毎日食べる夕方や夜の食事。あなたは「夕食」「晩ごはん」「夜ごはん」「ディナー」、どの言葉を使っていますか?
実は私、子どもの頃から「晩ごはん」と言っていたんです。ところがある日、友達が「今日の夜ごはん何?」と聞いてきたとき、なんだか違和感を感じて。その後、テレビやSNSでも「夜ごはん」という言葉をよく見かけるようになり、気になって調べてみたんです。
すると、この4つの言葉には微妙なニュアンスの違いがあることがわかりました。特に「夜ごはん」は最近になってできた新しい言葉だったんですね。
今回は、同じ食事を表すこれらの言葉の違いを、わかりやすく解説していきます。知っておくと、使い分けができてちょっと楽しいですよ。
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「夕食」とは
「夕食(ゆうしょく)」は、夕方や晩に食べる食事を表す最も一般的な言葉です。書き言葉として使われることが多く、フォーマルな場面や改まった文章でよく使われます。
もともとは「夕方の食事」という意味でした。昔は電気がなかったので、まだ明るいうちに食事を済ませていたんですね。だから「夕方」という言葉が使われていたんです。
現代では、実際に食べる時間が夕方とは限らなくても「夕食」と呼ばれています。18時でも20時でも、夜の食事全般を指す言葉として定着しているんですね。
✓「本日の夕食は和食でございます」(レストランやホテルで)
✓「夕食を済ませてから出かけます」(少し改まった言い方)
✓「夕食の準備をする」(書き言葉として自然)
私が病院に付き添いで行ったとき、看護師さんが「夕食は何時頃召し上がりますか?」と丁寧に聞いてくださったのを覚えています。やはりフォーマルな場面では「夕食」が使われるんだなと実感しました。
「晩ごはん」とは
晩ごはん
— 小遣い制のなぎペタ (@nagipetan) January 14, 2026
豚汁作るとおにぎりを握りたくなる🍙 pic.twitter.com/7nJnNuKllz
「晩ごはん(ばんごはん)」は、家庭的で温かみのある言葉です。特に家で食べる夜の食事を指すときによく使われます。
「晩」という言葉は、日が暮れた後の時間帯を表します。明治時代になって電灯が普及すると、暗くなってからでも食事ができるようになりました。そのため「夕」よりも「晩」の方が時間的にふさわしいと考えられ、「晩ごはん」が広まったと言われています。
「晩ごはん」は昔から使われている伝統的な言葉で、世代を問わず多くの人に受け入れられています。特に年配の方は「晩ごはん」を好んで使う傾向があるようです。
✓「今日の晩ごはん、カレーにしようか」(家族との会話で)
✓「晩ごはんの買い物に行ってくる」(日常的な場面で)
✓「家族揃って晩ごはんを食べる」(温かい雰囲気を表現)
我が家では今でも「晩ごはん」という言葉を使っています。子どもたちに「晩ごはんできたよー!」と声をかけるとき、なんだか家庭的な温かさを感じるんですよね。口語として自然で、親しみやすい響きがあります。
「夜ごはん」とは
こんばんわ🎶
— ましゅ (@mashu_cooking) January 10, 2026
今日の夜ごはん(*´˘`*)💕#夜ごはん#おうちごはん pic.twitter.com/iO7gVfRXdy
「夜ごはん(よるごはん)」は、2000年代以降に使われるようになった比較的新しい言葉です。若い世代を中心に広まっており、カジュアルな場面で使われることが多いです。
実は、つい最近まで国語辞典にも載っていなかった言葉なんです。現在では『デジタル大辞泉』に「比較的近年になってできた語」として掲載されるようになりましたが、放送や新聞の世界では基本的に使われていません。
現代では夕食を食べる時間が遅くなっています。19時台が最も多く、21時以降という人も珍しくありません。この「晩食化」の流れに合わせて、「夜ごはん」という言葉が生まれたと考えられています。
✓「夜ごはん何食べる?」(友達同士の気軽な会話で)
✓「夜ごはんのレシピを検索する」(SNSやブログで)
✓「今日の夜ごはんはパスタにした」(カジュアルな日記風に)
ただし、年配の方の中には「夜ごはん」に違和感を覚える人も少なくありません。私の母も「夜ごはんって言い方、なんだか幼く聞こえる」と言っていました。ビジネスの場面や目上の方との会話では避けた方が無難かもしれませんね。
「ディナー」とは
参加させていただいた夜会🥩🍹✨
— Taketiyo0926 (@Taketiyo0) January 11, 2026
普段、僕が食べられない贅沢なディナーをいただいきました!
良い思い出になりました〜🙏 pic.twitter.com/VcxQY2dhll
「ディナー」は、レストランなどで食べる豪華な夕食や、特別な雰囲気の食事を指す言葉として日本では使われています。
もともと英語の「dinner」は「その日のメインの食事」という意味です。必ずしも夜に限らず、昼に食べても「dinner」と呼ばれることがあります。イギリスでは「サンデーディナー」や「クリスマスディナー」など、昼食として食べるディナーも一般的です。
日本では、主に洋食レストランでコース料理を食べるときや、ホテルのレストランで特別な食事をするときに「ディナー」という言葉が使われます。カジュアルなファミレスよりも、少しおしゃれな雰囲気の食事というイメージですね。
✓「記念日に高級レストランでディナーを楽しんだ」(特別な食事)
✓「今夜はホテルのディナーブッフェに行く」(豪華な食事)
✓「ディナーの予約を取る」(フォーマルなレストランで)
結婚記念日に夫と二人でフレンチレストランに行ったとき、「本日のディナーコースは…」とメニューを説明されました。このとき「晩ごはんコース」とは言わないですよね。「ディナー」には特別感や非日常的な雰囲気が含まれているんです。
「夕食」「晩ごはん」「夜ごはん」「ディナー」の違いは何?
ここまで4つの言葉を見てきましたが、違いをまとめると次のようになります。
「夕食」は最もフォーマルで、書き言葉として使われることが多い言葉です。時間帯に関係なく、夜の食事全般を指します。病院や学校、ビジネスの場面など、改まった状況で使うのに適しています。
「晩ごはん」は家庭的で温かみのある言葉で、特に自宅で食べる夜の食事を表します。昔から使われている伝統的な表現で、幅広い世代に受け入れられています。家族や親しい人との会話で自然に使える言葉です。
「夜ごはん」は比較的新しい言葉で、主に若い世代が使っています。カジュアルな場面やSNSなどで見かけることが多いですが、年配の方には違和感を持たれることもあるので、使う相手や場面を選んだ方がよいでしょう。
「ディナー」は特別な雰囲気や豪華さを表す言葉で、主にレストランなどで食べる洋食や、コース料理を指すときに使われます。日常的な家での食事には使わず、外食や特別な機会の食事を表現するときに適しています。
私自身、これらの違いを意識してから、場面に応じて言葉を使い分けるようになりました。家族との会話では「晩ごはん」、仕事のメールでは「夕食」、友達とのLINEでは「夜ごはん」という具合です。
「夕食」「晩ごはん」「夜ごはん」「ディナー」の使い分け方のポイント
使い分けのポイントは、相手や場面によって適切な言葉を選ぶことです。
フォーマルな場面や書き言葉では「夕食」を使うのが無難です。ビジネスメール、学校からのお知らせ、病院での会話など、改まった状況では「夕食」が最も適しています。
日常会話や家族との会話では「晩ごはん」が自然です。特に家で食べる食事を指すときは「晩ごはん」を使うと温かみが伝わります。世代を問わず使える言葉なので、誰と話すときでも失礼にあたりません。
若い友達同士のカジュアルな会話やSNSでは「夜ごはん」も使えます。ただし、目上の人や年配の方との会話では避けた方が安心です。「夜ごはん」に違和感を覚える人もいることを覚えておきましょう。
レストランでの特別な食事や、豪華な洋食を指すときは「ディナー」を使います。「今夜はイタリアンレストランでディナー」のように、おしゃれな雰囲気を表現したいときにぴったりです。
私の経験では、義母との会話では「晩ごはん」、子どもの学校の連絡帳には「夕食」、友達とのグループチャットでは「夜ごはん」と、自然と使い分けていることに気づきました。言葉の持つ雰囲気を理解すると、コミュニケーションもスムーズになりますね。
地域や年代による違いはある?
「夕食」「晩ごはん」「夜ごはん」「ディナー」の使い方には、地域差や年代差があります。
地域による違いでは、「夜ごはん」を京都などの一部地域でよく使うという声もありますが、全国的に広まっているため、地域差よりも個人差や家庭の習慣による違いの方が大きいようです。
年代による違いは比較的はっきりしています。年配の方は「晩ごはん」を好む傾向があり、「夜ごはん」には違和感を覚える人が多いです。一方、若い世代は「夜ごはん」を自然に使っており、SNSやテレビの影響で普及が進んでいます。
また、家庭環境による違いも見られます。私の実家では「晩ごはん」一筋でしたが、友達の家では「お夕飯(おゆうはん)」と呼んでいました。育った環境で使う言葉が違うのは面白いですよね。
「夕食」は年代や地域を問わず使える言葉なので、迷ったときは「夕食」を選ぶのが安全です。フォーマルな場面でも、カジュアルな場面でも使えますし、誰に対しても失礼にあたりません。
他の食事の呼び方もチェック
夜の食事以外にも、食事を表す言葉はたくさんあります。
朝の食事は「朝食(ちょうしょく)」「朝ごはん」「朝めし」などと呼ばれます。「朝食」がフォーマル、「朝ごはん」が日常的、「朝めし」はやや男性的な響きがあります。
昼の食事は「昼食(ちゅうしょく)」「昼ごはん」「お昼」「ランチ」などです。「お昼」だけでも昼食を表すことができます。「ランチ」は特に外食のときによく使われますね。
夜食(やしょく) は、晩ごはんを食べた後、夜遅くに食べる軽い食事のことです。勉強や仕事で夜更かしするときに食べるラーメンやおにぎりなどを指します。これは「夕食」や「晩ごはん」とは別物なので注意しましょう。
晩餐(ばんさん) という言葉もあります。これは非常にフォーマルで格式高い言葉で、「最後の晩餐」や「宮中晩餐会」など、特別な場面でしか使われません。日常会話で使うことはほぼありませんが、知っておくと教養として役立ちます。
私が受験勉強をしていたとき、母が作ってくれた温かいうどんを「夜食」と呼んでいました。これを「晩ごはん」とは言いませんよね。食事のタイミングや内容によって、言葉も変わってくるんです。
よくある質問
「夕食」と「夕飯」は違うの?
「夕食(ゆうしょく)」と「夕飯(ゆうはん)」は基本的に同じ意味です。「夕食」の方がやや改まった響きがあり、書き言葉として使われることが多いです。「夕飯」は口語的で、日常会話でよく使われます。どちらを使っても間違いではありませんが、フォーマルな文章では「夕食」の方が適しています。
ビジネスメールでは何と書くべき?
ビジネスメールや正式な文書では「夕食」を使うのが最も適切です。「夕食会を開催いたします」「夕食代を支給いたします」のように、フォーマルな場面では「夕食」が標準的な表現となります。「晩ごはん」や「夜ごはん」は親しみやすい表現ですが、ビジネス文書には向きません。
「夜ごはん」は間違った言い方?
「夜ごはん」は間違った言い方ではありませんが、比較的新しい言葉です。若い世代を中心に広まっており、現在では辞書にも掲載されています。ただし、年配の方には違和感を持たれることもあるため、使う相手や場面を選んだ方がよいでしょう。カジュアルな会話やSNSでは問題ありませんが、改まった場面では避けた方が無難です。
レストランで「晩ごはん」と言ってもいい?
レストランでも「晩ごはん」という言葉は使えますが、お店の雰囲気によって使い分けるとよいでしょう。カジュアルなファミレスやチェーン店では「晩ごはん食べに来た」でも自然ですが、高級レストランやホテルのレストランでは「ディナー」や「夕食」の方が雰囲気に合います。店員さんとの会話では、お店が使っている言葉に合わせるとスムーズです。
「夕食」の人気商品をレビュー件数順に楽天でチェック!まとめ
「夕食」「晩ごはん」「夜ごはん」「ディナー」は、すべて夕方や夜に食べる食事を指す言葉ですが、それぞれニュアンスや使う場面が異なります。
「夕食」は最もフォーマルで、書き言葉や改まった場面で使われます。「晩ごはん」は家庭的で温かみのある言葉で、昔から使われている伝統的な表現です。「夜ごはん」は比較的新しい言葉で、主に若い世代が使います。「ディナー」は特別な雰囲気や豪華さを表し、レストランなどでの食事に使われます。
相手や場面に応じて適切な言葉を選ぶことで、より自然で伝わりやすいコミュニケーションができます。迷ったときは「夕食」を使えば安心ですし、家族との会話では「晩ごはん」が温かみを感じさせます。
私自身、これらの違いを知ってから、言葉の使い分けが楽しくなりました。皆さんも今日から、場面に合わせた言葉選びを意識してみてくださいね。

