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マジで?「シフォンケーキ」「スポンジケーキ」「バターケーキ」の違い!作り方と特徴を解説

「シフォンケーキ」「スポンジケーキ」「バターケーキ」の違い グルメ・飲食

子どもと一緒にケーキを作ろうと思ってレシピを探したら、シフォンケーキ・スポンジケーキ・バターケーキと種類がいろいろあって、何が違うのかわからなくなりました。詳しく説明します。

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「シフォンケーキ」「スポンジケーキ」「バターケーキ」の違いを簡単にまとめると

「シフォンケーキ」「スポンジケーキ」「バターケーキ」の違いを簡単にまとめると

まずは結論から!3つの違いをざっくり整理します。

「シフォンケーキ」は植物油とメレンゲで作る、ふわふわ軽い食感、バターを使わない

「スポンジケーキ」は卵の泡立てで膨らませる、しっとりやわらか、ショートケーキの土台に使われる

「バターケーキ」はバターをたっぷり使う、しっとり濃厚、日持ちがよくプレゼント向き

詳しい意味と使い方は、以下で順番に解説します。

「シフォンケーキ」とは

「シフォンケーキ」とは、バターの代わりに植物油を使い、卵白を泡立てたメレンゲの力で膨らませた、3種類の中で最も軽くてふわふわした食感のケーキのことです。

1927年にアメリカで生まれたケーキで、名前の由来は軽くてなめらかな絹織物「シフォン」から来ています。真ん中に穴の開いた筒型の専用型(シフォン型)を使うのが特徴で、この形によって生地が均一に膨らみます。バターを使わないため口当たりがとても軽く、ふわふわとした食感が最大の魅力です。

シフォンケーキの特徴はこちらです。

・ バターを使わず植物油(サラダ油など)を使う

・ 卵白を泡立てたメレンゲで膨らませる

・ 専用のシフォン型が必要

・ 焼いた後は型を逆さにして冷ます

・ カロリーは3種類の中で比較的低め

焼き上がった後に型を逆さにして冷ます工程があるのはシフォンケーキだけの特徴です。逆さにすることで重力で生地が引っ張られ、ふわふわの食感が保たれます。普通のケーキ型では生地が詰まってしまうため、専用の型が必要な点がハードルになることもあります。プレーンのほかにチョコレート・抹茶・紅茶など様々なフレーバーで楽しめます。

去年の母の日に子どもと一緒にシフォンケーキを作ろうとして、シフォン型を持っていないことに気づきました。「普通の丸型でもいいか」と思って作ったら、真ん中が生焼けになってしまって見事に失敗しました。

後から調べたら、シフォン型の穴は熱を均一に通すための大切な構造だと知りました。次の週末にシフォン型を買って作り直したら、ふわっふわの仕上がりになって子どもも大喜びでした。型代は1,500円ほどでしたが、それ以来シフォンケーキが我が家の定番おやつになっています。

シフォンケーキはメレンゲの力で生まれるふわふわ感が最大の魅力で、バターを使わない分軽やかな食べ心地が楽しめるケーキです。

「スポンジケーキ」とは

「スポンジケーキ」とは、卵・砂糖・小麦粉を基本材料として卵をしっかり泡立てることで膨らませる、しっとりやわらかな生地のケーキのことです。

名前の由来はスポンジのように空気を含んだ多孔質な生地の構造から来ています。日本のショートケーキやデコレーションケーキの土台として最も広く使われており、「共立て法」(全卵を泡立てる方法)と「別立て法」(卵白と卵黄を別々に泡立てる方法)の2種類の作り方があります。生地自体はシンプルな味わいのため、クリームやフルーツとの組み合わせで完成するケーキです。

スポンジケーキの特徴はこちらです。

・ 卵・砂糖・薄力粉が基本材料

・ バターを少量使う場合もある

・ 卵の泡立て具合で仕上がりが大きく変わる

・ ショートケーキや誕生日ケーキの土台として使われる

・ クリームやフルーツとの相性が抜群

スポンジケーキの難しさは卵の泡立てにあります。泡立てが不十分だと膨らまず、泡立てすぎたり粉を混ぜすぎたりすると気泡が潰れて重い生地になってしまいます。また焼き上がりをオーブンから取り出したら台に軽く落として蒸気を逃がす「ショック」という工程があり、この一手間が仕上がりのしっとり感につながります。

子どもの誕生日ケーキを手作りしようとスポンジケーキに挑戦したとき、最初の2回は見事に失敗しました。1回目は生地が全然膨らまず、2回目は膨らんだものの表面が割れてしまって。3回目でようやくうまく焼けたのですが、そのとき卵の泡立て方と粉の混ぜ方がどれだけ大事かを身をもって知りました。

失敗した2枚のスポンジはパフェの材料にして無駄なく使いましたが、正直3回分の材料費と時間を考えると「買った方が安かったかも」とも思いました。それでも自分で焼いたスポンジで作った誕生日ケーキは格別においしくて、子どもも喜んでくれました。

スポンジケーキは卵の泡立てという技術が仕上がりを左右する、ケーキ作りの基本にして奥深い生地です。

「バターケーキ」とは

「バターケーキ」とは、バターをたっぷり使ってしっとりと濃厚に仕上げる、3種類の中で最もリッチな味わいとしっかりとした食感が特徴のケーキのことです。

バターをクリーム状に練ってから砂糖・卵・粉を加える「クリーミング法」という製法が基本です。パウンドケーキがバターケーキの代表格で、バター・砂糖・卵・薄力粉を1ポンド(約450g)ずつ使ったことが名前の由来とされています。バターの風味がしっかり出るため、素材そのものの味わいが楽しめます。フルーツ・ナッツ・チョコレートなどを混ぜ込むアレンジがしやすいのも特徴です。

バターケーキの特徴はこちらです。

・ バターを大量に使う(全体の25〜30%程度)

・ しっとりずっしりした食感

・ 日持ちが3種類の中で最も良い

・ 焼きっぱなしでそのまま食べられる

・ 焼いた翌日以降の方が味がなじんでおいしくなる

日持ちの良さはバターケーキ最大のメリットのひとつです。常温で3〜5日程度保存できるものが多く、ラッピングしてプレゼントとして持ち運ぶのにも向いています。焼きたてより一晩置いた翌日の方がバターと砂糖がなじんでしっとり感が増すため、前日に焼いておけるのも忙しい日には助かります。

パートの同僚の送別会のときに、何か手作りのものを持っていこうと思ってパウンドケーキを焼いたことがあります。初めてちゃんと作ったのですが、混ぜるだけで難しい工程がなく、想像以上にきれいに仕上がってびっくりしました。

前日の夜に焼いて、当日の朝に切り分けてラッピングしたのですが、「しっとりしておいしい」「市販品みたい」と言ってもらえてとても嬉しかったです。それ以来、プレゼントにケーキを作るときはパウンドケーキ一択になっています。

バターケーキはバターの豊かな風味としっとりずっしりした食感が特徴で、日持ちが良くプレゼントにも最適な3種類の中で最も作りやすいケーキです。

「シフォンケーキ」「スポンジケーキ」「バターケーキ」の違いを比較

3種類の最大の違いは「使う油脂の種類と量」と「膨らませる仕組み」です。シフォンケーキは植物油+メレンゲ、スポンジケーキは卵の泡立て、バターケーキはバターのクリーミング法という、それぞれ全く異なる製法で作られます。

食感という観点ではシフォンケーキが最も軽く、バターケーキが最もずっしり、スポンジケーキがその中間という位置づけです。作りやすさという点では、バターケーキが最も失敗しにくく初心者向きで、スポンジケーキが最も技術を要します。

使う油脂 膨らむ仕組み 食感 難易度 日持ち 向いているシーン
シフォンケーキ 植物油 メレンゲの気泡 ふわふわ・軽い 中程度 2〜3日 おやつ・軽食
スポンジケーキ バター少量または不使用 卵の泡立て しっとり・やわらか 難しい 2〜3日(クリームなし) 誕生日・デコレーションケーキ
バターケーキ バターたっぷり バターの空気含み しっとり・ずっしり 簡単 3〜5日 プレゼント・手土産

同じ「ケーキ」という言葉でまとめられていますが、製法も食感も目的も全く異なる3種類です。誕生日ケーキにはスポンジケーキ、毎日のおやつにはシフォンケーキ、プレゼントにはバターケーキというように、シーンで使い分けるのが一番わかりやすいです。

ケーキ選び・作り分けのコツ

3種類のケーキを迷わず選べるようになるには、「誰のために」「いつ食べるか」「どのくらいの手間をかけられるか」で考えるのがシンプルです。

「初めてケーキを作るなら」

ケーキ作りが初めての方には、バターケーキ(パウンドケーキ)が最もおすすめです。材料を順番に混ぜていくだけで、卵の泡立て加減やメレンゲの扱いという難しい工程がありません。失敗しにくく、焼き上がりが安定しているため、初めての手作りケーキとして達成感を得やすいです。

「プレゼントや手土産に持っていくなら」

バターケーキが向いています。日持ちが3〜5日あるため前日に焼けて当日の準備が楽になり、ラッピングしても形が崩れにくいのが強みです。フルーツやナッツを混ぜ込むアレンジもしやすく、受け取る相手の好みに合わせてカスタマイズできます。

「デコレーションケーキや誕生日ケーキを作るなら」

スポンジケーキが向いています。生地自体の主張が少なくクリームやフルーツの味が引き立つため、デコレーションの土台として最適です。市販のスポンジ台を使えば難しい工程を省いて仕上げのデコレーションだけ楽しむこともできます。

「毎日のおやつや軽食に」

シフォンケーキが向いています。バターを使わないため口当たりが軽く、毎日食べても重くなりにくいです。プレーン・抹茶・紅茶・チョコレートなど味のバリエーションも豊かで、飽きずに楽しめます。

「ケーキを買うときに迷ったら」

ふわふわ軽いものが食べたいならシフォンケーキ、クリームやフルーツと一緒に楽しみたいならスポンジ系のケーキ、しっとりした焼き菓子ならバターケーキを選ぶと外れが少ないです。

よくある質問

Q1:パウンドケーキとバターケーキは同じものですか?

パウンドケーキはバターケーキの代表的な種類のひとつです。バター・砂糖・卵・薄力粉を同量ずつ使うレシピが基本で、バターケーキの製法で作られます。バターケーキはより広い概念で、パウンドケーキ以外にもマドレーヌやフィナンシェなどバターを多く使う焼き菓子全般を指すこともあります。

Q2:シフォンケーキは専用の型がなくても作れますか?

作れますが、仕上がりに差が出ます。シフォン型の真ん中の筒は熱を均一に通すための重要な構造のため、普通の丸型では中心部が生焼けになりやすいです。代用としてアルミの紙コップを使った「カップシフォン」なら小さいサイズで均一に焼きやすくなります。本格的に作るならシフォン型の購入をおすすめします。

Q3:スポンジケーキが膨らまない原因は何ですか?

主な原因は3つあります。卵の泡立てが不十分で気泡が少ない場合、粉を加えてから混ぜすぎて気泡が潰れた場合、オーブンの温度が低すぎる場合です。また溶かしバターを加える際に生地の温度が下がりすぎても膨らみにくくなります。卵はしっかり湯煎で温めながら泡立て、粉はさっくりと混ぜることが基本のコツです。

Q4:バターケーキは焼きたてと翌日どちらがおいしいですか?

翌日の方がおいしくなることが多いです。焼きたては生地がまだ安定しておらず、バターや砂糖の風味がバラバラに感じられます。一晩置くと水分が均一になじんでしっとり感が増し、バターと砂糖の甘みが全体にまとまってきます。プレゼントにする場合は前日に焼いておくと、渡すタイミングで最もおいしい状態になります。

Q5:シフォンケーキとスポンジケーキのカロリーはどちらが低いですか?

一般的にシフォンケーキの方が低カロリーです。バターを使わず植物油を使うため、バターを使うスポンジケーキより脂肪分が少なくなります。ただし砂糖の量や大きさによって差が出るため、正確に比較したい場合は各レシピや商品の栄養成分表示を確認するのが確実です。

Q6:スポンジケーキの土台は市販品で代用できますか?

できます。市販のスポンジ台はすでに均一に焼かれており、ホイップクリームやフルーツと組み合わせるだけでデコレーションケーキが完成します。誕生日ケーキのデコレーションを楽しみたいけれどスポンジを一から焼く自信がない場合、市販のスポンジ台を使うのは賢い選択です。スーパーやケーキ材料専門店で手に入ります。

Q7:バターケーキのバターをサラダ油に替えることはできますか?

替えることはできますが、仕上がりが変わります。バターを油に替えると独特の風味とコクが失われ、よりあっさりとした仕上がりになります。また食感もバターケーキ特有のしっとりずっしりした感じが出にくくなります。バターを使わない軽い食感を目指すなら、シフォンケーキのレシピを選ぶ方が意図した仕上がりに近づきやすいです。

Q8:3種類の中で子どもと一緒に作りやすいのはどれですか?

バターケーキが最もおすすめです。材料を計量して順番に混ぜて焼くだけの工程が多く、子どもでも参加しやすいです。チョコチップやドライフルーツを混ぜ込む工程は子どもが楽しみやすく、トッピングのアレンジも自由にできます。シフォンケーキはメレンゲの扱いに注意が必要で、スポンジケーキは泡立てと混ぜ方に技術が必要なため、子どもと一緒に作るにはやや難易度が上がります。

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まとめ

この記事で紹介した3種類のケーキの違いを整理します。

「シフォンケーキ」は植物油とメレンゲで作る。ふわふわと軽い食感で毎日のおやつに最適

「スポンジケーキ」は卵の泡立てで膨らませる。しっとりやわらかく誕生日ケーキの土台に欠かせない

「バターケーキ」はバターたっぷりのリッチな味わい。しっとり濃厚で日持ちが良くプレゼントに向いている

迷ったときの基本は「軽く食べたいならシフォン、デコレーションするならスポンジ、プレゼントにするならバター」です。

個人的には、初めてケーキを手作りするならバターケーキ(パウンドケーキ)から始めることをおすすめします。混ぜるだけで失敗しにくく、翌日にはしっとりしておいしくなるので、手作りの達成感を一番感じやすいからです。

この記事を書いてみて、なんとなく「ふわふわか、しっとりか」くらいでしか選んでいなかったケーキの違いが、製法の面からしっかり整理できました。これからは作りたいシーンに合わせて3種類を使い分けていこうと思います。