「韓国ベーグル」「NYベーグル」、どちらもベーグルなのに何が違うの?と思ったことはありませんか?カフェやパン屋さんで見かけることが増えたのに、いざ違いを聞かれると説明できない、そんな言葉です。詳しく説明します。
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「韓国ベーグル」「NYベーグル」の違いを簡単にまとめると

まずは結論から!2つの違いをざっくり整理します。
・ 「韓国ベーグル」はカラフルで甘いスイーツ系、クリームチーズや餡が中に入る、見た目重視・SNS映え
・ 「NYベーグル」はシンプルで食事系、もちもち&歯ごたえが命、具材をはさんで食べるのが定番
詳しい意味と使い方は、以下で順番に解説します。
「韓国ベーグル」とは
フォロワーさん達が、韓国でベーグル食べて羨ましくて🥯💕
— じぇり💛🍊🕊 (@jerryandtuffy_) October 10, 2025
オープン前から行列が出来るsorewasateokiさんに🐶✨
メニューが変わっていくからまた行きたいな💓 pic.twitter.com/xRHkganakv
「韓国ベーグル」とは、韓国のカフェ・ベーカリー文化から生まれた、カラフルな見た目と甘いフィリング(中身)が特徴のスイーツ寄りのベーグルのことです。
韓国では2010年代後半からベーグル専門カフェが急増し、見た目のかわいさと豊富なフレーバーで人気を集めました。日本でも韓国スイーツブームとともに広まり、韓国系カフェやベーカリーを中心に取り扱いが増えています。従来のベーグルのイメージを大きく覆す鮮やかな色合いと、クリームチーズ・小豆餡・抹茶クリーム・チョコレートなどが内側に塗られたり挟まれたりするスタイルが特徴で、見た目のインパクトが抜群です。
韓国ベーグルの主な特徴と場面はこちらです。
・ ピンク・紫・緑・黒など天然色素を使ったカラフルな生地の色
・ クリームチーズ・餡・カスタード・ジャムなど甘いフィリングが豊富
・ 生地自体にも甘みがあり、スイーツとして楽しめる味わい
・ 断面や見た目のかわいさからSNS映えするパンとして人気が高い
・ コーヒーや紅茶と合わせるカフェスタイルで楽しまれることが多い
韓国ベーグルの最大の特徴は「食べる前から楽しめる」点にあります。色鮮やかな外見・切ったときに現れるクリームチーズや餡の断面・甘い香りと、視覚から楽しめる要素が詰まっています。食感はNYベーグルと比べるとやわらかめでふんわりとした仕上がりのものが多く、食べやすさも人気の理由のひとつです。甘さは控えめなものからしっかり甘いものまで店舗によって幅があります。
先日、友達に誘われて韓国系のカフェに行ったとき、初めて韓国ベーグルを注文しました。テーブルに運ばれてきた瞬間、鮮やかなパープルの生地に思わず「え、これがベーグル?!」と声が出てしまいました。
半分に割るとクリームチーズがたっぷり入っていて、見た目も断面も想像以上にかわいくて、食べる前に写真を撮りまくりました。味は甘さ控えめでクリームチーズのさわやかさが生地とよく合い、1個680円とお高めでしたがその価値があると感じました。子供へのお土産に買って帰ったら「なんで紫なの!?」と大喜びでした。
韓国ベーグルは、見た目のかわいさ・豊富なフレーバー・スイーツ感覚の甘さが三位一体となった、新感覚のベーグルです。
「NYベーグル」とは
「NYベーグル」とは、アメリカ・ニューヨークのユダヤ系移民が持ち込んだ伝統的な製法を守った、もちもちとした歯ごたえとシンプルな味わいが特徴のベーグルのことです。
ニューヨークのベーグルが特別とされる理由のひとつに「水」があります。ニューヨークの水道水は軟水に近く、グルテンの形成に適しているとされ、この水で作ったベーグルが独特のもちもち感を生み出すといわれています。製法の面では、成形した生地を麦芽シロップや重曹を溶かした熱湯でゆでてから高温で焼き上げるのが基本で、外はつやつやでほんのり香ばしく、中はずっしりと詰まった食感になります。
NYベーグルの主な特徴と場面はこちらです。
・ ゆでてから高温で焼く伝統的な製法による外はつや・中はもちもちの食感
・ プレーン・ごま・ポピーシード・オニオン・ブルーベリーなどシンプルなフレーバー
・ クリームチーズ・スモークサーモン・アボカドなどをはさんだサンドイッチスタイルが定番
・ 甘みを極力抑えたシンプルな味で、具材の味を引き立てる食事パン
・ しっかり噛む必要がある歯ごたえが腹持ちのよさにつながり、朝食・ランチに向く
NYベーグルの真骨頂は「素材のシンプルさ」にあります。生地自体の味はごくシンプルで、クリームチーズやサーモンなどの具材と合わせることで真価を発揮します。韓国ベーグルのように見た目の華やかさや甘さを売りにするのではなく、噛めば噛むほど味わいが出るベーグル本来の食感と風味を楽しむのがNYスタイルです。
パートの休憩中に同僚が「本物のベーグルを食べてみて」と言って持ってきてくれたのが、NYスタイルのベーグル専門店のものでした。それまでコンビニのベーグルしか食べたことがなく、最初の一口で「全然違う!」と驚きました。
もちもち感がまるで別物で、噛むたびに小麦の風味がじわっと出てきて、シンプルなのに食べ応えが抜群でした。クリームチーズをたっぷりぬって食べたら「これが朝ごはんなら一日頑張れる」と思うくらい満足感がありました。以来、週末の朝食はNYスタイルのベーグルが定番になっています。
NYベーグルは、シンプルな素材と伝統的な製法が生み出すもちもち食感と歯ごたえが、長年愛され続ける理由です。
「韓国ベーグル」「NYベーグル」の違いを比較
2つは「ベーグルという同じ土台を持つパン」という点で共通しますが、「目的」「食感」「味の方向性」「楽しみ方」がまったく異なります。
最も根本的な違いは「スイーツとして楽しむか、食事として食べるか」という点です。韓国ベーグルはフィリングの豊富さ・見た目のかわいさ・甘みが魅力で、カフェでおやつとして楽しむシーンに向いています。NYベーグルはシンプルな味と食べごたえが魅力で、朝食やランチの主役として腹を満たすシーンに向いています。
どちらが「本物のベーグル」かという議論もありますが、それぞれ異なる文化から生まれた別物として楽しむのが一番です。「映えとスイーツ感を楽しみたいなら韓国ベーグル」「しっかり食べたいなら NYベーグル」という軸で選ぶとシンプルです。
| 発祥・文化 | 見た目 | 食感 | 味の方向性 | 中身・具材 | 向くシーン | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 韓国ベーグル | 韓国カフェ文化 | カラフル・映える | ふんわり〜もちもち | 甘め・スイーツ寄り | クリームチーズ・餡・カスタード | おやつ・カフェ・手土産 |
| NYベーグル | ニューヨーク・ユダヤ文化 | シンプル・茶色・つや | もちもち・歯ごたえ強め | シンプル・食事寄り | クリームチーズ・サーモン・野菜 | 朝食・ランチ・食事代わり |
覚え方・区別のコツ
「韓国ベーグル」と「NYベーグル」を一発で区別するには、「色を見る」が最も簡単です。
カラフルな色がついていれば韓国ベーグル、茶色くつやつやしたシンプルな見た目ならNYベーグルとほぼ判断できます。色だけでなく「断面に何かが入っているかどうか」もポイントで、クリームや餡がはみ出ているような仕上がりは韓国ベーグル、中に何も入っておらず具材は自分ではさむスタイルがNYベーグルの定番です。
食べるシーンでも区別できます。「カフェで写真を撮りながら甘いものを楽しみたい」なら韓国ベーグル、「しっかり食べて午前中を乗り切りたい」ならNYベーグルが向いています。
まとめると「カラフル・甘い・映える=韓国ベーグル」「シンプル・もちもち・食事=NYベーグル」と覚えておくと、パン屋やカフェのメニューを見たときに迷わず選べるようになります。
よくある質問
Q1:韓国ベーグルの色は何を使って出しているのですか?
多くの場合、天然色素が使われています。紫はむらさきいもパウダー、緑は抹茶やほうれん草パウダー、黒はイカ墨や竹炭、ピンクはビーツパウダーなどが代表的です。合成着色料を使う場合もありますが、天然素材由来のものを売りにしているお店も多くあります。
Q2:NYベーグルはなぜニューヨークのものが特別とされるのですか?
ニューヨークの水道水の水質と伝統的な製法が理由といわれています。ニューヨークの水はミネラル含有量が少なく、グルテンの形成に適しているため独特のもちもち感が生まれるとされています。また麦芽シロップを使った熱湯でゆでる伝統製法も、本場の食感を支える要素です。
Q3:韓国ベーグルは日本でどこで買えますか?
韓国系ベーカリー・韓国カフェ・一部の百貨店やフードホールで取り扱いが増えています。通販でも冷凍タイプが購入できるお店があります。近年の韓国スイーツブームにより取り扱い店舗が増加傾向にあるため、お近くの韓国系カフェやSNSで検索してみるのがおすすめです。
Q4:韓国ベーグルとNYベーグルはカロリーが違いますか?
一般的に韓国ベーグルの方がカロリーが高くなりやすい傾向があります。クリームチーズや餡などのフィリングが中に入っている分、カロリーが上乗せされます。NYベーグルは生地自体はシンプルですが、クリームチーズをたっぷりはさむ場合は合計カロリーが高くなることもあります。
Q5:NYベーグルの正しい食べ方はありますか?
本場ニューヨークでは半分に切ってクリームチーズをたっぷり塗るのが最もオーソドックスな食べ方です。スモークサーモン・玉ねぎスライス・ケーパーを加えた「ロックスベーグル」も定番です。トーストして食べると外側がカリッとして食感の変化を楽しめます。
Q6:韓国ベーグルは自宅で作れますか?
作れます。生地にビーツパウダーや抹茶パウダーなどを混ぜて色をつけ、クリームチーズや小豆餡を包む手順で再現できます。ゆでてから焼くベーグルの基本製法は同じなので、色粉と好みのフィリングを用意すれば家庭でも挑戦しやすいパンのひとつです。
Q7:NYベーグルはトーストして食べた方がおいしいですか?
好みによります。焼きたてのNYベーグルはそのまま食べるのがおすすめですが、時間が経ってかたくなったものはトーストすると外側がカリッとして食感が復活します。本場ニューヨークでもトーストするかどうかはお好みで選ぶのが一般的で、どちらが正解という決まりはありません。
Q8:韓国ベーグルとNYベーグルを手土産にするならどちらがおすすめですか?
受け取る相手の好みによります。甘いものが好きな方・見た目重視の方には韓国ベーグルが喜ばれやすく、パン好き・食事派の方にはNYベーグルが向いています。日持ちの面ではどちらも当日〜翌日が食べごろなので、渡すタイミングを考えて選ぶとよいでしょう。
「韓国ベーグル」の人気商品をレビュー件数順に楽天で探す!まとめ
今回は「韓国ベーグル」「NYベーグル」の違いを解説しました。
・「韓国ベーグル」はカラフルな見た目と甘いフィリングが特徴のスイーツ系・SNS映えベーグル ・「NYベーグル」はシンプルな素材と伝統製法が生む、もちもち食感と歯ごたえの食事系ベーグル
個人的には、「初めてベーグルを食べる人には韓国ベーグルから」「ベーグルを本格的に好きになりたい人にはNYベーグルから」試してほしいと感じます。韓国ベーグルはとっつきやすい甘さと見た目でベーグルへの入口になりやすく、NYベーグルはシンプルだからこそ素材と製法の奥深さを実感できます。
私もどちらも大好きですが、気分によって使い分けていて、週末のゆっくりした朝はNYスタイル、友達とカフェに行くときは韓国ベーグルと自然と使い分けるようになりました。ぜひ両方食べ比べて、自分のお気に入りを見つけてみてください!
