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マジで?「甘酒」「みりん」「料理酒」「日本酒」の違い!使い分け方を解説

「甘酒」「みりん」「料理酒」「日本酒」の違い グルメ・飲食

冷蔵庫に「みりん」「料理酒」「日本酒」が並んでいて、どれを使えばいいかわからなくなったことはありませんか?そこに「甘酒」まで加わると、もうお手上げという方も多いのではないでしょうか。似ているようで、実はそれぞれの役割がはっきり違います。詳しく説明します。

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「甘酒」「みりん」「料理酒」「日本酒」の違いを簡単にまとめると

まずは結論から!4つの違いをざっくり整理します。

「甘酒」は米や米麹から作る甘い飲み物、ノンアルコールまたは低アルコール、飲む点滴とも呼ばれる栄養食品

「みりん」は甘みとつやを出す調味料、アルコールを含む、煮物や照り焼きに欠かせない

「料理酒」は料理専用に加工された酒、臭み消し・旨み補強、塩や糖分が添加されていることが多い

「日本酒」は飲用・料理の両方に使える、添加物なし、料理に使うと上品な旨みが加わる

詳しい意味と使い方は、以下で順番に解説します。

「甘酒」とは

「甘酒」とは、米麹または酒粕を主な原料とした、甘くてとろみのある伝統的な日本の飲み物のことです。

大きく2種類あって、米麹から作るタイプはアルコールをほとんど含まず、酒粕から作るタイプは少量のアルコールが残ります。昔から冬の寒い時期に温めて飲まれてきた飲み物ですが、最近は夏でもよく見かけるようになりました。

甘酒が料理に使われる場面はこちらです。

・ 砂糖の代わりに煮物の甘みづけ

・ 肉や魚の漬け込み(柔らかくなる効果あり)

・ お菓子作りでの甘み素材

・ ドレッシングや鍋のタレに混ぜる

・ 味噌汁に少量加えてコクを出す

米麹タイプの甘酒にはアミノ酸やビタミンB群が豊富に含まれており、昔から「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養価が高いとされています。砂糖の代わりに料理に使うと、まろやかな甘みとほのかな旨みが加わります。

去年の冬、パートの同僚から「甘酒って料理にも使えるよ」と教えてもらいました。半信半疑で豚の生姜焼きの漬けダレに大さじ1加えてみたら、いつもよりも肉が柔らかく仕上がってびっくり。

それ以来、月に2〜3回は料理に使うようになったのですが、スーパーで甘酒コーナーを改めてじっくり見ると、米麹タイプと酒粕タイプで全然別物なことに気づきました。買い間違えて「なんか違う」と思っていたのは、種類が違ったからでした。

甘酒は飲み物としてだけでなく、砂糖代わりに料理へ活用できる万能な発酵食品です。

「みりん」とは

「みりん」とは、もち米・米麹・焼酎を原料に作られた、料理に甘みとつやを加えるための醸造調味料のことです。

アルコール度数は約14%前後とかなり高めで、飲用というより完全に料理専用として使われます。「本みりん」のほかに、アルコールをほぼ含まない「みりん風調味料」もスーパーでよく見かけます。見た目は似ていますが、仕上がりの味やつやに差が出るため、料理好きな人は本みりんにこだわる傾向があります。

みりんが特に活躍する料理はこちらです。

・ 煮物(里芋・筑前煮など)

・ 照り焼き(鶏・サバ・ブリ)

・ つゆ・たれ(そば・うどん・めんつゆ)

・ 魚の煮付け(臭み消しにも)

・ きんぴらごぼうなどの炒め煮

みりんに含まれる糖類とアルコールが食材の表面を引き締め、煮崩れを防ぐ効果もあります。甘みを足しながら素材の形を保つことができるのは、砂糖にはない特徴です。

「みりん、料理酒、日本酒って全部似てない?」と夫に言ったら、「全然違うよ、みりんは甘みを足すやつじゃないの」と即答されました。正直、恥ずかしくてその場でスマホで調べました。

確かに料理酒と違って、みりんを入れると煮物に照りが出るし、甘さも上品。砂糖で代用すると同じ甘さでもつやが全然違うと気づいたのは、それからしばらく経ってからのことです。

みりんは甘み・つや・煮崩れ防止の3役をこなす、日本料理には欠かせない醸造調味料です。

「料理酒」とは

「料理酒」とは、料理の風味向上・臭み消しを目的に作られた、塩や糖分などが添加された調理専用の酒のことです。

飲用の日本酒をベースに、塩分(2〜3%程度)を加えて飲めなくしたものが多く、酒税がかからないため価格が安いのが特徴です。スーパーの調味料コーナーに並んでいるのはほぼこちらで、手軽に使えることから家庭でも広く普及しています。

料理酒が活躍する場面はこちらです。

・ 肉・魚の臭み消し(下処理に使う)

・ 蒸し料理・炒め料理のコク出し

・ 煮物の風味づけ

・ ハンバーグや餃子のタネに混ぜる

・ 魚の煮付けの下ごしらえ

アルコールが揮発するときに食材の臭み成分を一緒に飛ばしてくれる働きがあります。また、塩が添加されているため、そのまま味つけにも使えますが、塩分量に注意が必要です。

「料理酒と日本酒って代用できる?」と思って試してみたことがあります。日本酒で作った煮魚と、料理酒で作った煮魚を食べ比べてみたら、日本酒のほうが上品な感じで、料理酒のほうがなんかもっさりした…というか、食べてみてわかったのは塩加減の違いでした。

料理酒はすでに塩が入っているから、調味料として使うときに塩を控えないと辛くなってしまうんですよね。知らずに使って、一度煮物をしょっぱくしてしまったことがあります。

料理酒は手軽で便利ですが、塩分が含まれていることを忘れずに使うのがポイントです。

「日本酒」とは

「日本酒」とは、米・米麹・水を原料に発酵・醸造された、日本を代表する醸造酒のことです。

飲用として広く親しまれていますが、料理に使うと添加物なしの純粋な旨みとコクが加わります。料理酒と違って塩が入っていないため、味の調整がしやすく、上質な仕上がりを求める料理に向いています。ただし、価格は料理酒より高くなることが多いです。

日本酒を料理に使う場面はこちらです。

・ 高級感のある煮物・煮付け

・ 蒸し料理(茶わん蒸しなど)

・ 鍋料理のだしベース

・ 炊き込みご飯のコク出し

・ 肉の漬けダレ

アルコール度数は15〜16%程度が一般的で、料理酒より高めです。純米酒や吟醸酒など種類が多く、香りの特徴も違うため、料理の種類によって使い分けると仕上がりに差が出ます。

「料理には安い日本酒でいい」とよく聞きますが、実際に比べてみると、まったく料理をしない夫でも「なんか今日の豚汁、いつもと違う」と気づくくらいには差が出ます。子どものお鍋のときに少しだけ入れてみたら、だしが深くなった気がして、それ以来鍋のときだけ日本酒をちょっと使うようにしています。

コスパを考えると毎回は難しいのですが、来客のときや特別な日の料理には日本酒を使うようにしています。

日本酒は飲用としても料理用としても使える万能なお酒で、料理に使うと添加物なしの自然な旨みとコクが加わります。

「甘酒」「みりん」「料理酒」「日本酒」の違いを比較

4つはどれも米を原料とする点では共通していますが、用途・アルコール・役割がまったく異なります。甘酒は主に「飲む・栄養を摂る」もので、みりんは「甘みとつや出し」、料理酒は「臭み消しとコク出し」、日本酒は「旨みを加える・飲む」という役割分担があります。

また、価格帯も大きく異なります。料理酒はスーパーで200〜300円台から買えますが、日本酒を料理に使うとなると500円以上になることが多く、日常使いには少し悩むところです。

主な用途 アルコール 甘み 塩分添加 価格帯
甘酒 飲む・漬け込み ほぼなし〜少量 強い なし 200〜500円
みりん 甘み・つや出し 約14% 強い なし 200〜600円
料理酒 臭み消し・コク 約13〜14% 少ない あり(2〜3%) 200〜400円
日本酒 飲む・旨み補強 約15〜16% ほぼなし なし 500円〜

料理酒と日本酒の大きな違いは「塩分添加の有無」です。料理酒には塩が入っているため、そのままでも味がつきますが、日本酒は塩が入っていないため、料理全体の塩分調整がしやすくなります。みりんと甘酒はどちらも甘みが強いですが、みりんはアルコールが高くつや出し効果があるのに対して、甘酒はほぼノンアルコールで栄養素が豊富という点が大きく異なります。

使い分け方と覚え方のコツ

4つを同時に使い分けるのは難しく感じますが、「どんな効果を求めているか」で選ぶとシンプルになります。

「目的別」で覚えるのが一番わかりやすい方法です。

・ 甘みとつやが欲しい → みりん

・ 臭みを消したい・手軽にコクを出したい → 料理酒

・ 上品な旨みを足したい → 日本酒

・ 砂糖の代わりに自然な甘みを加えたい → 甘酒

さらに細かく覚えたいときは、こんなイメージで整理すると助かります。

「みりんは甘い調味料、料理酒は塩入りの安い酒、日本酒は塩なしの飲める酒、甘酒はほぼ酒じゃない」

この一文だけでも、4つの立ち位置がぱっとつかめます。

代用できる?という疑問への答え

よく「料理酒の代わりに日本酒を使っていいの?」と聞かれます。答えはYESですが、日本酒には塩が入っていないため、そのまま同量で置き換えると味が薄くなることがあります。使う場合は少し塩を足すか、しょうゆの量で調整するのがコツです。

逆に「日本酒の代わりに料理酒」は、塩が多くなりすぎることがあるため、塩分を控えめにする必要があります。

「みりんの代わりに砂糖+日本酒」という代用テクもよく使いますが、つやの出方が少し劣るため、照り焼きには本みりんを使ったほうが仕上がりがきれいです。

冷蔵庫にあるものでなんとかする方法

・ みりんがない → 砂糖小さじ1+日本酒大さじ1でなんとかなる

・ 料理酒がない → 日本酒+ひとつまみの塩で代用可

・ 日本酒がない → 料理酒で代用可(塩分に注意)

・ 甘酒がない → 砂糖で代用(旨みは多少落ちる)

料理によっては代用しても大きな差が出ないこともありますが、煮物・照り焼きなどは本来の調味料を使ったほうが格段に仕上がりがよくなります。特にみりんのつや出し効果は他で代用しにくいので、切らさないようにしておくのがおすすめです。

よくある質問

Q1:甘酒と日本酒は同じ材料から作られているの?

どちらも米と米麹を原料としていますが、作り方が異なります。甘酒は発酵・糖化の工程で甘みを引き出したもので、日本酒はさらにアルコール発酵させた醸造酒です。甘酒の多くはアルコールをほぼ含まないのに対して、日本酒は15%前後のアルコール度数を持ちます。

Q2:みりんと料理酒は同時に使っていいの?

はい、多くの和食レシピでみりんと料理酒は一緒に使います。みりんは甘み・つや出し、料理酒は臭み消し・コク出しとそれぞれ役割が違うため、両方入れることで味のバランスが整います。煮物やめんつゆにはどちらも欠かせません。

Q3:料理酒は飲めないの?

市販の料理酒は飲用目的ではなく、塩分や酸味料が添加されているため、そのまま飲むことは想定されていません。酒税法の関係で塩を加えて「飲めない酒」にしていることが多く、スーパーの調味料コーナーに置かれています。

Q4:みりん風調味料と本みりんの違いは?

本みりんはもち米・米麹・焼酎を熟成させた醸造調味料で、アルコール度数が約14%あります。みりん風調味料は糖類・米・米麹などを原料とし、アルコールはほぼ含まれていません。価格は本みりんのほうが高く、つやの出方や旨みの深さにも差があります。

Q5:子どもの料理にみりんや料理酒を使っても大丈夫?

加熱調理であれば、アルコールはほぼ揮発します。煮物・炒め物など十分に火を通す料理であれば問題ないとされています。ただし、心配な場合はみりん風調味料(ノンアルコール)を使うか、少量にとどめるとよいでしょう。

Q6:甘酒はそのまま料理に使えるの?

はい、使えます。砂糖の代わりに甘みをつけたいとき、肉を柔らかくしたいときに活用できます。ただし、米麹タイプと酒粕タイプでは甘みや風味が異なるため、料理用途には甘みが強くアルコールが少ない米麹タイプが向いています。

Q7:日本酒を料理に使うなら純米酒と普通酒どちらがいい?

料理には普通酒(添加物入りの安めの日本酒)で十分おいしく仕上がります。高級な純米吟醸などは香りが強く、料理に使うとその香りが際立ちすぎることもあります。コスパを考えると、純米酒の中でも安いものか、スーパーで売っている飲用の日本酒を選ぶとよいでしょう。

Q8:4つのうち、まず揃えるとしたらどれ?

日常の和食に使う頻度が高い順でいうと、みりん→料理酒→日本酒→甘酒の順です。みりんと料理酒の2つがあれば、煮物・焼き魚・炒め物など基本的な和食はほぼカバーできます。日本酒と甘酒は用途が特定されるため、よく使う料理が決まってから追加するのがおすすめです。

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まとめ

今回は「甘酒」「みりん」「料理酒」「日本酒」の違いについて解説しました。

「甘酒」は米麹または酒粕から作る甘い飲み物で、ほぼノンアルコール。料理には砂糖代わりの甘みや漬け込みに使える。

「みりん」は醸造調味料で甘み・つや・煮崩れ防止の3役をこなす。アルコール度数が高く、飲むためのものではない。

「料理酒」は塩分添加済みの調理専用の酒。手軽に臭み消し・コク出しができるが、塩加減に注意が必要。

「日本酒」は飲む・料理両方に使え、塩なしの自然な旨みとコクを料理に加えられる。価格は料理酒より高め。

まず揃えておきたいのは、みりんと料理酒の2つです。この2つがあれば和食の基本はカバーできます。余裕があれば日本酒も加えると、仕上がりの深みが一段上がります。

4つの違いを覚えるのが難しく感じたら、「目的別に選ぶ」という軸だけでも頭に入れておくと、料理中に迷う回数がぐっと減ります。私もこの記事を書いて改めて整理できたので、これからはレシピを見て迷わずに選べそうです。