メールや手紙を書いていると、「友達に会う」「恋人に会う」「事故に会う」など、「あう」という言葉を使う機会がたくさんありますよね。
でも、パソコンで「あう」と入力すると、「会う」「逢う」「遭う」といろんな漢字が出てきて、「どれを使えばいいの?」と迷ったことはありませんか。私も2人の子どもがいて、PTAの連絡や友人へのメッセージを書くとき、この3つの使い分けがよくわからず、いつも「会う」ばかり使っていました。
実は、この3つには「感情の込め方」や「場面の違い」という大きな違いがあるんです。知っているようで知らない、でも使い分けると文章に深みが出る言葉たち。
この記事では、「会う」と「逢う」と「遭う」の違いについて、それぞれの意味から使い分け、具体的な例文まで詳しく解説していきます。違いを知れば、もっと気持ちの伝わる文章が書けるようになりますよ。
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「会う」とは
【うつ・精神科あるある】
— うつ・精神科あるあるネタ (@utu_aruaru) January 7, 2026
人に会うと「思ったより元気そうだね」と言われるが、元気そうな時しか人に会えないので当たり前である
(あると思ったらRT)
「会う」は、人と顔を合わせるという最も一般的な表現です。
「かう」と読み、人と人が直接対面することを広く表す言葉です。
小学校で最初に習う漢字で、ビジネスでも日常でも幅広く使える万能な表現です。私も迷ったときは、まず「会う」を使うようにしています。
「会う」は、予定された対面にも偶然の対面にも使えます。
友達と約束して会う場合も、偶然道でバッタリ会った場合も、どちらも「会う」で表現できます。
また、初対面でも何度目の対面でも使えるため、非常に便利な言葉です。「面会」「会合」「会議」など、「会」という漢字を使った熟語がたくさんあることからも、人と人が顔を合わせる基本的な表現だとわかります。
「会う」は、感情的に中立な表現です。
特別な思い入れや感情を含まず、客観的に人と対面することを表します。
ビジネスの場面や、形式的な文章を書くときは、基本的に「会う」を使うのが無難です。「取引先の担当者に会う」「先生に会う」「久しぶりに友人に会った」など、幅広い場面で使えます。
「逢う」とは
さらば東京また逢う日まで!!!!
— ふうくん (@Kaze_82) January 12, 2026
楽しかった!!!!
#GRe4NBOYZ pic.twitter.com/KRnKPxHlvf
「逢う」は、心を込めて人に会うことを表す言葉です。
「あう」と読み、特別な感情や思い入れがある相手に会うときに使います。
「邂逅(かいこう)」「逢瀬(おうせ)」など、ロマンチックな雰囲気のある熟語に使われることが多いです。私も恋人時代の思い出を書くときは、「逢う」を使いたくなります。
「逢う」は、恋人や親しい人に会うときに使います。
特に、恋愛感情のある相手や、大切に思っている人に会うときに使う表現です。
「今日は彼に逢える」「また逢いたい」のように、会うことを楽しみにしている気持ちや、相手への愛情が込められています。ただし、常用漢字ではないため、公式な文書や新聞記事などでは使われません。
「逢う」は、運命的な出会いにも使われます。
「めぐり逢う」「巡り逢う」のように、運命的な出会いを表現するときにも使います。
偶然の出会いでも、特別な意味を持つ出会いだと感じるときに「逢う」を使うと、その気持ちが伝わります。恋愛小説や歌詞などで「逢う」がよく使われるのは、こうした理由からです。
「遭う」とは
火事に遭う夢を見た。1日がつつがなく終わりますように。
— チッチ (@sutecic) January 6, 2026
「遭う」は、好ましくない出来事に出くわすことを表す言葉です。
「そう」と読み、事故や災害、トラブルなど、ネガティブな出来事に遭遇するときに使います。
「遭難」「遭遇」「被災」など、良くない出来事を表す熟語に使われることが多いです。
「遭う」は、人に会うというより、事態に遭遇するという意味です。
「事故に遭う」「災害に遭う」「ひどい目に遭う」のように、不運な出来事に巻き込まれることを表します。
人に対して使う場合も、「泥棒に遭う」「詐欺師に遭う」など、好ましくない相手に出くわすという意味になります。私も子どもに「知らない人についていったら危ない目に遭うよ」と注意するときに使います。
「遭う」は、予期しない出来事に使われます。
予定していたわけではなく、偶然巻き込まれてしまった状況を表します。
「台風に遭って帰れなくなった」「大雨に遭ってずぶ濡れになった」のように、望んでいなかったのに、そういう事態になってしまったというニュアンスです。
「会う」と「逢う」と「遭う」の基本的な違い
最大の違いは、感情の込め方と対象です。
「会う」は、感情的に中立で、あらゆる対面に使える万能な表現です。ビジネスでも日常でも、迷ったら「会う」を使えば間違いありません。
「逢う」は、特別な感情や思い入れがある相手に会うときに使う、ロマンチックな表現です。恋人や大切な人に会うときに、その気持ちを込めて使います。
「遭う」は、好ましくない出来事に遭遇するときに使う、ネガティブな表現です。事故や災害、トラブルなど、避けたかった事態に巻き込まれることを表します。
使える場面も大きく異なります。
「会う」は、ビジネスメール、公式文書、日常会話など、あらゆる場面で使えます。「取引先の担当者に会う予定です」「明日、友達と会います」のように、形式的な場面でも私的な場面でも使えます。
「逢う」は、私的な手紙、日記、小説、歌詞など、感情を込めた表現をするときに使います。「また逢えて嬉しかった」「いつか逢える日を楽しみに」のように、特別な思いを伝えたいときに効果的です。
「遭う」は、事故や災害などのネガティブな出来事を報告するときに使います。「昨日、交通事故に遭いました」「台風に遭って被害を受けた」のように、不運な出来事を説明する場面で使います。
常用漢字かどうかも重要なポイントです。
「会う」は常用漢字で、新聞や公式文書で使えます。教科書や公的な書類では、基本的に「会う」を使います。
「逢う」は常用漢字表外なので、新聞や公式文書では使われません。個人的な文章や文学作品では使えますが、ビジネス文書では避けるべきです。
「遭う」は常用漢字で、新聞や公式文書でも使われます。ただし、使う場面は限定的で、基本的にネガティブな文脈でのみ使います。
具体的な使い分けの例文
「会う」を使った例文を紹介します。
明日、取引先の担当者に会う予定です。
久しぶりに高校時代の友人に会った。
駅で偶然、近所の人に会った。
来週、先生と面談で会うことになっている。
母が友達と会ってランチを楽しんだ。
PTAの集まりで他のお母さんたちに会った。
「逢う」を使った例文を紹介します。
彼と逢えるのを楽しみにしている。
運命の人に巡り逢った気がする。
また逢える日を心待ちにしています。
遠距離恋愛で、なかなか逢えないのが辛い。
大切な人と逢う時間は、いつも特別だ。
いつかまた逢えることを信じている。
「遭う」を使った例文を紹介します。
通勤途中に交通事故に遭ってしまった。
旅行中に台風に遭って予定が変更になった。
ひどい目に遭わないよう、気をつけてね。
詐欺に遭わないように、注意が必要だ。
大雨に遭って、家に帰れなくなった。
火事に遭って、大変な思いをした。
迷いやすい例での使い分けです。
友人と会う(普通の対面) / 恋人と逢う(特別な対面)
先生に会う(一般的) / 憧れの人に逢う(特別な思い)
人に会った(客観的) / 事故に遭った(ネガティブ)
類似表現との違い
「遇う」という漢字もあります。
「ぐう」と読み、偶然に出会うことを表します。「遭遇」という言葉に使われています。
「旧友に遇う」のように、思いがけず会うという意味で使われますが、日常ではあまり使われません。「遭う」よりもさらに文語的な表現です。
「合う」は別の意味です。
「あう」と読みますが、「ぴったり合う」「意見が合う」など、一致することを表す言葉です。
人と会うという意味では使いません。「気が合う友達」のように、相性の良さを表現するときに使います。
「會う」は旧字体です。
「会う」の旧字体で、意味は同じです。現代では「会う」を使うのが一般的です。
古い文献や、伝統を重んじる場面で見かけることがあります。
手紙やメールでの使い分けも大切です。
ビジネスメールや公式な手紙では、必ず「会う」を使いましょう。「逢う」は常用漢字ではないため、相手によっては読めない可能性があります。
親しい友人への私的な手紙や、恋人へのメッセージでは、「逢う」を使うと気持ちが伝わります。ただし、相手が読める漢字かどうかを確認することも大切です。
よくある質問
Q1. 会うと逢うと遭うの違いは?
感情の込め方と対象が違います。
会うは、人と顔を合わせる一般的な表現で、感情的に中立です。逢うは、特別な感情や思い入れがある相手に会うときに使う、ロマンチックな表現です。遭うは、好ましくない出来事に遭遇するときに使う、ネガティブな表現です。迷ったら、まず会うを使えば間違いありません。
Q2. ビジネスではどれを使う?
ビジネスでは「会う」を使いましょう。
ビジネスメールや公式文書では、必ず会うを使います。逢うは常用漢字ではないため、公式な場面では使えません。遭うは、事故や災害などのネガティブな出来事にのみ使います。取引先の担当者に会う、上司に会う、お客様に会うなど、すべて会うで表現します。
Q3. 恋人に使うのはどれ?
恋人には「逢う」を使うとロマンチックです。
恋人や大切な人に会うときは、逢うを使うと特別な気持ちが伝わります。また逢いたい、逢えて嬉しいなど、愛情を込めた表現ができます。ただし、相手が読めるかどうかを確認することも大切です。普通に会うと書いても間違いではありませんが、逢うの方が気持ちが伝わります。
Q4. 事故に会うは間違い?
事故には「遭う」を使います。
事故に会うは間違いで、正しくは事故に遭うです。遭うは、好ましくない出来事に遭遇するときに使う言葉です。事故に遭う、災害に遭う、台風に遭うなど、ネガティブな出来事には必ず遭うを使いましょう。会うは人と対面することを表すため、事故には使えません。
Q5. 新聞ではどれを使う?
新聞では「会う」と「遭う」を使います。
新聞や公式文書では、常用漢字である会うと遭うが使われます。逢うは常用漢字表外なので、新聞では使われず、ひらがなで逢うと書かれるか、会うに置き換えられます。一般的な対面には会う、事故や災害には遭うを使うのが、新聞の表記ルールです。
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「会う」と「逢う」と「遭う」の違いは、感情の込め方と対象です。
会うは、人と顔を合わせる最も一般的な表現で、感情的に中立です。ビジネスでも日常でも幅広く使え、迷ったら会うを使えば間違いありません。
逢うは、特別な感情や思い入れがある相手に会うときに使う、ロマンチックな表現です。恋人や大切な人に会うときに、その気持ちを込めて使いますが、常用漢字ではないため、公式な文書では使えません。
遭うは、好ましくない出来事に遭遇するときに使う、ネガティブな表現です。事故や災害、トラブルなど、避けたかった事態に巻き込まれることを表します。
使い分けのポイントを押さえましょう。
ビジネスメールや公式文書では、必ず会うを使います。親しい友人への私的な手紙や、恋人へのメッセージでは、逢うを使うと気持ちが伝わります。
事故や災害などのネガティブな出来事には、必ず遭うを使いましょう。会うは人と対面することを表すため、事故には使えません。
正しい使い分けができると、文章に深みが出て、気持ちがより伝わるようになります。この記事を参考に、場面に応じて適切な漢字を選んでくださいね。

