ビジネスメールで「よろしくお願いします」って書くとき、「お願い致します」にした方が丁寧かな?って迷ったこと、ありませんか?私も30代の主婦で、PTAのメールを書いたり、子どもの習い事の先生にメールを送るとき、「どっちが正しいんだろう?」って悩んでいました。
実は、「お願いします」と「お願い致します」(お願いいたします)は、丁寧さのレベルが違うだけでなく、正しい表記も決まっているんです!間違えて使うと、相手に「正しい日本語を知らない人」と思われてしまうかもしれません。
この記事では、「お願いします」と「お願い致します」の違いを、誰でもわかるように優しく解説します。ビジネスでも日常でも、自信を持って使えるようになりますよ!
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「いたします」と「致します」の違いや正しい使い分けガイド
「お願いします」とは
「お願いします」は、相手に何かを依頼したり要望したりするときの基本的な表現です。敬語の分類では、丁寧語にあたります。
「お願いします」の特徴
「お願いします」には、こんな特徴があります。
- 「お願い」+「します(丁寧語)」という構造
- 自分がへりくだる表現ではない
- カジュアルな場面や社内のやり取りで使いやすい
- 目上の人には少し丁寧さが欠ける印象
「します」は敬語ですが、謙譲語ではないため、相手に対して自分を低める(へりくだる)表現にはなっていません。そのため、同僚や後輩、親しい先輩など、身近な人に使うのには問題ありませんが、取引先やあまり親しくない目上の人には、やや丁寧さに欠けると感じられることがあります。
「お願いします」を使う場面と例文
「お願いします」は、こんな場面で使います。
- 同僚とのやり取り
- 部下への依頼
- カジュアルな取引先とのメール
- 日常的な連絡
例文:
- 資料の確認をお願いします
- 明日の会議の準備をお願いします
- この件、対応をお願いします
- 来週のスケジュール調整をお願いします
私も、同じPTA委員のママ友に連絡するときは、「お願いします」を使っています。「今度の会議の議事録作成、お願いしますね」みたいな感じです。親しい関係なら、これで十分丁寧だと思います。
でも、学校の校長先生や、初めてお会いする保護者の方には、もっと丁寧な表現を使った方がいいな、と感じています。
「お願い致します」(お願いいたします)とは
ここで重要なポイントがあります。実は、**正しい表記は「お願い致します」ではなく、「お願いいたします」**なんです!
「お願いいたします」は、「お願いします」より丁寧な表現で、敬語の分類では謙譲語にあたります。自分の行動をへりくだって表現することで、相手に敬意を示す言葉です。
なぜ「致します」ではなく「いたします」が正しいの?
多くの人が「お願い致します」と漢字で書いていますが、これは実は間違いなんです。正しくは、ひらがなの「お願いいたします」です。
その理由は、「いたします」が補助動詞だからです。
補助動詞というのは、他の動詞にくっついて、丁寧さや敬意をプラスする役割を持つ言葉です。それ自体には独立した意味がなく、あくまで補助的な役割なので、ひらがなで書くのがルールなんです。
文化庁が定めている公用文のルールでも、「補助動詞はひらがなで書く」と決まっています。だから、ビジネスメールや公式な文書では、必ずひらがなで書くのが正解です。
漢字の「致します」を使う場面もある
ただし、「致す」という言葉が動詞として独立した意味を持つ場合は、漢字で書きます。
漢字の「致す」には、次のような意味があります。
- あるところに届くようにする
- 至らせる
- 全力で事を行う
- 結果を引き起こす
例文:
- 私の不徳の致すところです(私の不注意が原因です)
- 全力を致します(全力で取り組みます)
- 準備は私が致します(準備は私がします)
このように、「致す」自体が動作や結果を表している場合は、漢字で書くのが正しいんです。
でも、「お願いいたします」の場合、「いたします」は「お願いする」という動詞に丁寧さを加えているだけなので、ひらがなで書くのが正解なんですね。
「お願いいたします」の特徴
「お願いいたします」には、こんな特徴があります。
- 「お願いする」+「いたす(謙譲語)」+「ます(丁寧語)」という構造
- 自分をへりくだって相手に敬意を示す
- ビジネスメールの定番表現
- 目上の人や取引先に使える
ただし、実際のビジネスシーンでは、「お願い致します」と漢字で書いている人も多く見かけます。会社によっては、「漢字の方が堅実で真面目な印象になる」という理由で、社内ルールとして漢字表記を推奨しているところもあるそうです。
とはいえ、文法的には「お願いいたします」が正しいので、迷ったときはひらがなにしておけば間違いありません。
「お願いいたします」を使う場面と例文
「お願いいたします」は、こんな場面で使います。
- 取引先へのメール
- 上司への依頼
- 初めての相手とのやり取り
- フォーマルなビジネス文書
例文:
- 添付資料のご確認をお願いいたします
- ご返信をお願いいたします
- 何卒よろしくお願いいたします
- 期日までにご提出をお願いいたします
- ご検討のほど、よろしくお願いいたします
私も、子どもの習い事の先生や、初めてお会いする保護者の方には、「お願いいたします」を使うようにしています。以前、「お願い致します」と漢字で書いていたのですが、ママ友から「ひらがなが正しいよ」と教えてもらって、それからは必ずひらがなで書くようにしています。
2026年もデスクをよろしくお願いします🐣💫#desksetup pic.twitter.com/eg7Q4vcytD
— わいせん (@y1010ss) January 5, 2026
「お願いします」と「お願いいたします」の使い分け
では、実際にどう使い分けたらいいのか、具体的に見ていきましょう。
丁寧さのレベルで使い分ける
基本的には、相手との関係性や状況に応じて、丁寧さのレベルで使い分けます。
「お願いします」を使う場面
- 同僚や後輩に対して
- 社内の日常的なやり取り
- 親しい取引先とのカジュアルな連絡
- 口頭での依頼
「お願いいたします」を使う場面
- 目上の人に対して
- 取引先や顧客に対して
- 初めての相手とのやり取り
- フォーマルなビジネス文書やメール
私の体験談ですが、以前、PTAの役員として学校の先生にメールを送るとき、「お願いします」と書いていたんです。でも、ある先輩ママから「先生には『お願いいたします』の方がいいよ」と教えてもらいました。確かに、目上の人には、より丁寧な表現を使った方が、敬意が伝わりますよね。
文章と口頭での使い分け
文章(メールや文書)
- 正式な記録に残るため、より丁寧な「お願いいたします」が好まれる
- 取引先や目上の人には必ず「お願いいたします」を使う
口頭(会話)
- 状況に応じて柔軟に使い分ける
- 堅苦しすぎると距離を感じさせることもあるため、相手との関係性を見て判断
私の夫が会社でメールを書くとき、取引先には必ず「お願いいたします」を使っているそうです。でも、直属の上司に口頭で依頼するときは、「お願いします」と言うこともあるとか。状況に応じて使い分けているんですね。
より丁寧な表現もある
実は、「お願いいたします」よりも、さらに丁寧な表現もあります。
「お願い申し上げます」
- 「申し上げる」は「言う」の謙譲語
- 「お願いいたします」より柔らかく丁寧な印象
- より格式が必要な場面や、強く敬意を示したいときに使う
例文:
- 何卒よろしくお願い申し上げます
- ご容赦いただきますようお願い申し上げます
- 重ねてお願い申し上げます
ただし、あまりに丁寧すぎると、かえって堅苦しくなってしまうこともあります。相手との関係性や状況に応じて、バランスよく使い分けることが大切です。
間違えやすいパターンと注意点
「お願いします」と「お願いいたします」を使うとき、間違えやすいパターンがあるので、注意しましょう。
よくある間違い①:「お願い致します」と漢字で書く
これが最も多い間違いです。
- ❌ よろしくお願い致します
- ○ よろしくお願いいたします
- ❌ ご確認をお願い致します
- ○ ご確認をお願いいたします
予測変換で「お願い致します」と出てくることが多いため、そのまま使ってしまう人が多いんです。でも、補助動詞は必ずひらがなで書くのがルールです。
私も以前は、予測変換に従って「お願い致します」と書いていました。でも、正しいルールを知ってからは、意識的にひらがなに直すようにしています。最初は面倒に感じましたが、今では自然にひらがなで書けるようになりました。
よくある間違い②:「宜しくお願いいたします」と書く
「よろしく」を「宜しく」と漢字で書くのも、実は推奨されません。
「宜」には訓読みがなく、「宜しく」は当て字なんです。だから、正式な文書では、ひらがなの「よろしく」を使うのが正解です。
正しい表記:
- ○ よろしくお願いいたします
- ❌ 宜しくお願い致します
- ❌ 宜しくお願いいたします
よくある間違い③:「お願いいたします」の連続使用
一つのメールの中で、「お願いいたします」を何度も使いすぎると、単調でくどい印象になります。
❌ くどい例: 「資料をお送りいたしますので、ご確認をお願いいたします。問題がなければ、ご返信をお願いいたします。何卒よろしくお願いいたします。」
○ 改善例: 「資料をお送りいたしますので、ご確認の上、問題がなければご返信くださいますようお願い申し上げます。」
このように、表現にバリエーションをつけると、読みやすい文章になります。
私も以前、メールの中で「お願いいたします」を5回も使っていて、後から読み返したら「くどいな…」と感じました。それからは、「ください」「お願い申し上げます」「いただけますでしょうか」など、いろんな表現を使うように心がけています。
よくある間違い④:謙譲語の重複
「お願いいたします」は、厳密には「お」(美化語)+「いたす」(謙譲語)+「ます」(丁寧語)という構造なので、二重敬語に近い形です。
ただし、一般的に広く使われているため、使っても問題ありません。しかし、さらに謙譲語を重ねるのは避けた方が良いでしょう。
例:
- ❌ お願い申し上げいたします(申し上げる+いたすで二重)
- ○ お願い申し上げます
- ○ お願いいたします
丁寧さのレベル比較
「お願い」系の表現を、丁寧さのレベル順に並べると、次のようになります。
1. お願いします
- 丁寧度:★★☆☆☆
- 使う相手:同僚、後輩、親しい人
2. お願いいたします
- 丁寧度:★★★★☆
- 使う相手:上司、取引先、目上の人
3. お願い申し上げます
- 丁寧度:★★★★★
- 使う相手:重要な取引先、強く敬意を示したい相手
4. お願いできますでしょうか
- 丁寧度:★★★☆☆
- 使う相手:柔らかく依頼したいとき
この中で、ビジネスメールで最もよく使われるのが「お願いいたします」です。迷ったときは、これを使っておけば間違いありません。
私も、取引先や先生には「お願いいたします」、親しいママ友には「お願いします」というように、相手によって使い分けています。慣れてくると、自然に判断できるようになりますよ。
ビジネスシーンでの実践例文
実際のビジネスシーンで使える例文を、場面別に紹介します。
メールの締めの言葉
親しい同僚へ
- 引き続き、よろしくお願いします
上司や取引先へ
- 何卒よろしくお願いいたします
- 今後ともよろしくお願いいたします
- ご確認のほど、よろしくお願いいたします
重要な取引先へ
- 何卒よろしくお願い申し上げます
- 今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます
資料を送るとき
社内向け
- 添付資料をご確認お願いします
社外向け
- 添付資料をご確認いただけますよう、お願いいたします
- 資料をお送りいたしますので、ご査収のほどお願い申し上げます
返信を依頼するとき
カジュアルな場面
- お手すきの際に、ご返信をお願いします
フォーマルな場面
- お忙しいところ恐れ入りますが、ご返信をお願いいたします
- ご多忙のところ誠に恐縮ですが、ご返信を賜りますようお願い申し上げます
よくある質問
Q1. 予測変換で「お願い致します」と出ますが、使っても大丈夫ですか?
予測変換に従うのではなく、正しい表記の「お願いいたします」を選びましょう。
スマホやパソコンの予測変換では、「お願い致します」と漢字が先に出てくることが多いですよね。でも、予測変換は必ずしも正しい日本語を提案しているわけではありません。
文法的に正しいのは、ひらがなの「お願いいたします」です。特にビジネスメールや公式な文書では、正しい表記を使うことで、「正しい日本語を知っている人」という印象を与えられます。
私も最初は、予測変換で出てきた「お願い致します」をそのまま使っていました。でも、今は必ずひらがなに直すようにしています。慣れると、自然にひらがなを選べるようになりますよ。
Q2. 会社で「お願い致します」と漢字を使うルールがあります。間違いですか?
文法的には「お願いいたします」が正しいですが、会社のルールに従うのも一つの選択です。
一部の企業では、「漢字の方が堅実で真面目な印象になる」という理由から、社内ルールとして「お願い致します」と漢字表記を推奨しているところもあります。
この場合、会社のルールに従うのも間違いではありません。ただし、文法的には「お願いいたします」が正しいということは、知識として知っておいた方が良いでしょう。
また、社外の重要な取引先や、公的機関とのやり取りでは、正しい表記の「お願いいたします」を使った方が無難です。
Q3. 「お願いします」だけだと失礼ですか?目上の人には使えませんか?
「お願いします」も敬語なので失礼ではありませんが、目上の人には「お願いいたします」の方がより丁寧です。
「お願いします」は丁寧語なので、失礼な表現ではありません。同僚や後輩、親しい先輩など、身近な人に使うのは全く問題ありません。
ただし、取引先や、あまり親しくない目上の人に対しては、「お願いいたします」を使った方が、より敬意が伝わります。
また、口頭での依頼なら「お願いします」でも問題ない場合が多いですが、メールや文書など、記録に残る形では「お願いいたします」を使った方が安全です。
私も、直属の上司に口頭で依頼するときは「お願いします」と言うこともありますが、メールで依頼するときは必ず「お願いいたします」と書いています。
Q4. 「お願い申し上げます」と「お願いいたします」、どちらが丁寧ですか?
「お願い申し上げます」の方が、より丁寧で柔らかい印象を与えます。
どちらも謙譲語ですが、ニュアンスに少し違いがあります。
- 「お願いいたします」:お願いを「する」という動作を強調
- 「お願い申し上げます」:お願いを「言う」という動作を強調
「申し上げる」は「言う」の謙譲語なので、「お願い申し上げます」の方が、より柔らかく丁寧な印象になります。
特に、謝罪やお礼、重要な依頼など、強く敬意を示したい場面では、「お願い申し上げます」を使うと良いでしょう。
例:
- ご容赦くださいますよう、お願い申し上げます
- 重ねてお願い申し上げます
- ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます
私も、特に丁寧に伝えたいときは「お願い申し上げます」を使うようにしています。ただし、使いすぎると堅苦しくなるので、バランスが大切ですね。
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「お願いします」と「お願い致します」(お願いいたします)の違い、理解できましたか?最後にポイントをまとめますね。
「お願いします」
- 丁寧語で、基本的な敬語表現
- 同僚や後輩、親しい人に使いやすい
- カジュアルな場面や社内のやり取りに適している
「お願いいたします」(正しい表記)
- 謙譲語で、より丁寧な敬語表現
- 目上の人や取引先に使える
- ビジネスメールの定番表現
- 補助動詞なので、必ずひらがなで書く
- 「お願い致します」は文法的には間違い(ただし、会社によっては慣習的に使われている)
使い分けのポイント
- 相手との関係性で使い分ける
- 文章ではより丁寧な「お願いいたします」を使う
- さらに丁寧にしたいときは「お願い申し上げます」
- 迷ったときは「お願いいたします」を使えば安心
覚えておきたい正しい表記
- ○ よろしくお願いいたします
- ❌ よろしくお願い致します
- ❌ 宜しくお願い致します
私も、この違いを理解するまでは、なんとなく予測変換に従って使っていました。でも、正しいルールを知ってからは、メールを書くのも自信を持ってできるようになりましたし、相手からの印象も良くなったように感じます。
最初は少し意識する必要があるかもしれませんが、慣れてくれば自然に使い分けられるようになります。特に、「お願いいたします」は必ずひらがなで書く、ということだけでも覚えておくと、ビジネスシーンで役立ちますよ。
ぜひ、今日からメールや文書で、正しい「お願いいたします」を使ってみてくださいね!

