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マジで?「価格」「料金」「単価」の違い!ビジネスでの正しい使い分けを解説

「価格」「料金」「単価」の違い 仕事・学校

「見積書を作っていたら、価格と料金と単価、どれを使えばいいの?」

こんなふうに迷ったことはありませんか?ぼんやりと意味はわかっているようで、いざ書こうとすると「あれ、どれが正しいんだっけ」と手が止まってしまう言葉ですよね。実は日常会話では混同しても大きな問題になりにくいですが、ビジネス文書で間違えると「この人、言葉の使い方がわかっていないな」と思われてしまうこともあります。

私もパート先の事務作業で請求書を確認していたとき、「料金」と「価格」が書類によってバラバラに使われているのに気づいて、「どっちが正しいんだろう?」と気になった経験があります。

この記事では以下がわかります:

・ 「価格」「料金」「単価」それぞれの正しい意味と定義

・ ビジネスでの正しい使い分けと例文

・ 間違えやすいポイントと覚え方

「価格」「料金」「単価」の違いを簡単にまとめると

「価格」「料金」「単価」の違いを簡単にまとめると

まずは結論から!3つの違いをざっくり整理します。

「価格」はモノ(商品・製品)に設定された値段の総称で、最も幅広く使える言葉

「料金」はサービスや施設の利用に対して支払うお金を指す言葉

「単価」は1個・1時間・1kgなど、1単位あたりの価格を指す言葉

3つとも「値段」に関係していますが、何に対して使うかが異なります。それぞれの詳しい意味や使い方は、以下で順番に解説します。

「価格」とは

「価格」とは、商品やサービスに設定された値段全般を指す言葉で、3つの中で最も広い意味を持つ総称です。

語源をたどると、「価」は「あたい・ねだん」、「格」は「基準・等級」を意味します。つまり価格とは「基準となる値段」というニュアンスを持ちます。経済学では「需要と供給によって決まる市場での交換比率」として定義されることもあり、ビジネス・学術・日常会話と幅広い場面で使われる言葉です。

価格という言葉の特徴は、モノにもサービスにも使える汎用性の高さです。「販売価格」「定価」「市場価格」「価格設定」「価格競争」など、さまざまな複合語でも頻繁に登場します。見積書・提案書・商品カタログなど、ビジネス文書で「値段」を表す際に最も無難に使える言葉でもあります。

「価格」が使われる主なシーンはこちらです:

・ 商品カタログや販売ページで商品の値段を示すとき

・ 「価格設定」「価格改定」など、値段を決める・変更する文脈で

・ 市場全体の値段の動きを語るとき(「価格が上昇している」など)

・ 見積書・提案書で金額を提示するとき

・ 競合との価格比較をするビジネス分析の文脈で

夫が会社で新製品の販売価格を決める会議に出たとき、「価格設定が難しくて…」と話していました。製造コストを踏まえて市場での競争力も考えながら値段を決める作業は、「価格」という言葉が持つ「基準を設定する」というニュアンスにぴったりだなと感じました。商品1つひとつの値段から市場全体の傾向まで、幅広く使えるのが「価格」の強みです。

「料金」とは

「料金」とは、主にサービスや施設・設備の利用に対して支払うお金を指す言葉です。モノではなく、行為・時間・空間の利用に対して発生するお金というのが「料金」の本質です。

「料」は「はかる・取り扱う」、「金」はそのままお金を意味します。電気料金・水道料金・通話料金・入場料金・駐車料金など、「〇〇料金」という形で日常的によく目にする言葉ですね。これらはすべて「何かを利用したことに対して支払うお金」という共通点があります。

「料金」が「価格」と大きく異なる点は、有形のモノではなくサービス・利用に対して使う言葉であることです。「りんごの料金」とは言わず「りんごの価格」と言うのに対し、「タクシーの料金」とは言っても「タクシーの価格」とはあまり言いません。この違いを意識するだけで、使い分けがぐっとクリアになります。

「料金」が使われる主なシーンはこちらです:

・ 電気・水道・ガス・通信などのインフラ利用費を表すとき

・ タクシー・バス・電車など交通機関の運賃を表すとき

・ 駐車場・ホテル・施設などの利用費を表すとき

・ コンサルティング・修理・清掃など、サービス業の請求書で

・ 月額・年額など、継続的なサービス利用費を示すとき

私がスマホの契約を見直したとき、「月額料金」「通話料金」「データ通信料金」とずらりと並んだ明細を見て「全部サービスの利用費だから『料金』なんだな」と気づきました。一方でスマホ本体を買うときは「価格」と書いてあり、確かにモノとサービスで言葉が使い分けられていたんですね。

「単価」とは

「単価」とは、1個・1時間・1kg・1件など、1単位あたりの価格を指す言葉です。数量や時間などの基準となる「1単位」に対して設定された値段というのが「単価」の定義です。

「単」は「ひとつ・単独」を意味し、「単価」はまさに「1つあたりの価格」です。例えば「りんごを10個買って合計1,000円なら、単価は100円」という使い方をします。製造業・小売業・サービス業問わず、コスト管理・見積もり・請求書作成でよく登場する、ビジネス現場で非常に重要な言葉です。

「単価」の大きな特徴は、数量との掛け算で合計金額を算出するための基準値であるという点です。「単価×数量=合計金額」という計算式はビジネスの基本中の基本で、「単価を下げる」「単価を上げる」という表現は、収益改善やコスト削減の文脈でも頻繁に登場します。

「単価」が使われる主なシーンはこちらです:

・ 見積書・請求書で「1個あたりの値段」を明示するとき

・ 製造コストを計算するとき(「部品の単価が上がった」など)

・ 営業・マーケティングで「顧客1人あたりの売上」を語るとき

・ 時給・日当など「1時間・1日あたりの報酬」を表すとき

・ 仕入れ交渉で「まとめ買いによる単価引き下げ」を提案するとき

パート先の同僚が発注業務を担当していたとき、「まとめて100個頼むと単価が230円から180円に下がるんだよ」と教えてくれたことがあります。1個あたりの値段が下がることで、100個まとめると5,000円もコストが変わる計算で、「単価を意識するってこういうことか」と実感しました。単価は数量と常にセットで考えるのがポイントです。

3つの違いを比較

ここで「価格」「料金」「単価」の違いを、いくつかのポイントでまとめて整理します。

最もわかりやすい違いは「何に対して使う言葉か」です。

「価格」はモノ(商品・製品)に設定された値段の総称で、最も汎用性が高く、迷ったときに使いやすい言葉です。「料金」はサービス・施設・インフラの利用に対して発生するお金で、モノの値段には使いません。「単価」は1単位あたりの価格で、数量との掛け算で合計金額を出すための基準値として使われます。

「価格」「料金」「単価」の関係性を整理するとこうなります。

例えばデザイン会社にロゴ制作を依頼する場合、「制作料金(サービスの利用に対する対価)」の中に「1時間あたりの単価(1単位あたりの値段)」が含まれており、最終的な「価格(総称)」が決まる、という構造になります。3つは別々の言葉ですが、1つのビジネス取引の中に同時に登場することも多いです。

また、「値段」「定価」「金額」など似た言葉との違いも整理しておくと便利です。「値段」は日常会話での口語的な表現、「定価」はメーカーが設定した正規の販売価格、「金額」は数値そのものを指す最も中立的な言葉です。「価格」はこれらの中でも特にビジネス・公式文書に向いている表現です。

ビジネスでの使い方と例文

ビジネス文書では3つの言葉が特定の場面で使い分けられます。「迷ったら価格、サービスなら料金、1単位の値段なら単価」と覚えておくと実務で役立ちます。

【価格の例文】

・ 「今回ご提案する商品の販売価格は、1セット38,000円(税抜)でございます」

・ 「価格改定のお知らせ:原材料費の高騰に伴い、2026年4月より価格を改定いたします」

・ 「競合他社と比較しても、弊社の価格競争力は十分にあると考えております」

【料金の例文】

・ 「月額利用料金は、ベーシックプランが980円、プレミアムプランが1,980円です」

・ 「出張修理の場合、出張料金として別途3,000円を申し受けます」

・ 「サーバーのレンタル料金は、スペックに応じて月額5,000円〜となっております」

【単価の例文】

・ 「単価500円×200個=合計100,000円にてお見積りいたします」

・ 「まとめてご発注いただく場合、単価を10%引き下げることが可能です」

・ 「1時間あたりの単価は8,000円で、作業時間に応じてご請求いたします」

シーン別の使い分けガイド

見積書・請求書を作る場面では、商品の値段には「価格」または「単価」を使い、サービスの利用費には「料金」を使うのが基本です。明細行では「単価×数量=金額」という形式が一般的で、ヘッダーや総称として「価格」を使い、サービス費用の行は「料金」と書くと正確です。

提案書・プレゼンの場面では、「価格設定」「価格競争力」「価格改定」など「価格」を使った複合語が自然にフィットします。「料金体系」はサービス業のプランを説明するときに、「単価を下げる/上げる」は収益改善や仕入れ交渉の文脈で登場します。

社内会議・コスト管理の場面では、「単価」が特によく使われます。「部品単価が上がった」「1件あたりの単価をいくらに設定するか」「顧客単価を上げる施策」など、数量や件数との掛け算で考えるときは「単価」が適切です。

間違えやすいポイント

よくある間違いは、サービスの値段に「価格」を使ってしまうことです。

例えば「クリーニングの価格は1,000円です」という言い方は厳密には不自然で、「クリーニングの料金は1,000円です」が正しい表現です。サービス・施設・インフラの利用費には「料金」を使うのが原則です。ただし、会話やカジュアルな文書では「価格」を使っても伝わることがほとんどなので、特にビジネス文書で意識すると良いでしょう。

「単価」を「価格」の代わりとして使い間違えるケースも見られます。「この商品の単価は5,000円です」は1個あたりの値段を指すため正確ですが、「この商品の単価は商品Aより高いです」のように数量の概念なしに使うと不自然になります。単価は必ず「1単位あたり」という文脈で使うのが鉄則です。

また、「料金」と「賃金」「報酬」を混同するケースにも注意が必要です。「料金」はサービス利用に対する対価、「賃金」は労働に対する対価、「報酬」は業務や貢献に対する対価です。フリーランスへの支払いを「料金」と書くと少し違和感が出ることがあるため、「報酬」や「費用」の方が適切なケースがあります。

よくある質問

Q1:「価格」と「値段」はどう違う?

「値段」は口語的・日常的な表現で、「価格」はよりフォーマルなビジネス・公式文書向けの表現です。 意味はほぼ同じですが、見積書や提案書などの公式文書では「価格」を使うのが一般的です。会話では「値段はいくら?」、文書では「価格をご確認ください」という使い分けが自然です。

Q2:「料金」と「費用」はどう違う?

「料金」はサービス・施設の利用に対するお金、「費用」は何かを行うためにかかるお金全般を指します。 「料金」はサービス提供者が設定した対価というニュアンスが強く、「費用」はより広い意味でコスト全般を指します。例えば「交通費用」より「交通料金」の方が自然ですが、「プロジェクト費用」は「プロジェクト料金」より一般的です。

Q3:「単価」はどう計算する?

単価は「合計金額÷数量」で計算します。 例えば10個で3,000円の商品なら単価は300円です。ビジネスでは「単価×数量=合計金額」という式を使い、見積書や請求書の明細行に記載するのが一般的です。単価を把握することで、数量が変わっても合計金額をすぐに算出できます。

Q4:サービス業の見積書では「価格」「料金」どちらを使う?

サービス業では「料金」を使うのが適切です。 清掃・コンサルティング・デザイン・修理など、サービスの提供に対して支払うお金は「料金」が正確な表現です。ただし、パッケージ化されたサービスを「商品」として販売している場合は「価格」を使うこともあります。文脈に応じて使い分けると良いでしょう。

Q5:「顧客単価」とはどういう意味?

「顧客単価」とは、顧客1人あたりの平均購入金額を指します。 「売上合計÷顧客数」で計算でき、マーケティングや経営分析でよく使われる指標です。「顧客単価を上げる」ことが収益改善の重要な戦略のひとつとされており、追加購入の促進やプレミアムプランへの誘導などが代表的な施策です。

Q6:「定価」と「価格」はどう違う?

「定価」はメーカーや販売者が正式に設定した基準価格、「価格」はより広い概念で実際の売値も含みます。 定価は変更されにくい基準値で、実際の販売価格(売価)が定価より安くなることも多いです。セールや割引の場面では「定価3,000円のところ2,000円」のように両方登場し、定価が基準・比較対象として機能します。

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まとめ

「価格」「料金」「単価」の違いを整理すると、以下のようになります。

「価格」はモノ・サービス問わず値段全般に使える汎用性の高い総称。ビジネス文書で迷ったときに最も使いやすい言葉

「料金」はサービス・施設・インフラの利用に対して支払うお金。モノの値段には使わないのがポイント

「単価」は1個・1時間など1単位あたりの価格。数量との掛け算で合計金額を出すための基準値

ビジネス文書では「価格・料金・単価」の使い分けが正確さと信頼感につながります。「迷ったら価格、サービスなら料金、1単位の値段なら単価」という基準を頭に入れておくだけで、見積書や提案書をぐっと正確に書けるようになりますよ!