野球中継で、「延長戦」「タイブレーク」という言葉を聞いたことはありませんか?
私も以前、WBC2023の試合を見ていて、「9回同点で延長戦に入ります」というアナウンスの後、すぐに「タイブレークです」と言われて、「延長戦とタイブレークって違うの?」と混乱したことがあります。どちらも試合が続くことを表す言葉ですが、実は意味や方式が全く違うんです。
この記事では以下がわかります。
・ 延長戦・タイブレークの明確な定義
・ それぞれの特徴とルールの違い
・ WBC2023での実際の使われ方
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「延長戦」とは
戦い抜いた先に待っていた高校野球延長戦。#阿部葉太 選手#横浜高校 pic.twitter.com/wk9lLs8Tc4
— ひっし野球垢 (@89cameroman) January 26, 2026
延長戦とは、規定のイニング(通常9回)が終わって同点の場合に、勝敗が決まるまで試合を続けることです。 引き分けを避けるため、またはルール上引き分けが認められていない場合に行われます。
延長戦という言葉は、野球だけでなく様々なスポーツで使われます。「延長10回」「延長12回まで」「延長戦に突入」といった表現があります。
延長戦の最大の特徴は、通常の試合と同じルールで続行されることです。 9回終了時の状態から、そのまま10回、11回と続いていきます。特別なルールは適用されず、普通の試合と同じように進みます。
延長戦が使用されるシーンには以下のようなものがあります。
・ プロ野球の公式戦(最長12回まで)
・ WBCなどの国際大会
・ 高校野球の決勝戦
・ 日本シリーズやクライマックスシリーズ
・ MLB(メジャーリーグ)の試合
私の友人が野球ファンで、「延長戦はドラマが生まれる」と言っていました。彼が見た試合では、延長11回までもつれ込み、最後にサヨナラホームランで決着がついたそうです。通常のイニングと同じルールなので、投手も打者も全力で戦い、緊張感が最高潮に達するとか。延長戦は野球の醍醐味だと言っていました。
日本のプロ野球(NPB)では、延長は最長12回までと決まっています。 12回を終えても同点の場合は引き分けとなります。これは選手の疲労を考慮したルールです。
一方、WBCやMLBなどの国際大会では、引き分けが認められていないため、延長戦に時間制限はありません。ただし、WBCでは2013年の第3回大会から、延長戦にタイブレーク制度が導入されました。
「タイブレーク」とは
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— 静岡ガス (@shizuokagas_pr) November 27, 2025
このほど #静岡ガス杯 スーパージュニア学童軟式野球大会が行われ、 #静岡レッドソックススポーツ少年団(静岡市)が優勝しました✨
決勝戦はタイブレークまでもつれ込む大熱戦!
今年も小学生球児の活躍が光る大会となりました☺️ pic.twitter.com/eW8EVLZN1O
タイブレークとは、試合が均衡状態のときに決着をつけるための特別なルールのことです。 野球の場合は、規定の最終回を同点で迎えた際に、ランナーを置いた状態から攻撃を開始する方式を指します。
タイブレークという言葉は、英語の「tiebreaker(同点を破るもの)」から来ています。「タイブレーク制」「タイブレーク方式」といった表現があります。
タイブレークの最大の特徴は、ランナーを置いた状態から始まることです。 WBC2023では、延長10回から無死二塁でスタートします。通常の試合とは異なる特別なルールが適用されます。
タイブレークが使用されるシーンには以下のようなものがあります。
・ WBC(第5回大会2023年は延長10回から)
・ MLB(2020年から延長10回から無死二塁)
・ 高校野球の地方大会(無死一、二塁から)
・ 社会人野球の一部大会
・ オリンピック野球
私の知人がWBC2023を観戦していて、「タイブレークは劇的」と言っていました。延長10回に入った瞬間、いきなり無死二塁からスタートするため、得点が入りやすく、すぐに決着がつくそうです。彼が見た試合では、タイブレーク1回目の裏でサヨナラヒットが出て、延長10回で試合が終わったとか。タイブレークは試合時間短縮に効果的だと言っていました。
WBC2023のタイブレークルールは以下の通りです。 9回を終えて同点の場合、10回以降は無死二塁から攻撃を開始します。打順は9回終了時から引き継ぎ、先頭打者の直前の打順の選手、またはその代走が二塁走者となります。
タイブレークが導入された理由は、試合時間の短縮です。延長戦が長引くと、選手の疲労が蓄積し、次の試合に影響が出ます。国際大会では連戦が続くため、選手の体調管理が重要です。
2つの違いを比較
延長戦とタイブレークの最も大きな違いは、ルールと開始方法です。
延長戦は通常の試合と同じルールで続行されます。 9回終了時の状態から、そのまま10回、11回と続いていきます。無死無走者から攻撃を開始し、普通のイニングと同じように進みます。
タイブレークは特別なルールが適用されます。 延長の最初から無死二塁(またはWBCでは無死二塁)でスタートし、得点が入りやすい状況を作ります。試合時間を短縮し、早期決着を促すルールです。
私の友人が野球解説者で、「延長戦は通常、タイブレークは特別」と言っていました。延長戦は普通の野球が続くだけですが、タイブレークは最初からランナーがいる特殊な状況だそうです。延長戦は選手の実力が試され、タイブレークは戦術が重要になるとか。
WBC2023のルールを見てみましょう。 9回を終えて同点の場合、延長戦に突入します。しかし、従来のような通常の延長戦ではなく、10回からすぐにタイブレーク制を実施します。つまり、「延長戦=タイブレーク」という構造です。
歴代WBCのタイブレークルールの変遷もあります。 第3回大会(2013年)では延長13回からタイブレーク、第4回大会(2017年)では延長11回から無死一、二塁、第5回大会(2023年)では延長10回から無死二塁となっています。回を追うごとに、タイブレーク開始が早まっています。
MLBと日本のプロ野球の違いもあります。 MLBは2020年から延長10回以降に無死二塁のタイブレークを採用していますが、日本のプロ野球(NPB)は通常の延長戦を継続し、最長12回までで引き分けとなります。タイブレークは採用していません。
覚え方・区別のコツ
延長戦とタイブレークを使い分けるコツは、「ランナーの有無」に注目することです。
無死無走者から始まるなら「延長戦」(通常の延長)、無死二塁から始まるなら「タイブレーク」です。
もう1つの覚え方として、「延長戦=普通の続き」「タイブレーク=特別ルール」と覚えるのも効果的です。それぞれの特徴を理解すれば、使い分けがスムーズになります。
WBCでの覚え方もあります。 WBC2023では、9回同点なら延長戦に入りますが、10回からすぐにタイブレークになります。「WBC延長=すぐタイブレーク」と覚えましょう。
私が野球観戦するとき、延長に入ったらまず「ランナーがいるかどうか」を確認します。いきなり二塁にランナーがいればタイブレーク、無走者なら通常の延長戦です。これで簡単に判断できます。
英語で考える方法もあります。 延長戦はextra inning、タイブレークはtiebreakerです。tiebreakerは「同点を破るもの」という意味で、特別なルールを指します。
また、目的で判断する方法もあります。試合時間短縮を目的とするならタイブレーク、純粋に勝敗を決めるなら通常の延長戦です。
間違えやすいポイント
2つの言葉で最も間違えやすいのが、「延長戦とタイブレークは別物」と思い込むことです。
実は、WBC2023では延長戦にタイブレーク制が採用されているため、「延長戦に入る=タイブレークが始まる」という関係になっています。延長戦という大枠の中に、タイブレークという方式があるのです。
もう1つよくある間違いが、「日本のプロ野球もタイブレーク」という誤解です。 日本のプロ野球(NPB)は、延長12回までは通常のルールで行われ、タイブレークは採用されていません。タイブレークはWBCやMLB、高校野球の一部大会で使われます。
私の友人が野球中継を見ていて、「延長10回に入ったからタイブレークだ!」と言ったら、実は日本のプロ野球で、通常の延長戦だったことがあるそうです。これもよくある間違いで、大会やリーグによってルールが異なります。 WBCならタイブレーク、NPBなら通常の延長戦です。
また、「タイブレークは必ず無死二塁」という誤解もあります。大会によってタイブレークのルールは異なります。WBC2023は無死二塁、高校野球の地方大会は無死一、二塁、第4回WBC(2017年)は無死一、二塁でした。
「延長戦は無限に続く」という誤解もあります。日本のプロ野球は延長12回まで、MLBは時間制限はありませんが2020年からタイブレーク制を導入しています。大会やリーグによって制限が異なります。
タイブレークの戦術についても誤解があります。「無死二塁なら必ずバント」と思われがちですが、WBC2023では二塁のみなので、先頭打者が強打者の場合は申告敬遠されることもあります。戦術は状況によって変わります。
ランナーの決め方にも注意が必要です。タイブレークで二塁に置かれるランナーは、その回の先頭打者の直前の打順の選手、またはその代走です。ランダムに選ばれるわけではありません。
よくある質問
Q1:延長戦とタイブレークの一番簡単な見分け方は?
ランナーの有無で見分けます。 延長に入って無死無走者から始まるなら通常の延長戦、いきなり無死二塁(またはランナーあり)から始まるならタイブレークです。WBC2023では、延長10回からすぐにタイブレーク(無死二塁)が始まります。
Q2:WBC2023の延長戦のルールは?
9回を終えて同点の場合、10回以降は無死二塁からタイブレーク制を実施します。 打順は9回終了時から引き継がれ、先頭打者の直前の打順の選手、またはその代走が二塁走者となります。通常の延長戦ではなく、すぐにタイブレークに入ります。
Q3:日本のプロ野球にタイブレークはある?
いいえ、日本のプロ野球(NPB)にタイブレークはありません。 延長は最長12回までで、通常のルールで行われます。12回を終えても同点の場合は引き分けとなります。タイブレークはWBC、MLB、高校野球の一部大会で採用されています。
Q4:なぜタイブレークが導入されたの?
試合時間の短縮と選手の疲労軽減が主な理由です。 延長戦が長引くと、選手の疲労が蓄積し、次の試合に影響が出ます。国際大会では連戦が続くため、選手の体調管理が重要です。タイブレークにより、早期決着が期待でき、選手の負担を軽減できます。
Q5:タイブレークで二塁に置かれるランナーは誰?
その回の先頭打者の直前の打順の選手、またはその代走です。 例えば、先頭打者が5番なら、4番の選手(またはその代走)が二塁ランナーになります。ランダムに選ばれるわけではなく、打順に基づいて決まります。
Q6:高校野球のタイブレークは?
高校野球の地方大会では、延長13回(または15回)から無死一、二塁のタイブレークが採用されています。 甲子園(全国大会)では従来通り延長15回まで通常ルールで、それでも決着がつかない場合は再試合となります。大会によってルールが異なります。
Q7:タイブレークで申告敬遠はできる?
はい、できます。 WBC2023のタイブレークは無死二塁からスタートするため、先頭打者が強打者の場合、申告敬遠して無死一、二塁にすることもあります。戦術として有効な選択肢です。第4回WBC(2017年)は最初から無死一、二塁だったため、申告敬遠の戦術は少なかったです。
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延長戦とは規定のイニング(通常9回)が終わって同点の場合に、勝敗が決まるまで試合を続けることです。 通常の試合と同じルールで続行され、無死無走者から攻撃を開始します。日本のプロ野球では最長12回まで、引き分けが認められていない国際大会では時間制限がありません。
タイブレークとは試合が均衡状態のときに決着をつけるための特別なルールで、ランナーを置いた状態から攻撃を開始する方式です。 WBC2023では延長10回から無死二塁でスタートし、試合時間短縮と早期決着を目的としています。打順は9回終了時から引き継がれます。
2つの最も大きな違いは、ルールと開始方法です。 WBC2023では、9回同点なら延長戦に入り、10回からすぐにタイブレーク制が実施されます。つまり「延長戦=タイブレーク」という構造です。一方、日本のプロ野球は通常の延長戦を継続し、タイブレークは採用していません。野球観戦では、大会やリーグのルールを確認すると、より深く楽しめます!

