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マジで?「オリーブオイル」「サラダ油」「ごま油」の違い!使い分けと選び方を解説

「オリーブオイル」「サラダ油」「ごま油」の違い グルメ・飲食

料理のレシピを見ていて、「サラダ油」と書いてあるところを「オリーブオイルで代用できる?」とふと思ったことがあります。「オリーブオイル」「サラダ油」「ごま油」、それぞれどう違うのか、使い分けはあるのか気になりませんか?詳しく説明します。

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「オリーブオイル」「サラダ油」「ごま油」の違いを簡単にまとめると

「オリーブオイル」「サラダ油」「ごま油」の違いを簡単にまとめると

まずは結論から!3つの違いをざっくり整理します。

「オリーブオイル」はオリーブの果実から搾る、独特の風味とコク、地中海料理の定番

「サラダ油」は複数の植物から精製した無味無臭の油、どんな料理にも使える万能油

「ごま油」はごまを焙煎して搾る、香ばしい独特の香り、仕上げや中華料理に欠かせない

詳しい意味と使い方は、以下で順番に解説します。

「オリーブオイル」とは

「オリーブオイル」とは、オリーブの果実を搾って抽出した植物油で、独特の風味とコクが特徴の油のことです。

地中海沿岸が原産地で、ギリシャやイタリアでは紀元前から食用・美容・宗教の場で使われてきた歴史のある油です。品質によっていくつかの種類に分類され、最も品質が高いとされる「エキストラバージンオリーブオイル」は化学的な処理をせずに果実を物理的に搾っただけのもので、果実本来の風味や栄養成分がそのまま含まれています。

オリーブオイルが活躍する場面はこちらです。

・ パスタやピザなどイタリアン料理のベースとして

・ サラダのドレッシングとして生のままかけるとき

・ パンにつけてそのまま楽しむとき

・ 魚料理やソテーの仕上げとして風味を加えるとき

オリーブオイルに含まれるオレイン酸は酸化しにくい性質があり、コレステロール値を下げる働きがあるとされています。また抗酸化作用のあるポリフェノールも含まれており、健康志向の高まりとともに家庭での使用が広まってきました。加熱すると風味が飛びやすいため、エキストラバージンオリーブオイルは生食や仕上げに使い、炒め物には加熱用の精製オリーブオイルを使い分けるのがポイントです。

通販で少し高めのエキストラバージンオリーブオイルを買ったことがあります。1本2,000円近くしたので「本当に違うのかな」と半信半疑でしたが、サラダにそのままかけてみたら、それまで使っていたものとは香りとコクがまったく違いました。

「え、これがオリーブオイルの本来の味なのか」と声が出そうになりました。値段の差がそのまま風味の差になると初めて実感した瞬間で、それ以来生食用と加熱用で使い分けるようになりました。

果実をそのまま搾ったオリーブオイルの風味とコクは、料理に地中海の豊かさをそのまま運んでくる、他の油には出せない個性です。

「サラダ油」とは

「サラダ油」とは、菜種・大豆・とうもろこしなどの植物を原料に、脱臭・精製を徹底して作られた無色透明・無味無臭の植物油のことです。

「サラダ油」という名前は、生のサラダにそのままかけても違和感なく使えるほど精製された油、という意味からきています。日本農林規格(JAS)によって品質基準が定められており、低温でも白く濁らないよう冬季でも使いやすく処理されているのが特徴です。日本では1920年代に登場し、家庭料理の油として長年広く使われてきました。

サラダ油が活躍する場面はこちらです。

・ 炒め物・揚げ物など加熱調理全般に

・ マヨネーズ・ドレッシング手作りのベースに

・ お菓子作りで風味を出さずに使いたいとき

・ 卵焼きやホットケーキなど、素材の味を邪魔したくない料理に

サラダ油の最大の特徴は「無味無臭」であることです。油自体に個性がないため、素材の味をそのまま引き出せます。オリーブオイルやごま油は風味が強く料理を選びますが、サラダ油はどんな料理にも使えるため、「とりあえずこれ1本あれば困らない」という万能油としての地位が確立しています。

子どもが幼稚園のとき、家庭科の授業参観で先生が「家にある油を持ってきてください」と言ったので迷わずサラダ油を持たせました。あとで他のお母さんたちに聞いたら、全員サラダ油だったという話になって笑ったことがあります。

「やっぱりみんなサラダ油なんだ」と思いつつ、それだけ定番中の定番だということを実感しました。

無味無臭で料理を選ばないサラダ油は、どの家庭にも必ず1本ある、日本の台所の最も頼れる万能油です。

「ごま油」とは

「ごま油」とは、ごまの種子を焙煎してから搾り出した植物油で、香ばしい独特の香りが最大の特徴の油のことです。

ごまを焙煎することで生まれる香り成分が油に溶け込み、あの独特の風味が生まれます。焙煎度によって色と香りが変わり、深く焙煎するほど色が濃く香りが強くなります。無焙煎のごまを搾った「太白ごま油」は無色透明でほぼ無味無臭のため、同じごま油でもまったく別物の印象です。日本では中華料理や韓国料理のイメージが強いですが、和食の仕上げにも古くから使われてきました。

ごま油が活躍する場面はこちらです。

・ チャーハン・ラーメン・餃子など中華料理の風味づけに

・ ナムルやビビンバなど韓国料理の味付けに

・ 味噌汁や和え物の仕上げに少量たらすとき

・ 冷奴や納豆のトッピングとして

ごま油にはセサミンというごま特有の抗酸化成分が含まれています。熱に強く酸化しにくい性質があるため、炒め物に使っても風味が安定しやすいのが特徴です。ただし香りが強いため、使いすぎると料理全体がごま油の風味に支配されてしまうので、量の調整がポイントになります。

味噌汁を作るとき、仕上げにごま油を数滴たらすと一気に風味が変わると知ったのは、パートの先輩に教えてもらったのがきっかけです。「え、味噌汁にごま油?」と思いながら試したら、いつもの味噌汁がちょっとだけ中華風のコクのある味になりました。

それ以来、ネギと豆腐の味噌汁を作るときだけごま油をたらす習慣がついて、子どもも「このお味噌汁おいしい」と言うようになりました。

ほんの数滴で料理の印象を一変させるごま油の香りは、3つの中で最も「風味で料理を引き立てる」ことに特化した油です。

「オリーブオイル」「サラダ油」「ごま油」の違いを比較

3つの最大の違いは「原料」と「風味の強さ」です。サラダ油は風味ゼロの万能油、オリーブオイルはフルーティなコクのある風味、ごま油は香ばしい強い香り、とそれぞれまったく異なる個性を持っています。

カロリーはどれもほぼ同じ(大さじ1杯あたり約110kcal)で、カロリー面での差はほとんどありません。健康面での違いは含まれる脂肪酸の種類によるもので、オリーブオイルのオレイン酸・ごま油のセサミン・サラダ油のリノール酸とそれぞれ異なる成分が含まれています。

原料 風味 向いている調理 注目成分 価格帯目安
オリーブオイル オリーブの果実 フルーティ・コク 生食・イタリアン・ソテー オレイン酸・ポリフェノール 高め
サラダ油 菜種・大豆など複数 無味無臭 炒め物・揚げ物・お菓子 リノール酸 低め
ごま油 焙煎したごま 香ばしい・強い香り 仕上げ・中華・韓国料理 セサミン 中程度

代用できるかという点では、サラダ油とオリーブオイルは炒め物や揚げ物では代用が効きますが、風味が変わります。ごま油は香りが料理の決め手になることが多く、ごま油ならではの風味を出したい料理では代用が難しいです。

「オリーブオイル」「サラダ油」「ごま油」の覚え方・使い分けのコツ

3つをパッと使い分けるためのポイントをまとめます。

① 「風味を足したいか、足したくないか」で選ぶ

油選びの最初の分岐点はここです。

・ 油の風味を料理に加えたい → オリーブオイルかごま油

・ 油の風味を出したくない → サラダ油

素材の味をそのまま活かしたい卵焼きや天ぷら、お菓子作りにはサラダ油が最適です。逆にパスタや炒め物に風味のアクセントをつけたいときは、オリーブオイルかごま油を選びます。

② 「どんな料理か」で使い分ける

料理のジャンルで使い分けると迷いにくくなります。

・ イタリアン・洋食・サラダ → オリーブオイル

・ 和食・揚げ物・お菓子・全般 → サラダ油

・ 中華・韓国料理・仕上げの香りづけ → ごま油

「今日は何料理を作るか」が決まれば、自然と油も決まります。

③ 「加熱するか、生で使うか」で選ぶ

同じオリーブオイルでも使い方によって種類を変えるのがコツです。

・ 生食・仕上げ → エキストラバージンオリーブオイル(風味重視)

・ 炒め物・加熱 → 精製オリーブオイルまたはサラダ油

・ 仕上げの香りだけほしい → ごま油を少量たらす

エキストラバージンオリーブオイルは加熱すると風味が飛んでしまい、高い油を使う意味が薄れてしまいます。炒め物にはサラダ油か加熱用のオリーブオイルを使い、エキストラバージンは仕上げに少量かけるのが風味を最大限に活かすコツです。

④ 「少量使い」と「たっぷり使い」を意識する

ごま油は風味が強いため少量が基本、オリーブオイルとサラダ油はたっぷり使えます。

・ ごま油 → 仕上げに数滴〜小さじ1程度

・ オリーブオイル → ソテーや生食にひとまわし

・ サラダ油 → 揚げ物や炒め物に必要量しっかり使う

ごま油を炒め物に最初からたっぷり入れると香りが強くなりすぎることがあります。炒め物の場合はサラダ油で調理して、仕上げにごま油を少量加えるのが香りを上手に使うコツです。

⑤ 3本そろえると料理の幅が大きく広がる

3種類を使い分けることで、毎日の料理に変化が生まれます。

・ サラダ油 → 毎日の炒め物・揚げ物用のメイン油

・ オリーブオイル → 洋食・サラダ・パスタ専用

・ ごま油 → 仕上げの風味づけ専用の小瓶

この3本体制が我が家では一番しっくりきています。毎日使うサラダ油は大容量、オリーブオイルとごま油は小瓶で鮮度を保ちながら使うのがおすすめです。

よくある質問

Q1:オリーブオイルはサラダ油の代わりに使えますか?

炒め物や生食では代用できますが、風味が変わります。オリーブオイル特有のフルーティな香りが料理に加わるため、その風味が合う料理なら問題ありません。ただし揚げ物にエキストラバージンオリーブオイルを使うのはコストと風味の面から向いておらず、加熱用の精製オリーブオイルかサラダ油の方が適しています。

Q2:ごま油は炒め物に使えますか?

使えますが、最初からたっぷり入れると香りが強くなりすぎることがあります。ごま油は熱に強い性質はありますが、長時間加熱すると風味が変化しやすいです。炒め物に使う場合は、サラダ油で炒めて仕上げに少量のごま油を加える方法が香りを上手に活かせます。

Q3:オリーブオイルの「エキストラバージン」と「ピュア」はどう違いますか?

搾り方と精製度が違います。エキストラバージンオリーブオイルは化学処理なしで果実を物理的に搾っただけのもので、風味・栄養成分が豊富です。ピュアオリーブオイルは精製処理を加えたもので、風味はおだやかで価格が低め、加熱調理に向いています。生食にはエキストラバージン、炒め物にはピュアと使い分けるのが一般的です。

Q4:3つの中でどれが一番体にいいですか?

一概には言えませんが、オリーブオイルはオレイン酸とポリフェノールの豊富さから健康効果が多く研究されています。ごま油のセサミンは抗酸化作用が注目されています。サラダ油に含まれるリノール酸は必須脂肪酸ですが、現代の食事では過剰摂取になりやすいともいわれています。どれも適量を使い分けるのが最もバランスがよいとされています。

Q5:油は開封後どのくらいで使い切るべきですか?

開封後は酸化が進むため、なるべく早めに使い切るのが理想です。目安としてサラダ油は開封後1〜2か月、オリーブオイルは1〜2か月、ごま油は2〜3か月が風味を保てる期間とされています。直射日光・高温・空気を避けて保存することが大切で、小瓶を選ぶと使い切りやすく鮮度を保ちやすいです。

Q6:サラダ油は揚げ物に向いていますか?

向いています。無味無臭で素材の味を邪魔しないため、天ぷら・唐揚げ・フライなど揚げ物全般に最も適した油のひとつです。価格が手ごろで大量に使いやすい点も揚げ物向きといえます。繰り返し使う場合は油の色が濃くなってきたら交換のサインです。

Q7:ごま油の「太白ごま油」は普通のごま油と違いますか?

まったく異なります。太白ごま油は焙煎していない生のごまを搾ったもので、色は無色透明、香りはほぼありません。普通のごま油(焙煎ごま油)の代わりに使うと香りが出ないため、料理の目的によって使い分けが必要です。太白ごま油は天ぷら油や素材の味を活かしたい料理に使われます。

Q8:レシピに「サラダ油」と書いてあったらオリーブオイルで代用してもいいですか?

多くの場合、代用できます。炒め物・焼き物・ドレッシングはオリーブオイルで代用可能です。ただしオリーブオイル特有の風味が加わるため、素材の味だけを活かしたい卵焼きや和菓子、素朴な風味の料理には合わない場合があります。洋風の料理なら代用しても自然においしく仕上がることが多いです。

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まとめ

「オリーブオイル」はオリーブの果実から搾る風味豊かな油。エキストラバージンは生食・仕上げに、加熱用は炒め物に使い分けるのがポイント

「サラダ油」は無味無臭の万能植物油。炒め物・揚げ物・お菓子まで使えるクセのなさが最大の強みで、日本の台所に欠かせない定番油

「ごま油」は焙煎ごまの香ばしい風味が命の油。仕上げに少量使うだけで料理の印象を一変させる、香りに特化した名脇役

個人的には、毎日の炒め物はサラダ油、パスタや洋食はオリーブオイル、仕上げにひと垂らしするのはごま油、という3本使い分けがいちばんしっくりきています。迷ったときは「風味を足したいかどうか」で選ぶだけで、だいたい正解します。

この記事を書くまで、正直ほとんど深く考えずに使っていましたが、それぞれにちゃんとした個性と得意分野があるとわかりました。私もこれからは3本をうまく使い分けながら、毎日の料理をもう少し楽しんでみようと思います。