冬季オリンピックでフリースタイルスキーを見ていると、「モーグルとエアリアルって何が違うの?」と混乱したことはありませんか?
私も以前、テレビで冬季五輪を観戦していたとき、どちらもジャンプしている映像を見て、「これってモーグル?それともエアリアル?」と家族に聞かれて答えられず恥ずかしい思いをしました。
この記事では以下がわかります。
・ モーグル・エアリアルの明確な定義
・ それぞれの競技の特徴と見分け方
・ 実際の使用例と体験談
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「モーグル」とは
【お知らせ】
— 戸狩温泉スキー場 (@togari_jp_) January 23, 2026
明日明後日とスパイクラインにてモーグル大会が開催されます。本日の公開練習では大迫力のエアーをアーステールリフトから眺める事ができました!土日の2日間はアーステールリフトから迫力の滑りをご覧ください〜。#戸狩温泉スキー場#モーグル大会 pic.twitter.com/csESMKcSG5
モーグルとは、コブ(凸凹)のある急斜面を滑り降りながら、途中2カ所でジャンプ演技を行い、ターン・エア・スピードの3要素で競うフリースタイルスキー競技です。 ノルウェー語で「雪のこぶ」を意味する言葉が語源とされています。
競技時間は約30秒で、選手は200メートル以上の急斜面を一気に滑走します。 採点配分はターンが60%、エアが20%、スピードが20%です。華やかなジャンプよりもコブを滑るターン技術が最も重視されているのが特徴です。
モーグルが使用されるシーンには以下のようなものがあります。
・ 冬季オリンピックのフリースタイルスキー競技
・ ワールドカップや世界選手権
・ デュアルモーグル(2人同時に滑る対決形式)
私の友達がスキーインストラクターをしていて、**「モーグルは基礎のターン技術が命」**と言っていました。彼が教えている生徒たちは、まず1シーズン(約3ヶ月間)かけてコブを滑る練習をするそうです。
「エアリアル」とは
冬季オリンピックはエアリアルという競技が面白いので、皆さん良ければ見てください
— 黒髪乙女論争 a.k.a.ラムダ (@iframuda) January 30, 2022
日本人は出ないのでBSで録画ですが#snd pic.twitter.com/2P6YmrwvCx
エアリアルとは、キッカーと呼ばれる専用のジャンプ台から空中に飛び出し、宙返りや回転などの技の完成度を競うフリースタイルスキー競技です。 英語で「aerial」は「空中の」という意味で、まさに名前通りの競技内容です。
空中演技だけに特化した競技で、コブのある斜面を滑ることはありません。 約70メートルの平らな助走路を滑走し、高さ2メートルから4.2メートルのジャンプ台から飛び出します。
エアリアルが使用されるシーンには以下のようなものがあります。
・ 冬季オリンピックのフリースタイルスキー競技
・ ワールドカップや国際大会
・ エアリアル混合団体(男女混合の団体戦)
私が以前テレビで見たドキュメンタリーで、エアリアル選手が夏場にプールに飛び込んで練習する様子が紹介されていました。雪上で失敗すると大怪我のリスクがあるため、プールで年間200日以上練習してから雪上に臨むそうです。
2つの違いを比較
モーグルとエアリアルの最も大きな違いは、コブのある斜面を滑るかどうかです。
モーグルは約200メートルの急斜面に設置されたコブを滑り降りながら、途中2カ所でジャンプを行います。 一方、エアリアルは平らな助走路から専用ジャンプ台で飛び出し、空中演技だけを競います。つまりモーグルは「滑走+ジャンプ」、エアリアルは「ジャンプのみ」です。
採点配分も異なります。 モーグルはターン技術が60%と最も重視され、エアは20%、スピードが20%です。対してエアリアルは空中演技の技術が100%評価されます。
競技時間にも大きな差があります。 モーグルは約30秒、エアリアルはわずか5秒程度です。使用する用具では、モーグル選手はストックを使いますが、エアリアル選手はストックを使用しません。
覚え方・区別のコツ
モーグルとエアリアルを見分けるコツは、「コブがあるかないか」を見ることです。
テレビでフリースタイルスキーを見たとき、画面に凸凹した斜面が映っていたらモーグル、平らな斜面と大きなジャンプ台だけが映っていたらエアリアルと判断できます。 この見分け方なら一瞬で区別がつきます。
もう1つの覚え方として、**「モーグル=滑る+飛ぶ」「エアリアル=飛ぶだけ」**と覚えるのも効果的です。モーグルは滑走技術とジャンプの両方が必要ですが、エアリアルは空中演技に特化しています。
競技名の語源から覚えるのも一つの方法です。 モーグル(mogul)は「コブ」を意味する言葉から来ているので、「コブを滑る競技」と連想できます。エアリアル(aerial)は「空中」を意味するので、「空中で技をする競技」と覚えられます。
間違えやすいポイント
モーグルとエアリアルで最も間違えやすいのが、「どちらもジャンプする」という共通点があるため混同してしまうことです。
確かに両方の競技でジャンプシーンがありますが、モーグルのジャンプは滑走の途中で2回だけ行われ、採点の20%を占めるに過ぎません。 一方エアリアルのジャンプは競技の100%で、それだけで勝負が決まります。「ジャンプがある」という共通点に惑わされず、それが主役か脇役かを意識することが大切です。
もう1つよくある間違いが、「エアリアルもコブを滑る」と思い込むケースです。 これは完全な誤解で、エアリアルのコースには一切コブがありません。平らな助走路を滑走し、ジャンプ台から飛び出すだけです。
また、「どちらが難しいか」という質問をよく受けますが、これは比較できません。 モーグルはコブを正確に滑る技術とスピード、そして2回のジャンプを約30秒間で完璧にこなす総合力が求められます。エアリアルは数秒の空中で高難度の技を完璧に決める集中力と技術が必要です。求められる能力が全く異なるため、単純な難易度比較はできないのです。
よくある質問
Q1:モーグルとエアリアルはどちらが先にオリンピック種目になったの?
両方とも1992年のアルベールビルオリンピックで同時に正式種目になりました。 その前の1988年カルガリーオリンピックでは公開種目として実施されていました。フリースタイルスキーの中でも歴史の長い2つの競技が、同じタイミングで正式種目として認められたのです。
Q2:モーグルのコブは自然にできたものなの?
いいえ、モーグルのコブは人工的に作られた規則的な凸凹です。 競技用のコブは機械を使って均等に配置され、高さや間隔が規定に沿って設計されています。自然にできたコブとは異なり、選手が公平に競技できるよう計算されて作られているのです。
Q3:日本人選手はどちらの競技が得意なの?
日本はモーグルで多くのメダルを獲得しています。 1998年長野オリンピックで里谷多英選手が金メダル、2002年ソルトレークシティで同選手が銅メダル、2018年平昌で原大智選手が銅メダル、2022年北京で堀島行真選手が銅メダルを獲得しました。エアリアルでは国際大会で入賞はあるものの、オリンピックでのメダル獲得はまだありません。
Q4:画面で見分けるポイントは?
斜面にコブがあればモーグル、平らな助走路と大きなジャンプ台だけならエアリアルです。 モーグルは斜面全体を使う競技で、エアリアルはジャンプ台周辺だけを使います。カメラアングルも全く異なるため、慣れれば一目で判断できるようになります。
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モーグルはコブのある急斜面を滑り降りながら途中2カ所でジャンプを行い、ターン・エア・スピードの3要素で競う複合競技です。採点配分はターン60%が最も重視され、約30秒間の滑走全体が評価対象になります。
エアリアルは専用ジャンプ台から飛び出して空中での技だけを競う競技で、テイクオフ姿勢・ジャンプの高さ・空中姿勢・着地が採点されます。競技時間はわずか5秒程度で、空中にいる1〜2秒が最大の見せ場です。
両方ともフリースタイルスキーの華やかな種目ですが、「滑る+飛ぶ」のモーグルと「飛ぶだけ」のエアリアルという明確な違いがあります。次の冬季オリンピックでは、この違いを理解して観戦すると、さらに楽しめるはずです。コブがあるかないかを見れば一瞬で区別できるので、ぜひ注目してみてください!

