先日、クッキーを焼こうとしてレシピを見たとき、ふと気になりました。「バター」「マーガリン」「ショートニング」、何が違うの?詳しく説明します。
「バター」「マーガリン」「ショートニング」の違いを簡単にまとめると

まずは結論から!3つの違いをざっくり整理します。
・ 「バター」は牛乳から作る、動物性、風味が豊か
・ 「マーガリン」は植物油が主原料、動物性に似せた加工品、価格が手頃
・ 「ショートニング」は純度の高い油脂、無味無臭、サクサク食感が出やすい
詳しい意味と使い方は、以下で順番に解説します。
「バター」とは
「バター」とは、牛乳から分離したクリームを撹拌して作られる、動物性の乳製品のことです。
牛乳に含まれる脂肪分を集めて練り上げることで作られ、独特のコクと香りを持つのが特徴です。製菓や料理の世界では、風味を重視したいときに欠かせない材料とされています。
「バター」がよく使われる場面はこちらです。
・ クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子
・ パンに塗るなどのシンプルな使い方
・ ソテーやソースの仕上げ
・ パイ生地やクロワッサンの折り込み
・ トーストの定番トッピング
私がパートの合間に初めてクッキーを焼いたとき、レシピ通りにバターを使ったところ、焼き上がりの香りが全然違って、あ、そういうことか、と声に出てしまいました。それまでは何となくマーガリンで代用していたのですが、風味の差にびっくりしました。
その後、家計を気にして安いマーガリンに戻した時期もありましたが、やっぱり特別な日はバターを使おうと決めています。子どもの誕生日ケーキだけはバターにする、というマイルールができました。
独特の風味とコクを重視したいお菓子には、バターを選ぶのがおすすめです。
「マーガリン」とは
「マーガリン」とは、植物油を主原料とし、バターに似せて作られた加工油脂のことです。
もともとバターの代用品として開発された経緯があり、植物油に乳化剤や香料などを加えて、バターのような風味や口当たりに近づけています。価格が比較的安定していて手に入りやすい点も特徴です。
「マーガリン」がよく使われる場面はこちらです。
・ 日常的なパン用スプレッド
・ コストを抑えたい家庭のお菓子作り
・ 業務用の大量調理
・ 保存性を重視したい場合
・ 動物性油脂を避けたい料理
恥ずかしい話ですが、私は長年、マーガリンとバターの違いをよく分からないまま、安いからという理由だけでマーガリンを買い続けていました。夫に「それ、バターとは全然別物だよ」と指摘されて初めて知り、なんか気まずくて、その場でスマホで調べました。
調べてみると、マーガリンは植物油由来のため、原材料や製法がバターとは根本的に異なることが分かりました。月の食費を抑えたいときは、今でもマーガリンを頼りにしています。
コストを抑えつつ日常使いしたい場合には、マーガリンが便利な選択肢になります。
「ショートニング」とは
「ショートニング」とは、精製された油脂を練り上げて作られる、無味無臭の加工油脂のことです。
水分をほとんど含まず純度の高い油脂でできているため、生地に練り込むとサクサクとした軽い食感を出しやすいのが特徴です。製菓や製パンの業務用として広く使われています。
「ショートニング」がよく使われる場面はこちらです。
・ サクサク感を重視したクッキーやパイ
・ フライドポテトなどの揚げ油
・ 業務用パンの生地作り
・ 保存性を長くしたい焼き菓子
・ 風味を主張させたくないレシピ
子どもの習い事の合間に、ネットショッピングでお菓子作りセットを注文したとき、付属の材料にショートニングが入っていて、なんとなく使っていたけど、実は全然わかっていませんでした。調べてみて初めて、バターやマーガリンとは違う存在だと知りました。
実際に使ってみると、焼き上がりのクッキーがいつもよりサクサクしていて、風味は控えめながら食感の違いに驚きました。用途によってこんなに仕上がりが変わるものかと、正直今でも一瞬迷うことがあります。
軽い食感を優先したいレシピでは、ショートニングが活躍します。
「バター」「マーガリン」「ショートニング」の違いを比較
3つはいずれもお菓子作りに使われる油脂ですが、原料・風味・食感への影響が大きく異なります。
バターは動物性で風味豊か、マーガリンは植物性でバターの代用として使いやすく、ショートニングは無味無臭でサクサク感を出すのに向いています。私は普段のおやつ作りではマーガリン、特別な日のケーキではバター、サクサクのクッキーを作りたいときだけショートニングと、レシピの目的に応じて使い分けるようになりました。
| 原料 | 風味 | 食感への効果 | |
|---|---|---|---|
| バター | 牛乳(動物性) | コクが強い | しっとり濃厚 |
| マーガリン | 植物油 | バター風味に近い | 扱いやすい |
| ショートニング | 精製油脂 | 無味無臭 | サクサク軽い |
仕上がりのイメージから逆算して選ぶと、失敗が減ります。
覚え方・区別のコツ
3つを混同しないためには、それぞれの役割をイメージで結びつけて覚えると分かりやすいです。
まず基本のコツとして、「バター=風味」「マーガリン=代用・節約」「ショートニング=食感」と、それぞれの最大の特徴をひとつずつセットにして覚えると忘れにくくなります。
具体的な覚え方はこちらです。
・ 香りを楽しみたいときは「バター」を選ぶと覚える
・ 家計を優先したいときは「マーガリン」を選ぶと覚える
・ サクサク感を出したいときは「ショートニング」を選ぶと覚える
・ 動物性か植物性かで、バターとその他を大きく分けて覚える
・ パッケージの原材料表示を見て、乳成分の有無を確認する習慣をつける
私の場合、月5回ほどお菓子作りをする中で、レシピごとに使う油脂をメモするようにしたところ、自然とそれぞれの違いが体に染み込んでいきました。頭でわかっていても、ぱっと出てこないんですよね。それでも記録を続けるうちに、レシピを見ただけでどの油脂が適しているか判断できるようになりました。
もう一つのコツとして、スーパーで買い物をする際に、値段だけでなく原材料表示を必ず確認する習慣をつけると、動物性か植物性かの違いが自然と身につきます。子どもと一緒に買い物に行くときに「これは牛乳からできているんだよ」と説明すると、自分自身の理解も深まります。
よくある質問
Q1:バターとマーガリンはどちらが体に良いですか?
含まれる脂肪酸の種類が異なるため、一概にどちらが良いとは言えません。用途や体質に応じて選ぶことが大切です。
Q2:ショートニングはどんなお菓子に向いていますか?
サクサクとした軽い食感を出したいクッキーやパイ生地に向いています。
Q3:マーガリンでバターの代用はできますか?
一定の代用は可能ですが、風味やコクはバターに劣る傾向があります。
Q4:ショートニングに風味はありますか?
基本的に無味無臭で、生地本来の風味を邪魔しにくい特徴があります。
Q5:バターとマーガリンの原料の違いは何ですか?
バターは牛乳由来の動物性、マーガリンは植物油由来の油脂です。
Q6:製菓用と料理用でバターは違いますか?
製菓用は風味や塩分が調整されている場合があり、料理用と使い分けられることがあります。
Q7:ショートニングは家庭でも手に入りますか?
スーパーや製菓材料店で購入できます。
Q8:3つを混ぜて使うことはできますか?
レシピによっては複数を組み合わせて使うこともあります。
「バター 業務用」の人気商品をレビュー件数順に楽天で探す!まとめ
「バター」は動物性で風味豊かな油脂
「マーガリン」は植物性でバターの代用に使いやすい油脂
「ショートニング」は無味無臭でサクサク食感を出す油脂
個人的には、特別な日はバター、普段使いはマーガリン、サクサク感を出したいときはショートニングと使い分けるのがおすすめです。私も最初はレシピに書いてある通りに何となく選んでいましたが、それぞれの特徴を知ってからは、作りたいお菓子に合わせて自信を持って選べるようになりました。これからもお菓子作りのたびに、目的に合った油脂を意識して選んでいこうと思います。

