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マジで?「背脂」と「ラード」の違いは加工の有無だった

グルメ・飲食

ラーメン屋さんで「背脂チャッチャ系」なんて言葉を聞いたり、料理番組で「ラードを使うとコクが出る」と言われたり、豚の脂に関する言葉を耳にすることがありますよね。

でも、「背脂とラードって同じもの?」「どう違うの?」と疑問に思ったことはありませんか。私も2人の子どもがいて、毎日料理をしていますが、以前はこの2つの違いがよくわからず、レシピに「ラード」と書いてあっても何を使えばいいのか迷っていました。

実は、この2つには「加工しているかどうか」という大きな違いがあるんです。知っているようで知らない、でも料理の味を左右する大切な食材たち。

この記事では、「背脂」と「ラード」の違いについて、それぞれの特徴から使い分け、家庭での活用法まで詳しく解説していきます。違いを知れば、料理の幅がぐっと広がりますよ。

「背脂」とは

「背脂(せあぶら)」は、豚の背中にある脂身のことです。

豚肉のロースという部位の上側に存在する脂肪で、英語では「back fat」と呼ばれます。

ラーメン屋さんで「背脂チャッチャ系」「背脂たっぷり」などと書かれているのを見かけますが、あのラーメンの上に浮かんでいる白い脂が背脂です。

背脂は、そのままの状態の脂身を指します。

加工されていない、豚から切り出したままの脂肪のことです。

オレイン酸やリノール酸などの旨味成分が豊富に含まれていて、これが料理にコクと深みを与えてくれます。私も最初は「ラーメンの脂って体に悪そう」と思っていましたが、実は旨味成分がたっぷりなんですね。

背脂は、融点が低いのが特徴です。

融点とは、固体が液体に変わる温度のことで、背脂は27度から40度程度で溶け始めます。

人間の体温に近い温度で溶けるため、口の中に入れるととろけるような口当たりになります。この特性が、ラーメンのスープに入れたときの独特の食感を生み出しているんです。

「ラード」とは

「ラード(lard)」は、豚の脂肪から精製した油脂のことです。

背脂を含む豚の脂身を加熱して溶かし、不純物を取り除いて作られます。

英語では豚の脂肪全般を「lard」と言いますが、日本では精製された食用油脂をラードと呼んでいます。スーパーの油売り場やバター売り場で、白いクリーム状の容器に入って売られているのを見かけますよね。

ラードには、2つの種類があります。

「純正ラード(純製ラード)」は、100パーセント豚脂のみを使用したもので、豚が持つビタミン類がそのまま含まれています。

「調整ラード」は、豚脂に牛脂やパーム油などをブレンドしたもので、純正ラードよりも香りや粘りが控えめで、賞味期限も長いのが特徴です。外食で使われるラードは、調整ラードが多いそうです。

ラードは、常温で固まり、加熱すると液体になります。

室温では白いクリーム状ですが、30度から40度で溶け始めて透明な油に変化します。

この性質のおかげで、料理に混ぜ込みやすく、炒め物や揚げ物にも使いやすいんです。私も最近、チャーハンを作るときにラードを使うようになりましたが、お店の味に近づいて家族にも好評です。

「背脂」と「ラード」の基本的な違い

最大の違いは、加工しているかどうかです。

背脂は、豚から切り出したままの脂身で、加工されていません。

ラードは、背脂を含む豚の脂身を加熱して溶かし、不純物を濾過して精製した油脂です。つまり、背脂はそのままの状態、ラードは加工された状態ということです。

部位の範囲にも違いがあります。

背脂は、豚の背中部分の脂身だけを指します。ロースの上側にある特定の部位の脂肪です。

ラードは、背脂だけでなく、豚の腹部や腎臓周辺など、豚のあらゆる脂身から作られます。つまり、背脂は特定の部位、ラードは豚の脂全般から作られるということです。

見た目と形状も異なります。

背脂は、白く柔らかい塊状の脂で、切り身として売られていることが多いです。スライスされたり、細かく刻まれたりして提供されます。

ラードは、白くなめらかなクリーム状やペースト状で、容器に入って売られています。チューブタイプ、マーガリンのような容器、業務用の一斗缶など、様々な形態があります。

味わいとコクの強さにも差があります。

背脂は、純粋な背中の脂身だけを使うため、コクが非常に強く、雑味が少ないです。ラーメンに入れると、濃厚な旨味が感じられます。

ラードは、様々な部位の脂を混ぜて精製するため、背脂よりもマイルドで、クセが少ないです。幅広い料理に使いやすいのが特徴です。

価格にも違いがあります。

背脂は、特定の部位の脂身なので、精肉店や業務用スーパーで手に入りますが、一般のスーパーでは見かけないことが多いです。価格は比較的手頃です。

ラードは、スーパーで手軽に購入でき、純正ラードは少し高め、調整ラードは比較的安価です。我が家では、手に入りやすいラードを常備しています。

料理での使い分け

背脂は、ラーメンのスープに最適です。

融点が低く、スープに溶けやすいため、ラーメンに入れるとコクと旨味が増します。

こってり系のラーメン店では、仕上げに背脂を加えることで、あの独特の味わいを出しています。背脂が浮かんだラーメンは、油がフタの役割をして、スープが冷めにくくなるという効果もあります。

背脂は、餃子やシュウマイにも使えます。

ひき肉に背脂を混ぜると、ジューシーで旨味の強い餃子やシュウマイになります。

赤身のひき肉に背脂を加えることで、パサつかず、ふっくらとした食感に仕上がります。私も餃子を作るときに、お肉屋さんで背脂のミンチを買って混ぜるようになってから、家族が「お店の餃子みたい!」と喜んでくれるようになりました。

ラードは、チャーハンや炒め物に最適です。

ラードを使って炒めると、香ばしさとコクが加わり、お店のような味に仕上がります。

中華料理では、ラードは欠かせない調味料で、野菜炒めやチャーハンに使うと、格段に美味しくなります。サラダ油と違って、ラードには豚の旨味があるので、料理全体の味が深まるんです。

ラードは、揚げ物にも使えます。

とんかつや唐揚げをラードで揚げると、カラッとした食感とコクのある仕上がりになります。

「とんかつはラードで揚げたものでなければダメだ」という食通もいるほどだそうです。ただし、揚げ油として使う場合は量が必要なので、コストがかかります。

ラードは、お菓子作りにも使えます。

パイやクッキー、マフィンなどに使うと、バターとは違うサクサク感とコクが出ます。

沖縄の「ちんすこう」や「サーターアンダギー」には、ラードが使われています。ヨーロッパでは、ラードをパンに塗ってトーストにして食べる地域もあるそうです。

家庭でのラードの作り方

ラードは、家庭でも簡単に作ることができます。

材料は、背脂300から500グラムと、少量の水だけです。

背脂は、お肉屋さんや業務用スーパーで購入できます。一般のスーパーでは置いていないことが多いですが、精肉コーナーで声をかけると取り寄せてくれることもあります。

作り方は、とてもシンプルです。

背脂をざっくりカットして、鍋に入れます。ひたひたになるくらいの水を加えて、青ネギの緑の部分や生姜を入れます。

沸騰したら弱火にして、2時間ほどじっくり煮ます。途中、水が少なくなったら足してください。背脂が透明になってとろけたら、ザルで濾します。

濾したラードは、保存容器に入れて保存します。

粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やし固めます。白く固まったら完成です。

冷蔵庫で1ヶ月程度保存できます。私も一度作ってみましたが、市販のラードよりも香りが良くて、料理がぐっと美味しくなりました。

濾した後の背脂のカスも、料理に使えます。

ラーメンのトッピングにしたり、野菜と一緒に炒めたり、そぼろにしたりと、捨てずに活用できます。

旨味が凝縮されているので、とても美味しいです。もったいないので、ぜひ活用してくださいね。

背脂とラードの栄養と健康面

背脂やラードは、カロリーが高い食材です。

脂肪なので、当然カロリーは高めです。食べ過ぎには注意が必要です。

ただし、豚の脂にはオレイン酸やリノール酸などの必須脂肪酸が含まれていて、これらは人間の体内では作られない大切な栄養素です。

オレイン酸は、悪玉コレステロールを減らす効果があります。

オリーブオイルに多く含まれることで知られるオレイン酸は、豚の脂にも豊富に含まれています。

適量を摂取することで、健康維持に役立ちます。ただし、摂りすぎは逆効果なので、バランスが大切です。

ラードには、ビタミン類も含まれています。

特に純正ラードには、豚が持つビタミンB群やビタミンEが含まれています。

完全に悪者扱いするのではなく、適量を料理に取り入れることで、味も栄養も向上します。私も最初は「脂は体に悪い」と思っていましたが、適量なら問題ないと知って、安心して使えるようになりました。

使う量を調整することが大切です。

毎日大量に使うのではなく、たまに料理のアクセントとして使うのがおすすめです。

サラダ油やオリーブオイルと同じように、料理に合わせて使い分けることで、健康的に楽しめます。

よくある質問

Q1. 背脂とラードの違いは?

背脂は加工していない脂身、ラードは精製した油脂です。

背脂は豚の背中部分の脂身をそのまま切り出したもので、加工されていません。ラードは背脂を含む豚の脂身を加熱して溶かし、不純物を濾過して精製した油脂です。背脂は特定の部位、ラードは豚の脂全般から作られます。

Q2. 背脂はどこで買える?

精肉店や業務用スーパーで購入できます。

一般のスーパーでは置いていないことが多いですが、精肉コーナーで声をかけると取り寄せてくれることもあります。また、通販サイトでも冷凍品として販売されています。ラーメン用としての需要がある地域では、比較的入手しやすいです。

Q3. ラードの保存方法は?

冷蔵庫で保存すると1ヶ月程度持ちます。

市販のラードは、未開封なら常温保存できるものが多いですが、開封後は冷蔵庫で保存してください。手作りラードは、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存すると1ヶ月程度持ちます。酸化を防ぐため、なるべく空気に触れないようにすることが大切です。

Q4. ラードは体に悪い?

適量なら問題ありません。

カロリーが高いため食べ過ぎには注意が必要ですが、オレイン酸やリノール酸などの必須脂肪酸が含まれていて、適量を摂取することで健康維持に役立ちます。完全に避けるのではなく、料理のアクセントとして適量を使うことで、美味しく健康的に楽しめます。

Q5. サラダ油で代用できる?

風味とコクは出ません。

サラダ油は植物油で、ラードのような動物性の脂とは風味が全く異なります。カロリーを抑えたい場合はサラダ油で代用できますが、ラードの持つコクと旨味は再現できません。ラード特有の味わいを楽しみたいなら、やはりラードを使うのがおすすめです。

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まとめ

「背脂」と「ラード」の違いは、加工しているかどうかです。

背脂は、豚の背中部分の脂身をそのまま切り出したもので、加工されていません。オレイン酸やリノール酸などの旨味成分が豊富で、融点が低くスープに溶けやすいのが特徴です。

ラードは、背脂を含む豚の脂身を加熱して溶かし、不純物を濾過して精製した油脂です。純正ラードと調整ラードの2種類があり、常温で固まり、加熱すると液体になります。

料理での使い分けが大切です。

背脂は、ラーメンのスープや餃子・シュウマイの具に混ぜるなど、コクと旨味を強く出したいときに使います。

ラードは、チャーハンや炒め物、揚げ物、お菓子作りなど、幅広い料理に使えます。クセが少なく扱いやすいので、家庭料理に取り入れやすいです。

適量を使えば、健康面でも問題ありません。

カロリーが高いため食べ過ぎには注意が必要ですが、必須脂肪酸やビタミン類も含まれています。

料理のアクセントとして適量を使うことで、味も栄養も向上します。違いを理解して、料理に合わせて上手に使い分けてくださいね。