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「スリッポン」と「スリップイン」の違いや特徴を解説!

ファッション、美容

靴を買いに行ったとき、「スリッポン」と「スリップイン」という似た名前の靴を見かけたことはありませんか。どちらも紐のない楽ちんな靴だけど、名前が違うのは何か理由があるのか、気になりますよね。私も子どもの送り迎えで毎日使う靴を探していたとき、靴屋さんで「スリップインズはこちらです」と案内されて、「あれ、スリッポンじゃないの?」と混乱した経験があります。

実は、この2つの言葉には明確な違いがあるんです。今回は、スリッポンとスリップインの違いを分かりやすく解説していきますね。

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「スリッポン」とは

スリッポンとは、紐やバックルなどの留め具がなく、足を滑り込ませるだけで履ける靴のことです。英語の「slip on(スリップオン)」が語源で、それが短縮されて「スリッポン」と呼ばれるようになりました。

スリップオンの「slip」は「滑る」、「on」は「身につける」という意味。つまり、足を滑らせるように靴に入れて身につける、という意味がそのまま名前になっているんですね。

スリッポンの歴史は意外と古く、11世紀のイングランドまで遡ると言われています。19世紀にはゴム底が開発されて履き心地が向上し、20世紀になるとカジュアルな履物として若者を中心に人気が広がりました。特に1977年に発売されたヴァンズのスリッポンは大ヒットし、スケーターやロック好きの間で定番アイテムとなりました。

スリッポンの特徴は、シンプルなデザインと脱ぎ履きのしやすさです。キャンバス地や革、スエードなど様々な素材があり、カジュアルからビジネスカジュアルまで幅広いシーンで活躍します。ローファーも広い意味ではスリッポンの一種ですが、ローファーには甲の部分に装飾があることが多いのに対し、一般的にスリッポンと呼ばれるものはよりシンプルなデザインが特徴です。

我が家では夫が休日用にキャンバス地のスリッポンを愛用していて、ジーンズにもチノパンにも合わせやすくて重宝しているようです。

「スリップイン」とは

スリップインは、より正確には「スリップインズ(Slip-ins)」と呼ばれることが多く、アメリカのシューズブランド「スケッチャーズ」が2022年に開発した新しい靴の技術・商品名です。

スリップインズの最大の特徴は、手を使わずに立ったまま靴が履けることです。かかと部分が靴べらのような構造になっていて、足を入れるだけでスルッと履けて、なおかつしっかりフィットします。スケッチャーズ独自の「ヒールピロー」という技術により、脱げやすいということもありません。

この靴が登場した背景には、忙しい現代人のニーズがあります。玄関でしゃがんで靴を履く時間すらもったいない、膝や腰に負担をかけたくない、という人たちに向けて開発されました。

私自身、子どもを抱っこしながら靴を履くのに苦労していた時期があったので、この便利さは本当にありがたいと感じます。保育園の送り迎えで一日に何度も靴を脱ぎ履きするとき、スリップインタイプの靴なら片手が塞がっていてもサッと履けるので助かるんです。

スケッチャーズのスリップインズが大ヒットした後、プーマやミズノ、コンバースなど他のブランドも同様の「手を使わずに履ける靴」を発売しています。それぞれのブランドが独自の名前をつけていますが、基本的なコンセプトは同じです。

スリッポンとスリップインの違い

さて、ここまで読んでいただければ、スリッポンとスリップインの違いが見えてきたのではないでしょうか。

まず言葉の意味から見てみましょう。スリッポンは「slip on(滑らせて身につける)」が語源の一般名詞で、紐のない靴全般を指す言葉です。一方、スリップインは「slip in(滑り込ませる)」という言葉に由来し、特にスケッチャーズが商標として使っている「スリップインズ」という商品シリーズを指すことが多いです。

構造の違いも重要です。従来のスリッポンは紐がないだけで、履くときには多少手を使ったり、かかとを踏み込んだりする必要がありました。それに対してスリップイン(スリップインズ)は、かかと部分が特殊な構造になっていて、本当に手を使わずに立ったまま履けるように設計されています。

発祥時期も異なります。スリッポンは古くからある靴の形態で、20世紀には既に広く普及していました。一方、スリップインズは2022年にスケッチャーズが発売した比較的新しい技術です。

使い分けとしては、スリッポンは昔からある一般的な呼び名で、ファッション性を重視したデザインが豊富です。スリップインは機能性を追求した最新技術の靴で、特に忙しい人や膝腰に不安がある人に向いています。

ただし、混同されやすいのも事実です。スリップインも広い意味ではスリッポンの一種と言えますし、靴屋さんによっては両方をまとめて「スリッポン」と呼んでいることもあります。

実際、私が近所の靴屋さんで「スリッポンありますか」と聞いたところ、店員さんは「スリップインズのことですか」と聞き返してきました。お店によって呼び方が違うこともあるので、具体的に「手を使わずに履けるタイプ」「ヴァンズみたいなキャンバス地のもの」など、欲しい靴の特徴を伝えるとスムーズです。

スリッポンとスリップインの選び方

では、実際に靴を買うとき、どちらを選べばいいのでしょうか。

スリッポンを選ぶべき人は、デザイン重視の方やファッションアイテムとして靴を楽しみたい方です。カラーバリエーションが豊富で、カジュアルからきれいめまで様々なコーディネートに合わせやすいのが魅力です。価格帯も幅広く、手頃なものから高級なレザー製まで選択肢が豊富です。

一方、スリップイン(スリップインズ)を選ぶべき人は、機能性を重視する方です。朝の忙しい時間に素早く靴を履きたい、膝や腰への負担を減らしたい、小さな子どもがいて両手が塞がりがち、という方には特におすすめです。クッション性が高く歩きやすいモデルが多いのも特徴です。

私の場合、おしゃれして出かける日用にはキャンバス地のスリッポンを、子どもの送り迎えや買い物などの日常使いにはスリップインズを履き分けています。用途によって使い分けると、両方の良さを活かせますよ。

購入時のポイントとしては、スリッポンは少し大きめを選ぶと長時間履いても疲れにくくなります。スリップインズは、かかと部分の構造がしっかりしているか、フィット感が良いかを必ず試着して確認しましょう。

価格面では、従来のスリッポンは3000円から1万円程度と幅広いですが、スリップインズはその技術料が含まれるため、5000円から1万5000円程度とやや高めの価格帯になっています。

スリッポンとスリップインの呼び方の混同について

最近、靴売り場で面白い現象が起きています。若い店員さんに「スリッポンありますか」と聞くと「スリップインズですね」と言われたり、逆に年配の方に「スリップインズください」と言っても通じなかったり。

これは、スケッチャーズのスリップインズが大ヒットしたことで、新しい呼び方が急速に広まっているためです。特に2022年以降、テレビCMでも頻繁に「スリップインするだけ」というフレーズが流れたため、若い世代を中心に「スリップイン」という言葉が浸透してきました。

言語学的に見ると、日本人にとって「slip in(滑り込ませる)」の方が「slip on(滑らせて身につける)」よりも実際の動作に近く感じられるという指摘もあります。靴に足を突っ込む動作は「in」の方がしっくりくる、という意見ですね。

将来的には、スリップインという呼び方がスリッポンに取って代わる可能性もゼロではありません。実際、カフェオレがカフェラテに置き換わったように、新しい呼び方が定着していく例は珍しくありません。

ただ、現時点では両方の呼び方が混在しているので、靴を探すときは「紐なしで履きやすい靴」「手を使わずに履ける靴」など、具体的な特徴を伝えるのが確実です。私も最近は「ヴァンズみたいなやつ」とか「スケッチャーズの手を使わないやつ」みたいに説明するようにしています。

よくある質問

Q1. スリッポンとスリップインは同じものですか?

いいえ、厳密には違います。スリッポンは紐のない靴全般を指す一般名詞ですが、スリップイン(特にスリップインズ)はスケッチャーズが開発した「手を使わずに履ける靴」の商品名です。ただし、広い意味ではスリップインもスリッポンの一種と言えます。お店によっては両方をまとめて「スリッポン」と呼んでいることもあるので、欲しい靴の特徴を具体的に伝えると良いでしょう。

Q2. スリッポンとローファーの違いは何ですか?

スリッポンは紐のない靴の総称で、ローファーはスリッポンの一種です。違いは主に装飾とフォーマル度にあります。ローファーは甲の部分にコイン入れのような切れ込みやタッセル、ビットなどの装飾があり、レザー製でビジネスシーンでも使えるきちんと感があります。一方、一般的にスリッポンと呼ばれるものはキャンバス地などカジュアルな素材で、装飾のないシンプルなデザインが特徴です。

Q3. スリップインズはスケッチャーズだけですか?

いいえ、「スリップインズ」という名称はスケッチャーズの商標ですが、同様の「手を使わずに履ける靴」は他のブランドからも発売されています。プーマ、ミズノ、コンバースなど、多くのメーカーが独自の名称で似た機能の靴を展開しています。各ブランドでかかと部分の構造や素材が少しずつ異なるので、履き比べてみると良いでしょう。

Q4. スリッポンは靴下を履いて使うべきですか?

どちらでも大丈夫です。スリッポンは素足でもソックスを履いてもOKです。おしゃれに見せるコツとしては、フットカバーやくるぶしが隠れる短い靴下で足元をすっきり見せるか、逆に長めの靴下とロールアップしたパンツを合わせてアクセントにする方法があります。くるぶし丈の靴下は中途半端に見えやすいので避けた方が無難です。季節や服装に合わせて調整してみてください。

Q5. スリッポンとスリップインはどう使い分ければいいですか?

用途で使い分けるのがおすすめです。おしゃれして出かける日やカジュアルなコーディネートを楽しみたいときは、デザインが豊富な従来のスリッポンが向いています。一方、日常使いで機能性を重視したい、朝の忙しい時間に素早く靴を履きたい、膝や腰への負担を減らしたい、という場合はスリップインズのような手を使わずに履けるタイプが便利です。私は子どもの送り迎えには断然スリップインズ派です。

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まとめ

スリッポンとスリップインの違いをまとめると、スリッポンは昔からある紐なし靴の一般的な呼び方で、デザイン重視のファッションアイテムとして幅広い世代に愛されています。一方、スリップイン(スリップインズ)はスケッチャーズが2022年に開発した新技術の靴で、手を使わずに立ったまま履ける機能性が最大の特徴です。

どちらも脱ぎ履きしやすい楽ちんな靴という点では共通していますが、伝統的なスタイルを楽しみたいならスリッポン、最新の機能性を求めるならスリップインと覚えておくと良いでしょう。

靴選びは毎日の快適さに直結する大切なポイントです。あなたのライフスタイルに合った一足を見つけて、足元から毎日を楽しんでくださいね。