「課長に昇進した」「係長に昇格した」「基本給が昇給した」――キャリアアップに関するこれらの言葉ですが、実は意味が微妙に違うんです。
夫が会社から「来月から昇格します」と言われて喜んで帰ってきたのですが、給料を聞いたら変わっていなくて、「あれ、昇給じゃないの?」と私が混乱したことがあります。夫も「昇格と昇給は別物なんだって」と後で知って驚いていました。
この記事では、「昇進」「昇格」「昇給」の違いを、具体例を交えながらわかりやすく解説していきます。仕事でのステップアップを正しく理解できるようになりますよ!
「昇進」とは
「昇進」とは、今よりも上の役職や地位に就くことを意味します。 組織内でのポジションが上がることを表す言葉で、キャリアアップの中でも最も分かりやすい形です。
「昇」は「のぼる」、「進」は「すすむ」という意味。つまり、組織の階段を上に進んでいくことが「昇進」なのです。
ポイントは、役職や肩書きが変わること。平社員から主任、主任から係長、係長から課長など、明確な役職の変化を伴います。昇進すると名刺の肩書きが変わり、責任や権限も増えるのが一般的です。
「昇進」を使う場面
✓ 課長に昇進する
✓ 部長に昇進する
✓ 役員に昇進する
✓ 昇進試験を受ける
✓ 昇進のチャンスを狙う
友達の旦那さんが、入社10年目で係長から課長に昇進したそうです。昇進式があって、社長から辞令を受け取ったんだとか。名刺も新しくなり、部下も増えて、会議での発言権も大きくなったそうです。ただ、責任も重くなって残業が増えたと友達は心配していました。昇進は嬉しいことですが、それだけ大変になるんですね。
「昇格」とは
「昇格」とは、社内の等級や資格が上がることを意味します。 役職ではなく、能力や評価に基づく格付けが上がることを表す言葉です。
「昇」は「のぼる」、「格」は「等級・ランク」という意味。つまり、社内での格付けやランクが上がることが「昇格」なのです。
「昇進」との大きな違いは、必ずしも役職が変わらないこと。多くの会社には「等級制度」があり、1等級、2等級、3等級…と社員をランク分けしています。昇格はこの等級が上がることで、役職が変わらなくても昇格することがあります。
「昇格」を使う場面
✓ 3等級から4等級に昇格する
✓ 昇格審査に合格する
✓ 資格等級が昇格する
✓ 昇格要件を満たす
✓ 年功序列で昇格する
夫が以前、「昇格した」と報告してきたことがありました。でも役職は変わっていなくて、「え、係長のままなのに?」と聞いたら、「等級が2から3に上がったんだよ」と教えてくれました。会社の人事制度では、等級が上がると基本給の上限が増えたり、昇進の条件を満たしたりするんだそうです。見た目には変化がないけど、社内的には評価が上がったということなんですね。
「昇給」とは
「昇給」とは、給料が上がることを意味します。 役職や等級に関わらず、単純に給与額が増えることを表す言葉です。
「昇」は「のぼる」、「給」は「給料」という意味。つまり、もらえる給料の額が上がることが「昇給」なのです。
「昇進」や「昇格」との違いは、お金に直結すること。役職や等級が変わらなくても、毎年の定期昇給で給料が上がることもあれば、昇進や昇格に伴って昇給することもあります。働く人にとって最も嬉しい変化かもしれませんね。
「昇給」を使う場面
✓ 毎年4月に昇給する
✓ 基本給が5,000円昇給する
✓ 昇進に伴い昇給する
✓ 定期昇給がある
✓ ベースアップで昇給する
ママ友が働いている会社では、毎年4月に定期昇給があるそうです。役職が変わらなくても、勤続年数や評価に応じて基本給が少しずつ上がるんだとか。今年は月給が3,000円昇給したと喜んでいました。昇進はなかなか難しいけど、定期昇給があれば確実に給料が増えていくので、モチベーションになると話していました。
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「昇進」と「昇格」の違い
「昇進」は役職が上がること、「昇格」は等級が上がることです。
一番の違いは、外から見て分かるかどうかという点です。
「昇進」は肩書きが変わるので、名刺や組織図を見れば誰でも分かります。一方、「昇格」は社内の等級制度による変化なので、外部の人には分かりにくく、社内でも人事システムを見ないと分からないことがあります。
例えば、会社の人事制度で考えてみましょう。主任のままでも2等級から3等級に昇格することはあります。逆に、課長に昇進したからといって、必ずしも等級が上がるとは限りません(昇進と昇格が同時に起こることも多いですが)。
知人が人事部で働いているのですが、「うちの会社では昇格してから昇進するシステムになってる」と教えてくれました。まず3等級に昇格することが係長昇進の条件で、4等級に昇格することが課長昇進の条件なんだそうです。つまり、昇格が先、昇進が後という順序です。ただ、会社によっては昇進と昇格が同時に起こったり、昇進だけで昇格しなかったりするケースもあるそうです。
「昇進」と「昇給」の違い
「昇進」は役職が上がること、「昇給」は給料が上がることです。
「昇進」は責任と権限の変化で、「昇給」は収入の変化という違いがあります。
昇進すると通常は昇給も伴いますが、必ずしもセットではありません。役職手当が付いて給料が増える場合もあれば、基本給は変わらず役職手当だけ付く場合もあります。
先輩ママの旦那さんが、主任に昇進したことがありました。責任は増えたのに、昇給額が月5,000円程度だったそうで、「残業代が減った分、逆に手取りが下がった」と愚痴っていたそうです。管理職になると残業代が出なくなることがあるので、昇進したからといって必ずしも収入が大幅に増えるわけではないんですね。
逆に、役職が変わらなくても昇給することはよくあります。毎年の定期昇給、会社の業績が良いときのベースアップ、評価が高いときの査定昇給など、昇進しなくても給料が上がる仕組みがあります。
「昇格」と「昇給」の違い
「昇格」は等級が上がること、「昇給」は給料が上がることです。
「昇格」は人事制度上の格付けの変化で、「昇給」は実際の収入の変化という違いがあります。
昇格すると基本給の上限が上がったり、手当が増えたりして昇給に繋がることが多いですが、昇格してもすぐには昇給しない場合もあります。また、昇格しなくても定期昇給で給料が上がることもあります。
パート先の同僚が、「今年は昇格したから来年の昇給額が期待できる」と話していました。彼女の会社では、昇格した年には昇給しないけど、翌年の定期昇給のときに昇給幅が大きくなる仕組みなんだそうです。昇格と昇給のタイミングがずれているケースですね。
友達の会社では、3等級に昇格すると基本給の上限が5万円上がるそうです。ただし、実際の基本給がいくら上がるかは評価次第で、昇格しても数千円しか昇給しないこともあれば、1万円以上昇給することもあるんだとか。昇格は給料が上がる「可能性」が広がるけど、確実に大幅昇給するわけではないんですね。
よくある質問
昇進・昇格・昇給は必ずセットで起こる?
必ずしもセットではありません。会社の人事制度によって異なります。昇進と昇格が同時に起こり昇給することもあれば、昇格だけ、昇給だけということもあります。
昇進しないで昇給だけすることはある?
あります。毎年の定期昇給、評価による査定昇給、会社全体のベースアップなど、役職が変わらなくても給料が上がる仕組みは多くの会社にあります。
管理職になると給料は必ず上がる?
必ずしも上がるとは限りません。役職手当が付く場合が多いですが、残業代が出なくなることで手取りが減るケースもあります。
パートやアルバイトにも昇給はある?
会社によりますが、多くの企業でパートやアルバイトにも時給の昇給制度があります。勤続年数や評価に応じて時給が上がることがあります。
「ベースアップ」と「昇給」の違いは?
ベースアップは会社全体の給与水準を引き上げることで、昇給は個人の給料が上がることです。ベースアップも昇給の一種ですが、全社員が対象になる点が特徴です。
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「昇進」「昇格」「昇給」の違いをまとめます。
「昇進」は、今よりも上の役職や地位に就くことです。 平社員から主任、係長から課長など、組織内での明確な役職の変化を伴い、名刺の肩書きが変わり、責任や権限も増えます。
「昇格」は、社内の等級や資格が上がることです。 役職が変わらなくても社内の格付けやランクが上がることで、多くの会社の等級制度に基づいて評価されます。
「昇給」は、給料が上がることです。 役職や等級に関わらず給与額が増えることで、定期昇給、査定昇給、昇進や昇格に伴う昇給など、様々な形があります。
私も最初はこの3つを混同していましたが、夫や友達、ママ友の経験を聞くうちに、それぞれが別の概念だと理解できました。皆さんもこの記事を参考に、自分や家族のキャリアアップを正しく理解してみてくださいね。会社の人事制度を知っていると、将来の計画も立てやすくなりますよ!

