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マジで?「スケルトン」「リュージュ」の違い!冬季五輪のそり競技を徹底解説

健康・スポーツ

冬季オリンピックでそり競技を見ていると、「スケルトンとリュージュって何が違うの?」と混乱したことはありませんか?

私も以前、テレビで冬季五輪を観戦していたとき、どちらも猛スピードで滑り降りる映像を見て、「これってどっち?」と家族に聞かれて全く答えられず恥ずかしい思いをしました。両方とも氷のコースを滑り降りる迫力満点の競技ですが、実は姿勢も道具も全く異なるんです。

この記事では以下がわかります。

・ スケルトン・リュージュの明確な定義

・ それぞれの競技の特徴と見分け方

・ 実際の使用例と体験談

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「スケルトン」とは

スケルトンとは、頭を前にしてうつ伏せの姿勢で、鉄製のそりに乗って氷のコースを滑り降り、タイムを競う冬季オリンピックの競技です。 英語で「骨格」を意味する「skeleton」が競技名の由来で、初期のそりが骨組みだけの簡素な構造だったことから名付けられました。

スケルトンの最大の特徴は、うつ伏せで頭から突っ込むように滑ることです。 選手は氷上を約50メートル走って助走し、そりに飛び乗ってから一気に滑り降ります。最高時速は約140キロメートルに達し、顔が氷面から数センチメートルしか離れていないため、地面が猛スピードで迫ってくる恐怖と戦う過酷な競技です。

そりは鉄製で重さが約33~43キログラムあり、選手とそりを合わせた総重量には制限があります。男子は115キログラム以下、女子は92キログラム以下と決められており、体重が軽い選手はそりに重りを付けて調整します。

スケルトンが使用されるシーンには以下のようなものがあります。

・ 冬季オリンピックのスケルトン競技

・ ワールドカップや世界選手権

・ 国際ボブスレー・スケルトン連盟(IBSF)主催の大会

・ ヨーロッパやカナダのスケルトン専用コース

・ スポーツニュースでの迫力映像特集

私の夫がスポーツ映像の編集をしている関係で、冬季五輪のスケルトン撮影の裏話を聞いたことがあります。選手の顔の真横数センチメートルのところに氷面があり、時速140キロメートルで滑るため、カメラマンも命がけで撮影するそうです。コース脇に設置された複数のカメラで追いかけるのですが、あまりの速さに1台のカメラでは数秒しか映せないとか。選手の視点カメラを頭に付けた映像を見せてもらったことがあるのですが、迫りくる氷面の迫力に思わず目を背けてしまいました。

スケルトンは2002年のソルトレークシティオリンピックで正式種目に復活しました。実は1928年と1948年にもオリンピック種目だったのですが、その後しばらく実施されず、54年ぶりの復活となったのです。

競技は1本約1分で、通常は2日間で合計4本滑走し、その合計タイムで順位が決まります。わずか0.01秒の差が順位を大きく左右するため、完璧なスタートダッシュとコーナリング技術が求められます。

「リュージュ」とは

リュージュとは、仰向けの姿勢で足を前にして、専用のそりに乗って氷のコースを滑り降り、タイムを競う冬季オリンピックの競技です。 フランス語で「そり」を意味する「luge」が競技名の由来です。

リュージュの最大の特徴は、仰向けで足から滑ることです。 選手は座った状態でスタートし、氷を手で押してスピードを付け、そりに寝そべってから滑り降ります。最高時速は約150キロメートルに達し、スケルトンよりもさらに速いスピードが出ます。

そりは木製またはプラスチック製で、重さは約21~25キログラムと比較的軽量です。座面がなく、ランナー(刃)の上に薄い板が乗っているだけの構造で、選手は足でランナーを操作してコーナーを曲がります。

リュージュには1人乗り(シングル)と2人乗り(ダブルス)、そして団体リレーがあります。 2人乗りは前後に重なって乗る独特のスタイルで、息の合ったチームワークが必要です。

リュージュが使用されるシーンには以下のようなものがあります。

・ 冬季オリンピックのリュージュ競技

・ ワールドカップや世界選手権

・ 国際リュージュ連盟(FIL)主催の大会

・ ヨーロッパのリュージュ専用コース

・ リュージュ団体リレー(男女混合)

・ ジュニア選手の育成プログラム

私が以前、テレビのドキュメンタリーで見たのですが、リュージュ選手は首の筋肉が異常に発達しているそうです。仰向けで滑るため、頭を持ち上げてコースを確認し続けなければならず、1分間ずっと首に負担がかかります。あるトップ選手は、首のトレーニングに毎日30分以上かけ、20キログラムの重りを頭に乗せて筋トレをしているという話を聞いて驚きました。シーズン中は首回りが5センチメートル以上太くなる選手もいるそうです。

リュージュは1964年のインスブルックオリンピックから正式種目になっており、スケルトンよりも長いオリンピックの歴史があります。ヨーロッパ、特にドイツやオーストリアで非常に人気が高く、多くのメダリストを輩出しています。

競技は1本約1分で、通常は2日間で合計4本滑走し、その合計タイムで順位が決まります。スタートの技術とコーナーでの足の操作が勝敗を分ける重要な要素です。

2つの違いを比較

スケルトンとリュージュの最も大きな違いは、滑るときの姿勢です。

スケルトンはうつ伏せで頭を前にして滑り、リュージュは仰向けで足を前にして滑ります。 この姿勢の違いが、見た目の印象を大きく変えています。スケルトンは顔が氷面に近く、目の前に迫る氷のコースを直接見ながら滑ります。一方リュージュは空を見上げる形になり、コースは首を持ち上げて前方を確認する必要があります。

スタート方法も全く異なります。 スケルトンは立った状態から約50メートル走ってそりに飛び乗ります。陸上選手のような走力が必要で、スタートダッシュの速さが記録に直結します。対してリュージュは座った状態でスタートし、両手で氷を押してスピードを付けてから寝そべります。スタートエリアは約5メートルと短く、瞬発力と手の押し出す力が重要です。

私の友人がウィンタースポーツのインストラクターをしていて、**「スケルトンは100メートル走、リュージュは砲丸投げに近い」**と言っていました。スケルトン選手は長距離を全力で走る持久力が必要なのに対し、リュージュ選手は一瞬で強い力を発揮する瞬発力が求められるそうです。実際、スケルトンの日本代表選手の中には陸上競技出身者も多く、100メートルを11秒台で走る選手もいるとか。

そりの構造と重さも大きく違います。 スケルトンのそりは鉄製で重さ33~43キログラム、リュージュのそりは木製またはプラスチック製で21~25キログラムです。スケルトンのそりはより頑丈で、選手が上に乗る構造です。リュージュのそりは軽量で、選手はそりの上というより、ランナー(刃)の間に体を沈めるイメージです。

操舵方法にも違いがあります。 スケルトンは体重移動と肩でそりを操作します。選手は肩をそりに押し付けたり、足で圧力をかけたりしてコーナーを曲がります。リュージュは足でランナーを動かして操舵します。つま先で微妙にランナーに圧力をかけることで、そりの進行方向をコントロールするのです。

最高速度も異なります。 スケルトンの最高時速は約140キロメートルですが、リュージュは約150キロメートルに達します。リュージュの方が約10キロメートル速く、これはそりの形状と空気抵抗の違いによるものです。仰向けの姿勢の方が空気抵抗が少なく、より高速が出やすいのです。

競技種目の数も違います。 スケルトンは男子1人乗りと女子1人乗りの2種目のみです。一方リュージュには男子1人乗り、女子1人乗り、2人乗り(ダブルス)、団体リレーの4種目があり、バリエーションが豊富です。

コースの使用順序は大会によって異なりますが、通常は同じボブスレー・リュージュ・スケルトン兼用のコースを使います。3つの競技で微妙に氷の削れ方が異なるため、滑走順によって有利不利が生じることもあります。

使用する防具にも違いがあります。両競技ともヘルメット、スパイク付きシューズ、タイトなレーシングスーツを着用しますが、スケルトンは顎の下にチンガードを付けることが義務付けられています。顔が氷面に近いため、氷の破片から顔を守る必要があるのです。

覚え方・区別のコツ

スケルトンとリュージュを見分けるコツは、「選手がどちらを向いているか」を見ることです。

テレビで見たとき、選手の顔が見えたらスケルトン、背中や足が見えたらリュージュと判断できます。 スケルトンはうつ伏せなので選手の顔や背中が上に向いています。リュージュは仰向けなので選手の顔や胸が上を向いています。この見分け方なら一瞬で区別がつきます。

もう1つの覚え方として、「スケルトン=頭から」「リュージュ=足から」と覚えるのも効果的です。スケルトンは「頭から突っ込む勇気ある競技」、リュージュは「足でコントロールする技術の競技」とイメージすると分かりやすいでしょう。

スタート方法で覚えるのも一つの手です。 スケルトンは立って走ってスタート、リュージュは座って手で押してスタートです。スタートシーンを見れば、どちらの競技かすぐに判別できます。

私がスポーツバーで冬季オリンピックを見ていたとき、隣の席の人が「スケルトンって骨みたいに薄いそりだからスケルトンなんだよ」と説明していて、なるほどと思いました。競技名の由来から覚えるのも良い方法です。 スケルトン(skeleton)は「骨格」、リュージュ(luge)は「そり」という意味なので、「骨みたいなそり=スケルトン」「普通のそり=リュージュ」と連想できます。

また、速度で覚える方法もあります。 リュージュの方が約10キロメートル速く、最高時速150キロメートルに達します。「リュージュ=より速い」と覚えておくと良いでしょう。

選手の体型に注目するのも面白い覚え方です。スケルトン選手は走る必要があるため比較的細身で筋肉質、リュージュ選手は首が太く発達している傾向があります。もちろん個人差はありますが、トップ選手を見比べると違いが分かります。

間違えやすいポイント

スケルトンとリュージュで最も間違えやすいのが、「どちらも氷のコースを滑る」という共通点があるため混同してしまうことです。

確かに両方とも同じボブスレー・リュージュ・スケルトン兼用のコースを使いますが、姿勢と道具が全く異なります。 テレビで見ると、どちらも猛スピードで滑り降りるシーンが印象的なので、「そり競技」とひとくくりにしてしまいがちです。でも実際には、スタート方法、滑る姿勢、操舵方法など、すべてが異なる別の競技なのです。

もう1つよくある間違いが、「スケルトンの方が速い」と思い込むケースです。 スケルトンは頭から突っ込む迫力ある映像が印象的なので、こちらの方が速そうに見えますが、実際にはリュージュの方が最高時速で約10キロメートル速いのです。仰向けの姿勢の方が空気抵抗が少なく、高速が出やすい構造になっています。

私の友人が冬季オリンピックを見ながら、「スケルトンって2人乗りもあるの?」と聞いてきました。これもよくある誤解で、2人乗りがあるのはリュージュです。 スケルトンは1人乗りのみで、男子と女子の2種目しかありません。リュージュには1人乗り、2人乗り、団体リレーと複数の種目があります。

「ボブスレーとの違いが分からない」という声もよく聞きます。 ボブスレーは4人または2人で乗る大型のそりで、ハンドル操作で曲がります。密閉型のコックピットがあり、見た目が大きく異なります。スケルトンとリュージュは1~2人乗りの小型そりで、体重移動や足で操作するという違いがあります。

また、「どちらが危険か」という質問をよく受けますが、どちらも非常に危険な競技です。 スケルトンは顔が氷面に近く、衝突時のダメージが大きい可能性があります。リュージュは最高速度が速く、コントロールを失うと重大事故につながります。2010年のバンクーバーオリンピックでは、リュージュの練習中に選手が亡くなるという痛ましい事故もありました。どちらも命がけの競技であることに変わりはありません。

そりの重さについても誤解があります。 「軽い方が速い」と思われがちですが、実際には重い方が重力で加速しやすいため、重量制限ギリギリまで重くするのが一般的です。体重が軽い選手はそりに重りを付けて規定重量に近づけます。スケルトンは男子115キログラム、女子92キログラム、リュージュは男子1人乗り90キログラム、女子1人乗り75キログラムが上限です。

装備の違いも混同しやすいポイントです。どちらもヘルメット、レーシングスーツ、スパイク付きシューズを着用しますが、スケルトンは顎の下にチンガードを付けます。また、スケルトンは手に特殊なグローブを着用し、リュージュは手に滑り止めのついたグローブを使います。細かな装備の違いも、それぞれの競技特性に合わせて設計されているのです。

よくある質問

Q1:スケルトンとリュージュはどちらが先にオリンピック種目になったの?

リュージュの方が先で、1964年のインスブルックオリンピックから正式種目になりました。 スケルトンは1928年と1948年に実施された後、長らく中断され、2002年のソルトレークシティオリンピックで正式種目に復活しました。リュージュの方がオリンピックでの歴史が長い競技です。

Q2:日本人選手はどちらの競技で活躍しているの?

日本はスケルトンで比較的健闘しています。 2014年のソチオリンピックでは越和宏選手が入賞、2018年の平昌オリンピックでは宮嶋克幸選手が入賞しました。リュージュでは入賞経験のある選手もいますが、ヨーロッパ勢が圧倒的に強く、メダル獲得は難しい状況です。

Q3:そりのコースはどうやって作るの?

コースは氷で作られ、専門の製氷技術者が数週間かけて作り上げます。 まずコンクリートで作られたトラックに水を撒き、少しずつ凍らせていきます。厚さは約5~10センチメートルで、表面を滑らかに整える作業を何度も繰り返します。気温管理が重要で、氷が溶けすぎても凍りすぎても競技に影響が出ます。

Q4:画面で見分けるポイントは?

選手の顔が見えたらスケルトン、背中や足が見えたらリュージュです。 スケルトンはうつ伏せで滑るため、カメラに顔が映ります。リュージュは仰向けで滑るため、足や体の正面が映ります。また、スタートシーンを見れば一目瞭然で、走ってスタートするのがスケルトン、座って手で押すのがリュージュです。

Q5:そりに乗ったことがない人でも始められるの?

初心者向けのプログラムがある施設なら始められますが、非常に危険なので専門の指導が必須です。 日本では長野県の長野市ボブスレー・リュージュパークなどで体験プログラムが実施されることがあります。ただし、本格的に競技として取り組むには、かなりの覚悟と訓練が必要です。多くの選手は10代前半から始めています。

Q6:なぜヨーロッパの選手が強いの?

ヨーロッパには専用コースや育成システムが充実しているためです。 ドイツ、オーストリア、スイス、イタリアなどには複数のボブスレー・リュージュ・スケルトン兼用コースがあり、幼少期から競技に親しむ環境が整っています。また、伝統的にそり競技が人気スポーツとして根付いており、強化予算も潤沢です。日本は施設が限られており、強化が課題となっています。

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まとめ

スケルトンはうつ伏せで頭を前にして滑り、立って走ってスタートする競技です。鉄製の重いそりを使い、体重移動と肩で操舵します。最高時速は約140キロメートルで、顔が氷面に近い迫力満点の競技です。

リュージュは仰向けで足を前にして滑り、座って手で押してスタートする競技です。木製またはプラスチック製の軽量そりを使い、足でランナーを操作して曲がります。最高時速は約150キロメートルで、1人乗り、2人乗り、団体リレーの種目があります。

両方とも氷のコースを猛スピードで滑り降りる命がけの競技ですが、姿勢・スタート方法・そりの構造・操舵方法・最高速度など、すべてが異なります。 次の冬季オリンピックでは、「顔が見えたらスケルトン、足が見えたらリュージュ」と覚えて観戦すると、さらに楽しめるはずです。選手たちの勇気と技術に、ぜひ注目してみてください!