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マジで?「ナメクジ」と「ヒル」の違い!見分け方と危険性を徹底解説

生活・文化

庭で見かけたヌルヌルした生き物、「これってナメクジ?それともヒル?」って迷ったことはありませんか?私も雨上がりの玄関先で細長い黒い生き物を見つけたとき、「これヒルじゃない?血吸われるかも!」って怖くなって、結局夫に退治してもらったことがあります。

でも実は、ナメクジとヒルは全く別の生き物なんです。

ナメクジは貝の仲間で草食、ヒルはミミズの仲間で吸血性。見た目は似ているけれど、分類も食べ物も危険性も違います。さらに、「コウガイビル」という名前に「ヒル」が付くのにヒルじゃない生き物もいて、混同しやすいんですよね。

この記事では、「ナメクジ」と「ヒル」それぞれの特徴や違い、見分け方、危険性について、わかりやすく解説していきます。どちらも素手で触ってはいけない理由も、しっかりお伝えしますね。

「ナメクジ」とは

「ナメクジ」は、殻が退化した陸に住む貝の仲間です。

正式には「軟体動物門腹足綱」に分類されます。カタツムリと同じ仲間で、カタツムリから殻がなくなったのがナメクジだと考えるとわかりやすいですね。

ナメクジの最大の特徴は、体全体がヌルヌルした粘液で覆われていることです。この粘液は乾燥から体を守り、移動をスムーズにする役割があります。触るとぬめっとした感触があります。

体長は2センチから5センチくらいが一般的ですが、大型のものだと10センチを超えることもあります。色は茶色、灰色、黒っぽいものが多く、体の前側3分の1くらいのところに「外套膜」という少し盛り上がった部分があります。

私が初めてナメクジをじっくり観察したのは、子供が「ママ、これ何?」って持ってきたときでした。

よく見ると、頭に4本の触角があって、長い2本の先端に目がついているんです。「え、目があるの?」って驚いて、図鑑で調べたら、ナメクジは視力はほとんどないけれど、明暗を感じられるそうです。

ナメクジは夜行性で、昼間は日陰の湿った場所に隠れています。夜になると活動を始めて、植物の葉や花、野菜などを食べます。草食性で、人間を襲ったり血を吸ったりすることはありません。

「ヒル」とは

「ヒル」は、ミミズやゴカイと同じ仲間の環形動物です。

正式には「環形動物門ヒル綱」に分類されます。体が輪っか状の節に分かれているのが特徴で、この点でミミズと似ています。

ヒルの最大の特徴は、吸血性であることです。人間や動物の血を吸って生きる種類が多く、特に田んぼや池にいるヒルは、人の足や手に吸い付いて血を吸います。

体長は3センチから7センチくらいで、ナメクジより細長い形をしています。色は黒や濃い茶色が多く、体全体が伸び縮みします。前後に吸盤を持っていて、これを使って移動したり、獲物に吸い付いたりします。

体表はナメクジのようなヌルヌルした粘液はなく、比較的乾いた感触です。ただし、水中にいるヒルは湿っています。

私が田んぼでヒルに遭遇したのは、田舎の実家に帰ったときでした。

田んぼの水路で足を洗っていたら、何か黒いものがくっついていて、「え、何これ!」って叫んでしまいました。祖父が「ヒルだよ、すぐ取らないと血を吸われる」って教えてくれて、急いで払い落としました。

ヒルは陸上よりも水中や湿った場所に多く生息します。田んぼ、池、沼、湿地などが主な生息地です。ただし、陸に住むヤマビルという種類もいて、これは森や山で人を襲うことがあります。

ナメクジとヒルの分類上の違い

ナメクジとヒルの最大の違いは、生物学的な分類が全く異なることです。

ナメクジは軟体動物です。貝、イカ、タコなどと同じ仲間で、体が柔らかく、殻を持つ種類が多いグループです。ナメクジは殻が退化していますが、体の中に痕跡が残っています。

カタツムリと同じ「有肺類」という呼吸方法のグループに属していて、肺で呼吸します。エラではなく肺を持っているので、陸上で生活できるんです。

ヒルは環形動物です。

ミミズ、ゴカイ、イトメなどと同じ仲間で、体が輪っか状の節に分かれているのが特徴です。この節のことを「体節」といい、伸び縮みできる構造になっています。

呼吸は皮膚呼吸で、皮膚から直接酸素を取り込みます。肺もエラもありません。水中でも陸上でも、皮膚さえ湿っていれば呼吸できるんです。

私が子供に「ナメクジって何の仲間?」って聞かれたとき、最初は「虫の仲間かな?」って思っていました。でも調べたら貝の仲間で、「え、貝なの?」ってびっくりしました。ヒルはミミズの仲間だと知って、さらに驚きました。

ナメクジとヒルの見た目の違い

ナメクジとヒルは、よく見ると見た目が結構違います。

ナメクジの体は、ずんぐりむっくりしています。幅があって、厚みもあります。頭には4本の触角があり、長い2本の先端に目があります。この触角は、触ると引っ込めることができます。

体の前側3分の1くらいのところに「外套膜」という盛り上がった部分があります。これは元々殻があった名残で、呼吸孔もここにあります。よく見ると、継ぎ目のような線が見えるんです。

ヒルの体は、細長くてツルツルしています。

ナメクジより幅が狭く、伸びると10センチ以上になることもあります。触角はなく、頭と尾の区別がつきにくいです。前後に吸盤があり、これで移動したり獲物に吸い付いたりします。

体表には節が見えます。よく見ると、輪っか状の模様が並んでいるのがわかります。これが環形動物の特徴です。

動き方も違います。ナメクジは腹側の筋肉を使って、波打つようにゆっくり這います。ヒルは体を伸ばしたり縮めたりして、尺取り虫のように移動します。

私が庭で見つけた細長い黒い生き物を、最初ヒルだと思ったのは、細長い見た目のせいでした。でもよく見たら触角があったので、「あ、これナメクジだ」って気づきました。

ナメクジとヒルの食性の違い

ナメクジとヒルでは、食べ物が全く違います。

ナメクジは草食性です。植物の葉、花、野菜、果物などを食べます。特に柔らかい新芽や花びらを好みます。ヤスリのような細かい歯を持っていて、葉を削り取るように食べます。

人間や動物を襲うことはありませんし、血を吸うこともありません。ただし、農作物を食べてしまうので、農家や家庭菜園をしている人にとっては害虫扱いされることが多いです。

私の育てているトマトの葉が、ある朝穴だらけになっていて、「何の虫?」って思ったら、夜にナメクジがたくさん這っていました。葉が削られたような跡があって、「これがナメクジの仕業か」って納得しました。

ヒルは吸血性です。

人間や動物の血を吸って生きる種類が多いです。ヒルは獲物に吸い付くと、皮膚を破って血を吸い始めます。唾液には麻酔成分が含まれているので、吸われても最初は痛みを感じないことが多いんです。

一度吸い始めると、満腹になるまで吸い続けます。血を吸い終わると自然に離れますが、その間10分から30分かかることもあります。

ただし、すべてのヒルが吸血性というわけではありません。水中にいるイシビルなどは、他の小動物を食べる肉食性です。血を吸わない種類もいるんです。

「コウガイビル」との混同に注意

ナメクジやヒルと間違えやすい生き物に「コウガイビル」がいます。

コウガイビルは、名前に「ヒル」と付いていますが、実はヒルの仲間ではありません。プラナリアと同じ扁形動物で、ヒル(環形動物)とは全く別の生き物なんです。

コウガイビルの最大の特徴は、頭がハンマーのような扇形をしていることです。三味線のバチに似ているので「笄(こうがい)」という名前が付きました。体は細長く、10センチから30センチもあります。

色は黒や茶色が多く、背中に縦の線が入っているものもいます。見た目がナメクジに似ているので、「太いナメクジ?」って思う人も多いです。

コウガイビルは血を吸いません。

肉食性で、ナメクジやミミズを食べます。人間に直接害を与えることはないのですが、素手で触るのは危険です。なぜなら、ナメクジを食べた際に、ナメクジが持っていた寄生虫を一緒に取り込んでいる可能性があるからです。

私が玄関先で見つけたのは、実はこのコウガイビルでした。最初は「ヒル!」って怖がったんですけど、調べたら血を吸わないとわかって安心しました。でも、寄生虫の可能性があると知って、「やっぱり触らなくて良かった」って思いました。

ナメクジの危険性と寄生虫

ナメクジには、絶対に素手で触ってはいけない理由があります。

ナメクジには「広東住血線虫」という寄生虫がいる可能性があるからです。この寄生虫は、もともとネズミの体内に住んでいますが、ネズミの糞を食べたナメクジやカタツムリに寄生します。

人間がこの寄生虫に感染すると、「好酸球性髄膜脳炎」という病気になることがあります。頭痛、発熱、吐き気などの症状が出て、重症化すると意識障害や死に至ることもあるんです。

感染経路は、ナメクジを触った手で食事をしたり、ナメクジが這った野菜を生で食べたりすることです。実際に、生野菜についていたナメクジの粘液から感染した事例もあります。

私が一番怖いと思ったのは、子供がナメクジを触ろうとしたときでした。

「触っちゃダメ!」って止めて、「ナメクジには病気の虫がいるかもしれないから、絶対に触らないでね」って教えました。それ以来、子供もナメクジを見つけたら「触らない、近づかない」って言うようになりました。

もし誤って触ってしまった場合は、すぐに石鹸でよく手を洗ってください。野菜についているナメクジや粘液の跡を見つけたら、その部分を切り取るか、よく洗ってから食べましょう。

ヒルの危険性と対策

ヒルに吸血されると、いくつかの問題が起こります。

まず、血が止まりにくくなります。ヒルの唾液には血液凝固を防ぐ成分が含まれているため、ヒルが離れた後も血が流れ続けることがあります。30分から1時間血が止まらないこともあるんです。

かゆみや腫れも出ます。吸血された部分が赤く腫れて、かゆくなります。人によってはアレルギー反応が出ることもあります。

感染症のリスクもあります。ヒルが他の動物から吸血した後に人間を吸血すると、病原菌を媒介する可能性があります。傷口から雑菌が入って、化膿することもあります。

ヒルに吸い付かれたときの対処法は、無理やり引きはがさないことです。

無理に引っ張ると、ヒルの口が皮膚に残ったり、傷口が広がったりします。塩や酢、タバコの火などを近づけると、ヒルが自分から離れます。

田んぼや山に入るときは、長袖長ズボン、長靴を着用して、肌の露出を減らしましょう。虫除けスプレーも効果的です。

私の祖父は、田んぼに入るときは必ず長靴をはいて、靴下の上から輪ゴムで止めていました。「こうしないとヒルが入ってくるからな」って教えてくれました。

ナメクジとヒルの見分け方

実際に遭遇したとき、ナメクジとヒルをどう見分ければいいでしょうか。

まず、触角があるかどうかを確認しましょう。ナメクジには頭に4本の触角があります。長い2本の先端に目があります。ヒルには触角がありません。

体の形も重要です。ナメクジはずんぐりしていて、幅があります。ヒルは細長くて、体が伸び縮みします。

いる場所も手がかりになります。ナメクジは葉っぱの上や植物の近くにいることが多いです。ヒルは水辺や湿った地面にいます。

粘液の量も違います。ナメクジは大量のヌルヌルした粘液で覆われていて、這った後にキラキラした跡が残ります。ヒルは粘液が少なく、比較的乾いた感じです。

私が子供に教えた覚え方は、「触角があったらナメクジ、なかったらヒル」です。

これが一番わかりやすくて、子供もすぐに覚えてくれました。遠くから見ただけでは判断できないときは、決して触らず、大人に聞くように伝えています。

よくある質問

Q1. ナメクジとヒルの一番の違いは?

分類が全く違います。ナメクジは軟体動物(貝の仲間)で草食、ヒルは環形動物(ミミズの仲間)で吸血性です。見た目も、ナメクジには触角があり、ヒルにはありません。食べ物も危険性も異なります。

Q2. コウガイビルは血を吸いますか?

いいえ、血を吸いません。名前に「ヒル」と付いていますが、ヒルの仲間ではなく扁形動物です。肉食性でナメクジやミミズを食べますが、人間を襲うことはありません。ただし寄生虫を持つ可能性があるので、素手で触るのは避けましょう。

Q3. ナメクジを触ってしまったら?

すぐに石鹸でよく手を洗ってください。ナメクジには広東住血線虫という寄生虫がいる可能性があり、感染すると髄膜脳炎を引き起こすことがあります。触った後は必ず手を洗い、食事の前にも再度洗いましょう。

Q4. ヒルに吸い付かれたらどうする?

無理やり引きはがさないでください。塩や酢をかけるか、タバコの火を近づけると自分から離れます。無理に引っ張ると口が残ったり傷口が広がったりします。離れた後は傷口を消毒して、血が止まるまで圧迫しましょう。

Q5. 庭のナメクジ対策は?

ナメクジ用の駆除剤を使う、ビールトラップを設置する、銅線を敷く、卵の殻を撒くなどの方法があります。夜行性なので夕方の水やりを控えることも効果的です。また、天敵のコウガイビルがいれば自然に減ることもあります。

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まとめ

「ナメクジ」と「ヒル」の違いをまとめます。

ナメクジは、軟体動物門腹足綱に分類される貝の仲間です。カタツムリから殻が退化したもので、体長2センチから5センチ、頭に4本の触角があります。体全体がヌルヌルした粘液で覆われており、外套膜という盛り上がった部分があります。草食性で、植物の葉や花を食べます。人を襲うことはありませんが、広東住血線虫という寄生虫を持つ可能性があり、素手で触るのは危険です。

ヒルは、環形動物門ヒル綱に分類されるミミズの仲間です。体長3センチから7センチ、細長い体で触角はありません。前後に吸盤があり、伸び縮みして移動します。吸血性で、人間や動物の血を吸います。唾液に麻酔成分があるため、吸われても最初は気づきにくいです。吸血後は血が止まりにくくなり、感染症のリスクもあります。

見分け方は、触角の有無が最も簡単です。

触角があればナメクジ、なければヒルです。その他、体の形(ナメクジはずんぐり、ヒルは細長い)、粘液の量、いる場所なども手がかりになります。コウガイビルという名前に「ヒル」が付く別の生き物もいるので注意が必要です。

どちらも素手で触ってはいけません。

ナメクジには広東住血線虫という寄生虫、ヒルには吸血と感染症のリスクがあります。

私自身、この違いを理解してから、庭で見かける生き物を慎重に観察するようになりました。子供にも「見るだけ、触らない」を徹底させています。

これから庭仕事や田んぼ、山に行くときは、ナメクジとヒルの違いを意識して、安全に気をつけてくださいね。