メールを打っているとき、「この表現、『づらい』と『ずらい』どっちだっけ?」って迷ったことはありませんか?私も子供に読書感想文を教えているときに、「読みずらい」と書かれているのを見て「あれ?これって正しいんだっけ?」とドキッとした経験があります。
日常的によく使う言葉なのに、いざ書こうとすると迷ってしまう「づらい」と「ずらい」。
実はこの2つ、似ているようで全く違うんです。正しいのは「づらい」で、「ずらい」は間違いなんですよね。でも、なぜそうなのか、きちんと理解している人は意外と少ないかもしれません。
この記事では、「づらい」と「ずらい」の違いを、誰にでもわかりやすく解説していきます。正しい使い方や覚え方のコツ、具体的な例文も紹介するので、もう迷うことはありませんよ。
「づらい」とは
生きづらい人って、だいたい「ちゃんとしすぎ」なんだと思う。多くが目をそらすことにもまっすぐ向き合おうとしてしまう。無責任になれなくて、最後まで自分の役目を果たそうとしてしまう人。迷惑かけないようにって自分を後まわしにしちゃう人。ちょっと不器用で、ちゃんと生きようとしてる人。世界一
— ヨココ🛁うふふルーム (@yococoroom1) January 4, 2026
「づらい」は「辛い(つらい)」という言葉が動詞にくっついた形です。
漢字で書くと「~し辛い」となります。「つらい」が濁音化して「づらい」になったと考えるとわかりやすいですね。
「辛い」には「~するのが難しい」「~するのが苦しい」という意味があります。つまり、何かをするときに困難さや不快感を感じる、という気持ちを表現する言葉なんです。
たとえば、「読みづらい」なら「読むのが辛い=読むのが難しい」という意味になります。「言いづらい」なら「言うのが辛い=言うのが苦しい」となるわけです。
私がこの言葉の成り立ちを知ったのは、子供が国語の宿題で困っていたときでした。「どうして『づ』なの?」と聞かれて、一緒に辞書を調べたら「辛い(つらい)から来ている」とわかって、「なるほど!」と親子で納得した思い出があります。
「ずらい」とは
づらい→ずらい、はよく間違う。私も以前間違てたし。
— kako (@yasumi3) July 14, 2011
実は「ずらい」という日本語は、正式には存在しません。
辞書を引いても、「ずらい」という項目はないんです。これは単なる「づらい」の誤用なんですね。
ではなぜ多くの人が「ずらい」と書いてしまうのでしょうか。理由はいくつか考えられます。
音で聞くと「づらい」も「ずらい」も同じように聞こえます。発音上の区別がほとんどないため、耳で覚えた言葉を文字にするときに迷ってしまうんです。
また、「ず」と「づ」の使い分けは日本語の中でも難しいポイントの一つです。現代仮名遣いでは「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の使い分けが複雑なため、間違えやすくなっています。
私自身、ママ友とのLINEのやり取りで「歩きずらい靴だった」と送られてきたとき、「あれ?」と思いながらも指摘するのも気まずくて、そのままスルーしたことがあります。でも、正式な文書やビジネスメールでこの間違いをしてしまうと、ちょっと恥ずかしいですよね。
「づらい」と「ずらい」の違い
最大の違いは、「づらい」が正しい表記で、「ずらい」は誤りだということです。
「づらい」は「辛い(つらい)」から派生した言葉なので、「つ」の濁音である「づ」を使います。これは日本語のルールに則った正しい表記なんです。
一方、「ずらい」は正式な日本語としては認められていません。音が似ているために生まれた誤用です。
仮名遣いのルールでは、「つ」が濁音化するときは「づ」になります。「つづく(続く)」「つづける(続ける)」などと同じ原理ですね。
覚え方のコツとしては、「辛い」という漢字を思い出すことです。「つらい」の「つ」が濁って「づ」になる、と覚えておけば間違えません。
私は最初、パソコンで変換するときに「ずらい」と打っても変換されないことに気づいて、「あ、これって間違いなんだ」と気付きました。実はパソコンの変換機能も間違いに気づくヒントになるんですよね。
「づらい」の正しい使い方と例文
「づらい」は動詞の連用形に付けて使います。
基本的な使い方は「動詞の語幹+づらい」という形です。これで「~することが難しい」「~するのが苦しい」という意味になります。
それでは具体的な例文をいくつか見ていきましょう。
「この本は文字が小さくて読みづらいです。」
この例文では、「読む」という動詞に「づらい」が付いて、読むことが難しいという意味を表しています。実際に私も老眼が気になり始めて、細かい文字の本が本当に読みづらくなってきました。
「彼には本当のことを言いづらい雰囲気があります。」
「言う」という動詞に「づらい」が付いて、言うことが苦しい、言いにくいという意味になっています。職場の上司にミスを報告するとき、まさにこの「言いづらい」気持ちになりますよね。
「雨で足元が悪く、歩きづらい道でした。」
「歩く」に「づらい」が付いて、歩くことが難しいという意味です。ヒールで雨の日に外出したとき、本当に歩きづらくて後悔したことがあります。
「新しい靴は最初は履きづらいものです。」
「履く」に「づらい」が付いています。新品の革靴って、慣れるまで本当に履きづらいですよね。
「人混みの中では動きづらくて疲れます。」
「動く」に「づらい」が付いて、動くことが難しいという意味になります。
このように、「づらい」はさまざまな動詞と組み合わせて使うことができます。日常生活の中で「~するのが難しい」「~するのが苦しい」と感じる場面で使える便利な表現なんです。
よく間違えられる「ずらい」の例
実際の文章で「ずらい」と間違えて書かれている例をいくつか見てみましょう。
「読みずらい」→ 正しくは「読みづらい」
「言いずらい」→ 正しくは「言いづらい」
「歩きずらい」→ 正しくは「歩きづらい」
「書きずらい」→ 正しくは「書きづらい」
「使いずらい」→ 正しくは「使いづらい」
これらはすべて「ずらい」ではなく「づらい」が正しい表記です。
私がよく見かけるのは、SNSやブログのコメント欄での誤用です。「このアプリ使いずらい」「文字が小さくて読みずらい」といった投稿を見かけることがあります。
でも、指摘するのも気を遣うので、ついつい見て見ぬふりをしてしまうんですよね。ただ、自分が書く文章では間違えないように気をつけています。
特にビジネスメールや公式な文書では、この手の誤字は避けたいものです。一度見直す習慣をつけておくと安心ですよ。
「づらい」と似た表現との違い
「づらい」と似た意味を持つ表現がいくつかあります。
まず「にくい」という表現があります。「読みにくい」「言いにくい」といった使い方ですね。
「づらい」と「にくい」はどちらも「~することが難しい」という意味ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
「にくい」は客観的な困難さを表すことが多いです。「この文章は読みにくい」と言った場合、文章そのものが難解だという客観的な事実を述べています。
一方、「づらい」は主観的な感情を含むことが多いんです。「この文章は読みづらい」と言った場合、読む人の感じる苦痛や不快感が強調されます。
私の感覚では、「づらい」の方がより個人的な感情が込められているように感じます。「言いにくい」は客観的に言うのが難しい状況を指し、「言いづらい」は言う人の心理的な苦しさを表現しているイメージですね。
また、「がたい」という表現もあります。「信じがたい」「許しがたい」といった使い方です。これは「~することができない」というより強い否定の意味を持ちます。
「づらい」は「難しい」というレベルですが、「がたい」は「ほぼ不可能」というニュアンスになります。
パソコンやスマホでの入力方法
「づらい」を正しく入力する方法を知っておくと便利です。
パソコンやスマホで入力する際、多くの人が「ずらい」と打ってしまいがちです。しかし、これだと正しく変換されないことがあります。
正しい入力方法は「づらい」とそのまま打つことです。「du」「ra」「i」とローマ字入力すれば「づらい」と表示されます。
または、「つらい」と入力してから最初の「つ」を「づ」に変更する方法もあります。「辛い」から来ていることを思い出しながら入力すれば、自然と正しい表記になりますよ。
私は最初、変換候補に「ずらい」が出てこないことで「あれ?」と気づきました。IMEの変換機能は意外と正しい日本語を教えてくれるんですよね。
また、単語登録機能を使って「よみづらい」「いいづらい」などよく使う表現を登録しておくと、さらに入力がスムーズになります。
スマートフォンのフリック入力では、「つ」の部分を左にフリックすると「づ」になります。これも覚えておくと便利です。
他人のために頑張っても「都合のいい人」として扱われ、頑張ることをやめようとすると「無責任だ」と責められる。頑張る人が損をするこの世の中、あまりにも生きづらい。
— よでぃ (@yod_blog) January 8, 2026
「づらい」を使った応用表現
「づらい」を使った表現は、日常会話でもビジネスシーンでも頻繁に使われます。
「話しづらい話題」というフレーズは、デリケートな内容を切り出すときに使います。家族や友人とのコミュニケーションで、「ちょっと話しづらいんだけど」と前置きすることってありますよね。
「やりづらい仕事」は、取り組みにくい業務を指します。私も以前、資料の不足した状態で報告書を作る仕事があって、本当にやりづらい思いをしました。
「聞きづらいことですが」という表現は、相手に遠慮しながら質問するときの定番フレーズです。年齢や給料など、直接聞きにくい内容を尋ねる際によく使われます。
「わかりづらい説明」は、理解しにくい内容を表現するときに使います。説明書や取扱説明書を読んでいて、「これわかりづらいな」と感じること、ありますよね。
「付き合いづらい人」というのは、人間関係において使われる表現です。コミュニケーションが取りにくい相手を指す言葉ですね。
これらの表現はすべて「づらい」を使った正しい日本語です。日常生活の中で自然に使えるようになると、より豊かな表現ができるようになりますよ。
覚えやすい語呂合わせとコツ
「づらい」を正しく書けるようになるための覚え方をご紹介します。
一番簡単な覚え方は「辛い(つらい)」を思い出すことです。「つ」の濁音が「づ」なので、「つらい」→「づらい」と変化すると覚えましょう。
語呂合わせとしては「『つ』が『づ』になる」と唱えると覚えやすいです。「つづく」「つづける」といった他の言葉でも同じルールが適用されていますよね。
私は子供に教えるとき、「『辛い』っていう漢字を思い浮かべて。これ『つらい』って読むよね?この『つ』に点々を付けたのが『づ』だよ」と説明しています。
視覚的に覚える方法もあります。「つ」と「づ」を並べて書いて、濁点が付いただけだと確認するんです。これで「ず」との違いも明確になります。
また、間違えそうになったら一度漢字で考えてみる習慣をつけるのもおすすめです。「読み辛い」「言い辛い」と漢字を当てはめてみれば、「つらい」から来ていることがわかりますよね。
何度も正しく書く練習をすることも大切です。間違いに気づいたら、その場で修正して、正しい表記を意識的に使うようにしましょう。
よくある質問
Q1. 「づらい」と「ずらい」はどちらが正しいですか?
正しいのは「づらい」です。「ずらい」は誤用で、辞書にも載っていません。「づらい」は「辛い(つらい)」から派生した言葉なので、「つ」の濁音である「づ」を使います。
Q2. なぜ「ずらい」と間違えやすいのですか?
発音が「づらい」と「ずらい」でほとんど同じため、耳で聞いて覚えた言葉を書くときに迷いやすいからです。また、現代仮名遣いでは「ず」と「づ」の使い分けが複雑なことも理由の一つです。
Q3. 「づらい」と「にくい」の違いは何ですか?
どちらも「~することが難しい」という意味ですが、ニュアンスが異なります。「にくい」は客観的な困難さを表し、「づらい」は主観的な感情や苦痛を含むことが多いです。
Q4. パソコンで「づらい」はどう入力しますか?
ローマ字入力の場合は「du」「ra」「i」と打つと「づらい」と表示されます。または「つらい」と入力してから「つ」を「づ」に変更する方法もあります。「ずらい」では正しく変換されません。
Q5. ビジネスメールで「ずらい」と書いてしまったらどうなりますか?
誤字として受け取られ、文章の信頼性や書き手の印象が下がる可能性があります。特にフォーマルな場面では、正しい日本語を使うことが重要です。送信前に必ず見直しましょう。
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「づらい」と「ずらい」の違いについて、重要なポイントをまとめます。
正しい表記は「づらい」で、「ずらい」は誤用です。「づらい」は「辛い(つらい)」から派生した言葉で、「~することが難しい」「~するのが苦しい」という意味を持ちます。
間違えやすい理由は、発音が似ていることと、「ず」と「づ」の使い分けが複雑なためです。しかし、「辛い(つらい)」の「つ」が濁音化して「づ」になると覚えれば、もう迷うことはありません。
「読みづらい」「言いづらい」「歩きづらい」など、日常的によく使う表現ばかりなので、正しい表記を身につけておくことが大切です。
私自身、この記事を書きながら改めて日本語の奥深さを感じました。何気なく使っている言葉でも、その成り立ちや正しい表記を知ることで、より自信を持って使えるようになりますよね。
これからは「づらい」と「ずらい」で迷うことなく、正しい日本語を使えるようになりましたね。ぜひ日常の文章作成で活用してください。

