない女性を「小母さん」と呼ぶわけです。子どもが大人の女性に対して使うことが多い表現ですね。

私の子どもも、近所の仲良しのおばさんのことを「○○のおばちゃん」と呼んでいますが、これを漢字で書くなら「小母さん」になります。

ただし、実は「小母」という漢字は常用漢字表には載っていないんです。そのため、普段の生活ではひらがなで「おばさん」と書くことがほとんどです。年賀状やメールなどでも、血縁関係のない人に対しては「おばさん」とひらがなで書くのが一般的ですね。

小母の「小」には、「ちいさい」という意味があり、親しみや敬意を込めた表現として使われています。伯父と叔父に対しても、血縁関係のない男性には「小父さん」という言葉があります。

「伯母」と「叔母」の見分け方

伯母と叔母を見分けるポイントは、とてもシンプルです。それは「自分の親より年上か、年下か」という点だけです。

お父さんやお母さんの姉妹で、親よりも年上なら伯母、親よりも年下なら叔母と覚えておけば間違いありません。

父方か母方かは関係ありません。お父さん側でもお母さん側でも、年上なら伯母、年下なら叔母です。

私が年賀状を書くときに実践している見分け方は、家族に確認することです。「お父さんのお姉さんだから伯母」「お母さんの妹だから叔母」と、一度確認してメモしておけば、次からは迷わずに書けます。

もし年齢がわからない場合は、親に直接聞いてしまうのが一番確実です。特に結婚式の席次表や正式な書類を作るときは、間違えると失礼にあたるので、しっかり確認することをおすすめします。

ちなみに、同じ親の姉妹でも、長女は伯母、末っ子は叔母というように、複数いる場合はそれぞれ違う漢字を使います。お父さんに姉と妹がいる場合、姉は伯母、妹は叔母となるわけです。

「小母」の使い方

小母は、血縁関係のない女性に対して使う言葉ですが、実際には使う機会はあまり多くありません。

日常会話では「おばさん」とひらがなで言うことがほとんどですし、文章でも「おばさん」とひらがなで書くのが一般的です。

私自身、子どもに「近所の小母さんに挨拶しなさい」と言うことはなく、「近所のおばさんに挨拶しなさい」とひらがなで言っています。

小母という漢字を使う場面があるとすれば、文学作品や特別な文章を書くときくらいでしょうか。例えば、昔の小説などでは「小母さん」という表記を見かけることがあります。

ただ、この言葉の存在を知っておくことで、伯母や叔母との違いがより明確になります。「親戚なら伯母か叔母、親戚じゃないなら小母」という区別ができるようになるからです。

もし誰かから「おばさんって漢字でどう書くの?」と聞かれたときに、「血縁関係があるかないかで変わるんだよ」と説明できると、ちょっと物知りな印象を与えられるかもしれませんね。

使い分けの具体例

実際の場面でどう使い分けるか、具体例を見ていきましょう。

年賀状を書く場合を考えてみます。お父さんのお姉さんに年賀状を送るなら、「伯母様」と書きます。お母さんの妹に送るなら、「叔母様」と書きます。近所の仲良しのおばさんに送るなら、「おばさん」とひらがなで書くか、名前で「○○さん」と書くのが自然です。

結婚式の招待状や席次表を作るときも同じです。親族欄に記載する場合は、きちんと伯母か叔母かを区別して書く必要があります。私が結婚式を挙げたときは、親族全員の続柄を確認してリストを作りました。

お葬式の香典袋や法事の案内状なども、正式な場面では正しい漢字を使うことが大切です。特に親族間でのやり取りでは、間違った漢字を使うと「常識がない」と思われてしまうこともあります。

私の経験では、義理の家族に関する書類を書くときが一番気を使いました。夫の父の姉は「伯母」、夫の母の妹は「叔母」と、しっかり確認してから書類を作成しました。

子どもの学校行事で親族を紹介する場面でも、口頭では「おばちゃん」で済みますが、書類に記入する場合は正しい漢字を使うようにしています。

間違えやすいポイント

伯母と叔母を間違えやすいポイントがいくつかあります。

一番多いのが、「父方の親族は伯母、母方の親族は叔母」という勘違いです。これは完全に間違いで、父方でも母方でも、年上なら伯母、年下なら叔母です。

私も最初はこの勘違いをしていて、お父さん側の親族を全員「伯母」と書いていたことがあります。後から「お父さんの妹は叔母だよ」と指摘されて、慌てて書き直した思い出があります。

もう一つの間違いやすいポイントは、年齢が近い場合です。例えば、お母さんとお母さんの妹が3歳しか離れていないと、どっちが年上かわからなくなることがあります。この場合も、必ず確認するようにしましょう。

また、義理の関係になると混乱することもあります。お父さんの兄のお嫁さんは伯母ですが、これは兄が親より年上だからです。お父さんの弟のお嫁さんは叔母になります。血縁関係ではなく、結婚した相手の兄弟の年齢で判断するというのがポイントです。

パソコンやスマホで変換するときも要注意です。「おば」と入力すると、伯母と叔母の両方が候補に出てきます。何も考えずに最初の候補を選んでしまうと、間違った漢字を使ってしまう可能性があります。

よくある質問

Q1. 同じ年齢の場合はどうなるの?

もしお父さんとお父さんの姉妹が同い年だったら、どちらを使えばいいのか迷いますよね。実は同い年ということは基本的にないのですが、もし双子だった場合は、先に生まれた方が年上とみなされます。つまり、お父さんより先に生まれていれば伯母、後に生まれていれば叔母となります。ただし、実際にはこういったケースは非常に稀なので、普段の生活で困ることはほとんどないでしょう。

Q2. 書類で迷ったときはどうすればいい?

正式な書類や招待状などで、伯母か叔母か判断できない場合は、必ず家族に確認しましょう。特に結婚式の席次表や法事の案内など、親族が目にする書類では、間違いがあると失礼にあたります。確認が難しい場合は、ひらがなで「おば」と書くという方法もあります。ひらがななら間違いではないので、無理に漢字を使う必要はありません。

Q3. 口頭で言うときはどうすればいい?

話し言葉では「おばちゃん」や「おばさん」と言えば十分です。わざわざ「伯母さん」「叔母さん」と区別して発音する必要はありません。どちらも「おば」と読むので、会話の中では区別がつきません。漢字の使い分けが必要になるのは、文字で書くときだけです。普段の会話では、親しみを込めて「おばちゃん」と呼べば問題ありません。

Q4. 再婚した親の新しい家族はどうなる?

お父さんやお母さんが再婚した場合、新しい配偶者の姉妹も伯母や叔母になります。この場合も、血縁関係に関係なく、あなたの親より年上なら伯母、年下なら叔母です。例えば、お父さんが再婚した相手にお姉さんがいれば、その人はあなたにとって伯母になります。家族の形は様々ですが、基本的な考え方は同じです。

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まとめ

「伯母」「叔母」「小母」の違いは、実はとてもシンプルです。

伯母は、あなたの親より年上の姉妹のこと。叔母は、あなたの親より年下の姉妹のこと。そして小母は、血縁関係のないよその女性のことです。

見分け方のポイントは、「親より年上か年下か」だけ。父方か母方かは関係ありません。伯母の「伯」は年上、叔母の「叔」は年下と覚えておけば、もう迷うことはないでしょう。

年賀状や結婚式の招待状など、正式な書類を作るときは、正しい漢字を使うことが大切です。もし迷ったときは、家族に確認するか、ひらがなで「おば」と書くという方法もあります。

この記事を読んで、少しでも「おば」の使い分けに自信が持てたら嬉しいです。次に年賀状を書くときや、正式な書類を作るときに、ぜひ参考にしてみてくださいね。